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国際特許分類[C07C69/155]の内容

国際特許分類[C07C69/155]に分類される特許

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【課題】触媒の存在下、酸素と酢酸とプロピレンの反応により酢酸アリルを製造するに際して、未反応の酢酸、さらには酢酸アリルを加水分解してアリルアルコールを得る際に副生する酢酸を回収し、酢酸アリル製造の原料として再利用する場合において、触媒の活性および選択性の低下を防止し、触媒寿命を向上させる。
【解決手段】触媒の存在下、酢酸3と酸素1とプロピレン2とを酸化反応器5で反応させ、酢酸アリルと水を生成させる工程と、未反応の酢酸を蒸留塔9で分離する工程と、酢酸を含む酢酸含有液を回収して、酢酸水蒸発器4を経由させて酸化反応器5に戻す工程とを備えた酢酸アリルの製造方法であって、酢酸含有液を含むプロセス液を加熱装置10で80〜250℃の温度に加熱する加熱工程をさらに有する。 (もっと読む)


【課題】共存する水の量が少ない高純度の酢酸アリルを得ることができ、高収率で酢酸n−プロピルを製造できる方法を提供すること。
【解決手段】酢酸アリルと水を含有する原料液に対して、水を抽出用溶媒とする抽出操作を行い、油相と水相とに分離する抽出工程と、前記油相を蒸留して、酢酸アリルを主成分とする留出液を得る蒸留工程と、前記留出液に対して水素化反応を行う水素化工程とを有することを特徴とする酢酸n−プロピルの製造方法。 (もっと読む)


酢酸アリルの精製方法を開示する。アセトキシル化混合物を上昇させた圧力で蒸留してプロピレンを除去し、酢酸アリル、酢酸、アクロレイン、二酢酸アリル、および3−アセトキシプロピオンアルデヒドを含む第1塔底混合物を生じさせる。該第1塔底混合物をフラッシュ蒸発させ、得られた蒸気と固体酸触媒とを二酢酸アリルおよび3−アセトキシプロピオンアルデヒドを分解させるのに有効な条件下で接触させる。酢酸アリル、酢酸、およびアクロレインを含む、該フラッシュ処理済み生成物を、次いで、蒸留してアクロレインを除去し、酢酸アリルおよび酢酸を含む第2塔底混合物を生じさせる。該第2塔底混合物をアリルアルコールの製造に使用できる。 (もっと読む)


酢酸アリルの製造方法を開示する。この方法は、プロピレン、酢酸、及び酸素を、断熱反応器内において、担持パラジウム触媒の存在下で反応させることを含む。 (もっと読む)


【課題】グリセリン化合物を原料として収率良くアリル化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン化合物と下記一般式(1)で表されるグリセリン化合物とを反応させるアリル化合物の製造方法。


(式中、R1〜R3は各々独立に、水素原子、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基もしくはアルケニル基、−COR4基、又は特定の置換基で置換された全炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基もしくはアルケニル基を表す。R4は、炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基もしくはアルケニル基、又は特定の置換基で置換された全炭素数1〜20の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基もしくはアルケニル基を表す。) (もっと読む)


酢酸アリルの製造法を開示する。この方法は、担持されたパラジウム触媒の共存下で、プロピレン、酢酸、酸素、および二酸化炭素を含む供給物を反応させることを含む。当該供給物は2〜6モル%の二酸化炭素を含み、酢酸アリルに対する選択性を改良する。 (もっと読む)


【課題】プロピレン、酸素、酢酸を原料としてアリルアルコールを製造するプロセスにおいて、高品質の酢酸n−プロピルおよび酢酸アリルを併産する方法。
【解決手段】プロピレン、酸素、酢酸を原料として酢酸アリルを製造し、次いで上記酢酸アリルを加水分解してアリルアルコールを製造するプロセスの中間体である酢酸アリルを原料として水添し、酢酸n−プロピルを製造する方法において、光照射処理および/またはオゾン処理の工程を有することを特徴とする酢酸n−プロピルの製造方法。プロピレン、酸素、酢酸を原料として酢酸アリルを製造し、次いで上記酢酸アリルを加水分解してアリルアルコールを製造するプロセスの中間体である酢酸アリルに、光照射処理を行うことを特徴とする酢酸アリルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ベンゼンとカルボン酸と分子状酸素を特定の触媒の存在下に液相で反応させるにあたり、パラジウムの溶出が抑制された工業的に有利なフェニルエステルの製造法を提供する。
【解決手段】 パラジウム触媒の存在下に、ベンゼンとカルボン酸と分子状酸素を液相で反応させてフェニルエステルを製造するにあたり、環式炭化水素を共存させてフェニルエステルを製造する。 (もっと読む)


【課題】プロピレン、酸素および酢酸から酢酸アリルを製造するに際して、活性低下が少なくかつ選択性が改善された酢酸アリル製造用触媒を提供する。
【解決手段】パラジウムを含む化合物および金を含む化合物の均一溶液を調製し、担体に接触させて担持する工程1、工程1で得られた担体にアルカリ溶液を接触させ、含浸させる工程2、工程2で得られた担体に還元処理を行う工程3および工程3で得られた担体に銅、ニッケル、亜鉛およびコバルトから選ばれる少なくとも1種の元素を有する化合物およびアルカリ金属塩化合物を担持する工程4からなる方法により、少なくとも(a)パラジウム、(b)金、(c)銅、ニッケル、亜鉛およびコバルトから選ばれる少なくとも1種の元素を有する化合物、(d)アルカリ金属塩化合物および(e)担体からなる酢酸アリル製造用触媒を製造する。 (もっと読む)


パラジウム−金担持触媒の新規な製造方法を開示する。本方法は二酸化チタン担体の硫酸処理、硫酸処理された担体の焼成、焼成された担体へのパラジウム塩、金塩、およびアルカリ金属もしくはアンモニウム化合物による含浸、含浸した担体の焼成および焼成された担体の還元を含む。得られたパラジウム−金担持触媒にはアセトキシル化における活性と安定性の向上がみられる。 (もっと読む)


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