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国際特許分類[C07C7/144]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 有機化学 (230,229) | 非環式化合物または炭素環式化合物 (64,036) | 炭化水素の精製,分離または安定化;添加剤の使用 (688) | 薄膜を用いるもの,例.選択的透過 (20)

国際特許分類[C07C7/144]に分類される特許

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【課題】バイオガスから最終的に回収されるメタンの回収率を更に向上させること。
【解決手段】バイオガスを供給管4と第1圧縮機5を介し1段目分離膜モジュール1へ加圧供給し、1段目分離膜モジュール1を透過した二酸化炭素を多く含む透過ガスを第2圧縮機9により圧縮し、冷却器10により冷却することで、その透過ガス中の二酸化炭素を液化して回収し、残った透過ガスを第1再循環管7と供給管4を介し再び1段目分離膜モジュール1へ再循環させる。1段目分離膜モジュール1を透過しなかったメタンを多く含む非透過ガスを残圧により非透過ガス管8を介して2段目分離膜モジュール2へ供給し、2段目分離膜モジュール2を透過した二酸化炭素を多く含む透過ガスを第2再循環管11と供給管4を介し1段目分離膜モジュール1へ再循環させ、2段目分離膜モジュール2を透過しなかったメタンを多く含む非透過ガスをメタン濃縮ガスとして回収管12にて回収する。 (もっと読む)


【課題】バイオガスからメタンを高濃縮すると共に、バイオガスに含まれるメタンをより一層有効に利用すること。
【解決手段】バイオガスを供給管4と第1圧縮機5を介し1段目分離膜モジュール1へ加圧供給し、そのモジュール1を透過した二酸化炭素を多く含む透過ガスを透過ガス管7を介して第2圧縮機9で圧縮し、冷却器10で冷却することで二酸化炭素を液化して回収し、残った透過ガスをガスエンジン26へ供給して利用する。1段目分離膜モジュール1を透過しなかったメタンを多く含む非透過ガスを残圧により非透過ガス管8を介して2段目分離膜モジュール2へ供給し、同モジュール2を透過した二酸化炭素を多く含む透過ガスを再循環管11と供給管4を介して1段目分離膜モジュール1へ再循環させ、2段目分離膜モジュール2を透過しなかったメタンを多く含む非透過ガスをメタン濃縮ガスとして回収管12にて回収する。 (もっと読む)


【課題】優れたガス透過性を有しながら高いガス分離選択性をも実現し、さらに高い製膜適性および経時安定性を達成するガス分離複合膜、それを用いたモジュール、ガス分離装置およびガス分離方法を提供する。
【解決手段】架橋ポリイミド樹脂を含有してなるガス分離層をガス透過性の支持層上側に有するガス分離複合膜であって、前記架橋ポリイミド樹脂はポリイミド化合物が架橋されて連結された構造を有し、該ポリイミド化合物は、イミド基含有モノマー成分と、特定の極性基を有するモノマー成分とを少なくとも有する共重合体であるガス分離複合膜、それを用いたモジュール、ガス分離装置およびガス分離方法。 (もっと読む)


【課題】高いメタン濃度の精製ガスを高い回収率で精製することができると共に、設置スペース、洗浄水量、ポンプ類の能力等の設備規模を削減することができるガス精製装置を提供する。
【解決手段】分離膜6により、メタン及び二酸化炭素を主成分とする原料ガスからメタンを主成分とする精製ガスを分離し、高いメタン濃度の精製ガスを生成する。また、オフガス戻しラインL1により、オフガスを分離膜6の上流側に戻すことで、オフガスからの精製ガスの回収を繰り返し、精製ガスを高い回収率で精製する。更に、二酸化炭素を吸収する洗浄塔5を分離膜6の下流側に設置し、洗浄塔5が洗浄するガスをオフガスのみとすることで、洗浄塔5が洗浄するガスの量を少なくすると共に洗浄塔5が洗浄するガスの二酸化炭素濃度を高くする。これにより、洗浄塔5を小型化可能とし、ガス精製装置100の設備規模を削減可能とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な設備で含水素化合物と脱水素化合物とを分離することが可能な分離膜を提供する。
【解決手段】分離膜4は、含水素化合物、含水素化合物の脱水素反応で得られる脱水素化合物、及び水素を含む混合物から脱水素化合物及び水素を共に選択的に透過する無機材料から構成される膜である。分離膜4は、セラミックス等の多孔質基材の支持体14に形成されている。含水素化合物から脱水素化合物及び水素を生成する脱水素反応に用いられ、残留している水素化合物、生成した脱水素化合物、及び水素の熱力学平衡をシフトし、脱水素反応を促進する。 (もっと読む)


C原子を1〜4個有する脂肪族炭化水素を、芳香族炭化水素に変換するための方法であって、以下の工程a)及びb);a)C原子を1〜4個有する脂肪族炭化水素を少なくとも1つ含有する原料流Eを、触媒の存在下、非酸化性条件で、芳香族炭化水素及び水素を含有する生成物流Pに変換する工程、及びb)前記変換の際に生じた水素の少なくとも一部を、生成物流Pから、気密な膜電極アセンブリによって電気化学的に分離する工程、ここで当該アセンブリは、プロトン選択透過性の少なくとも1つの膜と、当該膜の各側に少なくとも1つの電極触媒とを有するものであり、当該膜の濃縮側でアノード触媒によって水素の少なくとも一部を酸化してプロトンにし、当該プロトンが当該膜を横断後に、透過側でカソード触媒によって、 b1)電圧を印加して、当該プロトンの一部を還元して水素にし、 b2)電流を発生させながら、当該プロトンの一部を酸素と反応させて水にし、ここで当該酸素は、前記膜の透過側で接触させた酸素含有流Oに由来するものである、を有する、前記方法。 (もっと読む)


【課題】 メタン濃度の高いガスを高いメタン収率で以て回収することの可能な処理効率の高いメタン濃縮装置およびメタン濃縮方法を提供する。
【解決手段】 第1分離膜16および第2分離膜28は無機多孔質材料で構成されていることから、有機材料で構成されている場合に比較して高い耐熱性を有し、また、高い圧力を加えても細孔径の拡大や膜の破損が生じ難い。したがって、原料ガスを高圧で供給できることから、二酸化炭素/メタンの透過係数比が5以上且つ二酸化炭素の透過率が1×10-9(mol・m-2・s-1・Pa-1)以上の十分に高い分離膜特性を有すること相俟って、高い処理効率を以て、メタン濃度が高いガスを高いメタン収率で回収することができる。 (もっと読む)


炭化水素流から少なくともベンゼンを除去する方法は、炭化水素流を少なくとも1つの膜を有する膜ユニットに通して、炭化水素流よりも芳香族リッチな透過液流と保留液流とを生成することにより炭化水素流の芳香族を濃縮する濃縮工程と、濃縮工程後に抽出ユニットにて選択的芳香族抽出溶剤を用いて芳香族を抽出して、透過液流よりも芳香族リッチな抽出流を生成する抽出工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】単位膜面積当たりの処理能力が従来よりも大きく、2段目以降に再昇圧や減圧などの圧力操作を必要とせず、混合ガスから高濃度のメタンと二酸化炭素を回収できるメタン濃縮技術を提供する。
【解決手段】二酸化炭素の透過膜を複数段組み合せ、二酸化炭素及びメタンを含む混合ガスから二酸化炭素を分離してメタンを濃縮するシステムであり、前段の透過膜11の非透過ガスを、後段の透過膜12の入口に導き、さらに二酸化炭素を分離して高濃度のメタンを得る。透過膜を複数段設けることにより、各段で二酸化炭素が分離されてガスの組成と流量が変わってゆくことに対応し、各段の入口ガス流量に適する膜面積を設定することで、高濃度メタンと高濃度二酸化炭素を同時に回収できるようにした。 (もっと読む)


【課題】形状選択性を制御可能なゼオライト膜を用いた分離膜及びその製造方法並びにその分離膜を用いた物質の分離方法を提供すること。
【解決手段】分離膜が多孔質支持体上に形成された分離層を有し、その分離層が多孔質支持体上に順次積層されたゼオライト膜とシリカ膜とを含む。結晶構造に制限されることなくゼオライト膜の細孔径を変化させることが可能であり、形状選択性に優れた分離膜を提供することができる。 (もっと読む)


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