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国際特許分類[C07C57/07]の内容

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【課題】懸濁型冷却晶析装置の伝熱冷却面上でのスケーリングを効率的に抑制できる晶析方法を提供することである。
【解決手段】懸濁型冷却式晶析槽を用いた晶析操作によるメタクリル酸の精製方法において、晶析槽内に種晶として平均結晶アスペクト比が1〜8の結晶群が存在する状態で、種晶の結晶アスペクト比の標準偏差が0.1〜3.0であり、種晶添加後の晶析槽内の晶析原料中の結晶量が、0.1〜60質量%の範囲で晶析操作を行うことを特徴とするメタクリル酸の精製方法である。 (もっと読む)


【課題】高純度の(メタ)アクリル酸の製造装置を提供すること。
【解決手段】粗製(メタ)アクリル酸相の合成を行う合成部と、上記粗製(メタ)アクリル酸の蒸留処理部と、上記蒸留処理部で得られた(メタ)アクリル酸二量体若しくは(メタ)アクリル酸オリゴマー又はその両方の少なくとも一部の、前記二量体相からの分解により、(メタ)アクリル酸を含有する低沸点溶剤相等を得る処理を行う圧力容器と、上記低沸点溶剤相から結晶化によって(メタ)アクリル酸の少なくとも一部の分離を行う結晶化部と、を備える(メタ)アクリル酸の製造装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸の製造プロセスにおける廃水流れから、酢酸のような有機化合物をを除去する方法を提供する。
【解決手段】特に、(メタ)アクリル酸、酢酸、プロピレンおよびアクロレインを含む混合生成物ガス1が分別吸収2にかけられて、(メタ)アクリル酸、水および酢酸を含む水性生成物流れ9と、プロピレンおよびアクロレインを含む吸収塔排ガス8とを生じさせる。この水性生成物流れは蒸留されて、精製された(メタ)アクリル酸流れ11と、水および酢酸を含む廃水流れ13,14とを生じさせる。次いで、吸収塔排ガスは廃水流れと接触させられて、そして酢酸の少なくとも一部分が廃水流れから吸収塔排ガスに移動して、ストリップされた廃水流れ17と、富化された吸収塔排ガス18とを生じさせる。 (もっと読む)


【課題】 (メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸エステルなどの易重合性化合物を蒸留する際に一般に用いられている無堰多孔板塔は、分離精製される液が飛沫となって蒸気に含まれ、その結果 蒸留塔の留出液に分離精製されるべき成分が留出してきて、分離性能が低下するという問題があった。
【解決手段】 無堰多孔板塔の塔頂部より取り出した留出液の一部を還流液として該塔に戻す際に、該還流液の供給位置より下部であって塔頂部に近く、原料供給段より上部の多孔板1段の間隔の1/2以上に相当する箇所に、無堰多孔板の代わりに充填物を設置することを特徴とする無堰多孔板塔を用いて、易重合性化合物を蒸留することにより、飛沫同伴を抑制し、かつ、重合物が生成するのを抑制、防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】副生物であるテレフタル酸などの高沸物の析出を抑えるメタクリル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】イソブチレンおよびt−ブチルアルコールの少なくとも一方を分子状酸素と接触酸化させてメタクロレインおよびメタクリル酸を含む反応生成ガスを得る気相酸化反応工程(A)と、その反応生成ガスをメタクリル酸濃度が15質量%以上である水溶液と接触させ、反応生成ガス中のメタクリル酸と水とを凝縮させてメタクリル酸含有水溶液(1)を得るメタクリル酸凝縮工程(B)と、メタクリル酸凝縮工程(B)で残るガス中のメタクロレインをメタクリル酸および酢酸含有水溶液に吸収させるメタクロレイン吸収工程(C)と、その吸収したメタクロレインを液相中で分子状酸素と接触酸化させてメタクリル酸を含む反応液を得るメタクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な結晶表面洗浄性を有する、アスペクト比の低いメタクリル酸結晶を得ることができるメタクリル酸の精製方法を提供する。
【解決手段】懸濁型冷却式晶析槽を用いる晶析操作によるメタクリル酸の精製方法であって、晶析原料の温度を晶析原料の固液平衡温度未満に下げた後、析出した結晶を含むスラリーの温度を該固液平衡温度以上に上げ、保持し、再度該固液平衡温度未満に下げるメタクリル酸の精製方法。 (もっと読む)


【課題】高純度のメタクリル酸結晶を高い生産性で得ることができる晶析方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るメタクリル酸の精製方法は、マレイン酸濃度が2000質量ppm以下及びアクリル酸濃度が2000質量ppm以下である粗製メタクリル酸を原料として用い、スラリー温度を−10〜10℃としてメタクリル酸の晶析操作を行う。晶析装置として懸濁型ジャケット冷却式晶析槽を用いることが好ましい。また、結晶析出温度とジャケット内熱媒温度との差の絶対値が15℃以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸結晶を融解した還流液と(メタ)アクリル酸粗結晶とを向流接触させて(メタ)アクリル酸を精製する方法において、(メタ)アクリル酸粗結晶の精製効率を向上させることが可能な方法を提供する。
【解決手段】(メタ)アクリル酸結晶を融解した還流液と(メタ)アクリル酸粗結晶とを精製塔内で向流接触させて該(メタ)アクリル酸粗結晶を精製する(メタ)アクリル酸の精製方法において、精製塔内に導入する前記(メタ)アクリル酸粗結晶が(メタ)アクリル酸を98.5質量%以上含み、該(メタ)アクリル酸粗結晶の含液率が5〜22質量%である(メタ)アクリル酸の精製方法。 (もっと読む)


【課題】本明細書では、低アルデヒド濃度および0.2重量%未満の水分を含有する精製(メタ)アクリル酸生成物を提供する(メタ)アクリル酸を精製するための方法が提供される。
【解決手段】本方法の一つの実施態様は、アルデヒド処理化合物の存在下において(メタ)アクリル酸を蒸留するステップを含む。本方法の別の実施態様は、反応性乾燥剤の存在下において粗(メタ)アクリル酸を蒸留するステップを含む。この仕方で生成された(メタ)アクリル酸は、機能性(メタ)アクリル酸ポリマー、たとえば超吸収性ポリマー、バインダー、およびエチレン−(M)AAコポリマーなどにおいて使用するのに特に適している。 (もっと読む)


【課題】(メタ)アクリル酸の精製工程において実質的に重合防止措置をすることなく、(メタ)アクリル酸水溶液から(メタ)アクリル酸を精製する方法を提供する。
【解決手段】i) メタ)アクリル酸水溶液と有機溶剤を混合する工程、ii)有機溶剤と混合した(メタ)アクリル酸水溶液を有機層と水層に分離する工程、iii)工程ii)において分離した有機層を冷却し、(メタ)アクリル酸を晶析する工程、を有する(メタ)アクリル酸の精製方法。 (もっと読む)


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