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国際特許分類[C07C51/36]の内容

国際特許分類[C07C51/36]に分類される特許

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【課題】トランス体を優先的に得ることができるジシクロヘキサン誘導体を与える製造方法を提供すること。
【解決手段】一般式(I)で表される化合物の水素化反応を、パラジウム触媒存在下、水素圧力2MPa以下で行うことにより、一般式(II)で表されるシクロヘキサン誘導体をトランス体優先的に得ることを特徴とするジシクロヘキサン誘導体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】固体不斉触媒を使用するα,β−不飽和カルボン酸から光学活性カルボン酸を製造する方法であって、不斉水素化反応を水中で行なっても非極性有機溶媒(水に不溶性である有機溶媒)中と同程度の不斉収率が得られる製造方法、及びそのような製造方法において使用する特殊な触媒を提供すること。
【解決手段】水に不溶性である有機溶媒を担持パラジウム触媒に含浸させれば、有機溶媒中で行うのと同等の不斉水素化反応を水中で行いうる。具体的には、α,β−不飽和カルボン酸を基質として、光学活性アルカロイドを添加した担持パラジウム触媒を用いて不斉水素化することによる光学活性カルボン酸の製造方法において、α,β−不飽和カルボン酸は水溶性アミンを用いて中和し、光学活性アルカロイドを添加した担持パラジウム触媒には水に不溶性である有機溶媒を含浸させ、水中でα,β−不飽和カルボン酸を光学活性カルボン酸へと不斉水素化する。 (もっと読む)


金属粉末触媒および固体材料(ここで反応助剤として示す)から得られる触媒混合物であって、前記固体材料が良好なろ過特性を有し、反応と干渉せず、反応に戻された触媒の再利用と干渉せず、使用された後、触媒からの金属の精製および回収と干渉せず、且つ、この触媒混合物の製造、化学反応、または反応媒体からのこの触媒混合物の分離の間、触媒から分離されない触媒混合物において、反応助剤の触媒に対する比が質量に対して0.05〜20に及ぶ、触媒混合物。好ましい金属粉末触媒はアセチレンブラックに担持された貴金属である。好ましい反応助剤はシブユニットの粉末、または活性炭である。該触媒混合物を、化合物の触媒性変換、例えばオレフィンの水素化、またはニトロ化合物の水素化に使用できる。 (もっと読む)


【課題】一般式:CH3-(CH2)p-CH=CH-(CH2)q-COOR(ここで、RはHまたは1〜4Cアルキル基、pとqは2〜11の指数)の1分子当り少なくとも10個の隣接炭素原子を有する天然の長鎖の不飽和脂肪酸またはエステルから出発して、一般式:ROOC-(CH2)n-(CH=CH)a-(CH2)mCOOR1(ここで、nとmはそれぞれ整数で、両者の合計は6〜15、aは0または1、RとR1はHまたは1〜4Cアルキル基)のジアシッドまたはジエステルを合成する方法。
【解決手段】第1段階で発酵によって上記の天然の脂肪酸またはエステルを少なくとも一つのモノ不飽和ジカルボン酸またはジカルボキシレートへ酸化し、第2段階で、第1段階の生成物を式:R2OOC-(CH2)x-CH=CH-R3(ここで、R2はHまたは1〜4Cアルキル基、xは0、1または2、R3はH、CH3またはCOOR2)の化合物でクロス−メタセシスして式:ROOC-(CH2)q-CH=CH(CH2)x-COOR2の不飽和化合物とする。 (もっと読む)


【課題】高純度の水素化芳香族ポリカルボン酸を、高収率で、かつ工業的に有利に製造する方法を提供する。
【解決手段】所定量の特定の貴金属触媒の存在下に、水素分圧がある値以上の条件で、芳香族ポリカルボン酸を回分式にて水素化することにより、あるいは、特定の貴金属触媒の充填層に芳香族ポリカルボン酸を所定の重量時空間速度(WHSV)で供給し、水素分圧がある値以上の条件で流通連続式にて水素化する。
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【課題】シクロヘキサンカルボン酸を容易で安全に製造する方法を提供する。
【解決手段】ベンゼンカルボン酸を、水素化触媒および塩基の存在下、0.7〜4MPaの圧力下で水素添加させることを特徴とするシクロヘキサンカルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、式CH−(CH−CHR−CH−CH=CH−(CH−COOR(式中、Rは、Hまたは1個から4個の炭素原子を含むアルキル基を表し、Rは、HまたはOHであり、ならびにnおよびpは、同一であり、または異なっており、および2から11の数である。)の分子当たり少なくとも10個の隣接炭素原子を含む長鎖天然一価不飽和脂肪酸またはエステルから出発して一般式ROOC−(CH−COOR(式中、nは、5から14の整数を表し、およびRは、Hまたは1個から4個の炭素原子のアルキル基である。)の二酸またはジエステルを合成する方法であって、第1の段階において、前記天然脂肪酸またはエステルを、熱分解またはエテノリシスにより、一般式CH=CH−(CH−COOR(式中、mは、処理される脂肪酸/エステルの性質および使用される変換に応じてpまたはp+1である。)のω−一価不飽和脂肪酸またはエステルに変換し、次いで、第2の段階において、こうして得られた生成物をメタセシス反応のホモメタセシスに供して式ROOC−(CH−CH=CH−(CH−COORの化合物を得、または式ROOC−(CH−CH=CH−R(式中、Rは、Hまたは1個から4個の炭素原子を含むアルキル基であり、rは、0または1または2であり、およびRは、H、CHまたはCOORである(COORの場合においては、環式または非環式分子を形成する。))の化合物との交差メタセシスに供して式ROOC−(CH−CH=CH−(CH−COORの不飽和化合物を得、次いで、第3の段階において、最後に不飽和化合物を二重結合の水素化により変換して飽和化合物を生じさせる方法を対象とする。 (もっと読む)


本発明は、ルテニウムの酸化状態が(+II)であり、かつキラルなフェロセニルジホスフィン配位子がルテニウムに対して二座のP−P配位を有する、キラルなフェロセニルジホスフィン配位子を有するルテニウム錯体に関する。該ルテニウム錯体は環状であり、かつフェロセニルジホスフィン配位子と共に少なくとも8員環を有する。フェロセニルジホスフィン配位子は、タニアフォス配位子、タニアフォス−OH配位子、およびワルフォス配位子からなる群から選択する。このRu錯体の製造方法を記載する。該Ru錯体は、有機化合物を製造するための均一系不斉触媒反応のための触媒として使用する。 (もっと読む)


ラセミ化合物、鏡像異性的に純粋なジアステレオ異性体又はジアステレオ異性体の混合物の形態の式I(式中、基Rは、同一又は異なり、それぞれがC〜Cアルキルであり、mは、0又は1〜4の整数であり、nは、0又は1〜3の整数であり、pは、0又は1〜5の整数であり、Rは、芳香族炭化水素基又はC結合芳香族ヘテロ炭化水素基であり、そして、Rは、脂肪族又はヘテロ脂肪族炭化水素基であり、R及びRは、同一又は異なり、それぞれが脂肪族又はC結合へテロ脂肪族炭化水素基であり、Rは、非置換又はC〜Cアルキル、C〜Cアルコキシもしくはハロゲン置換炭化水素基であり、Aは、第二級アミノ基である)の化合物は、均一系触媒として好適な金属錯体のための配位子である。
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【課題】 リノール酸などの多不飽和脂肪酸含量が少なく、飽和脂肪酸含量、トランス酸含量も少ない、高品質なモノ不飽和脂肪酸の製造方法の提供。
【解決手段】 銅化合物とモリブデン化合物の共存下に、多不飽和脂肪酸を含有する原料脂肪酸を水素化する、モノ不飽和脂肪酸の製造方法。 (もっと読む)


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