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国際特許分類[C07K14/045]の内容

国際特許分類[C07K14/045]に分類される特許

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【課題】潜伏感染しているヒトサイトメガロウイルス(HCMV)の活性化〜発病を防止できる、ワクチンの提供。
【解決手段】潜伏HCMVを保有する患者のCD8+クラスI MHC拘束性細胞傷害性T-リンパ球により認識される免疫原性エピトープである複数のペプチド(およびその免疫学的に機能的な変異体)からなる、HCMVに対するワクチン。また、脂質化したペプチド、DNAアジュバント、または抗原提示細胞を含む細胞性ワクチン。さらに該ペプチドをコードする、ウイルスベクターワクチン。これらワクチンは、HCMVに対するCTLおよびCTLpを活性化することができ、HCMVに対する細胞性免疫応答を引き出すために有用である。 (もっと読む)


【課題】HCMV感染を高感度に検出できる実用性の高い新規な手段を提供すること。
【解決手段】15種類ものHCMVタンパク質について全長タンパク質を合成し、HCMV感染患者血清との反応性を鋭意検討した結果、pp28全長タンパク質を抗原として用いた場合に全ての感染患者を漏れなく検出可能であることを見出した。pp28全長タンパク質は大腸菌を用いて組換えタンパク質として大量合成・精製が可能であり、HCMV検査のための抗原として商業利用が可能である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つのヒトサイトメガロウイルス糖タンパク質B(HCMV-gB)配列セグメントを含むアミノ酸残基配列を有する単離ペプチドを提供する。各HCMV-gB配列セグメントは、配列番号:1の残基146から315、残基476から494に由来するか、または配列番号:1の残基146から315もしくは476から494に対し少なくとも70%の配列同一性を有するその変種配列に由来する、連続する少なくとも8つのかつ60を超えないアミノ酸残基から成る。本発明のペプチドは、対象におけるヘルペスウイルス(例えば単純疱疹ウイルス-1、ヒトサイトメガロウイルスなどの)感染の治療、予防または阻止に有用である。
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本発明は、一種の免疫細胞を活性化する方法を提供する。これは、以下の、サイトメガロウイルス(CMV)由来のペプチドを含む免疫原組成物および免疫細胞を混合して混合培養物を形成するステップと、該混合培養物を適当な培地で培養するステップとを含み、これにより、活性化した免疫細胞が得られる。 (もっと読む)


【課題】ヒト血清中の抗−HCMV抗体を同定するための診断用ツールの提供。
【解決手段】診断用ツールは、2つのセクションを有する固体支持体から成り、セクション1は、所定のパターンを形成する個別のバンドに集中した精製ビリオンから得られた複数のHCMVタンパク質(vp)を担持しており、これらのバンドの1つはHCMVのpp150であり、セクション2は、対照となる組換え融合タンパク質を担持しており、少なくとも1つのバンドがpp150の少なくとも1つのエピトープを含む組換え融合タンパク質から成る。 (もっと読む)


【課題】ヒト血清中の抗−ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)抗体を同定するための診断用ツールを提供する。
【解決手段】HCMVのタンパク質の少なくとも一部をコードするDNA配列からなるプラスミド、前記プラスミドを含む宿主生物、前記宿主生物で発現される組換えタンパク質材料及び前記材料からなる診断試薬。診断用ツール1は、2つのセクションを有する固体支持体から成り、セクション1は、所定のパターンを形成する個別のバンドに集中した精製ビリオンから得られた複数のHCMVタンパク質(vp)を担持しており、これらのバンドの1つはHCMVのpp150であり、セクション2は、対照となる組換え融合タンパク質を担持しており、少なくとも1つのバンドがpp150の少なくとも1つのエピトープを含む組換え融合タンパク質から成る。 (もっと読む)


本発明は、ビリオン、NIEP、および/またはデンスボディが非融合性であるにも関わらず、免疫応答を明らかにすることができる、HCMVビリオン、HCMVデンスボディ、およびHCMV NIEPを含む群より選択される因子を含む組成物に関する。 (もっと読む)


本明細書に記載の発明は、HCMV感染に対するヒトB-細胞応答に関与するHCMVタンパク質の抗原領域を同定するための方法、キメラ融合生成物の形態にあるかかる抗原領域を組合せるための方法、ならびに診断および免疫原性薬としてのそれらの使用に関する。
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本発明は、タンパク質のアミノ酸末端から開始し、(i)サイトメガロウイルスヒトMHC拘束ペプチド、(ii)第1のペプチドリンカー、(iii)ヒトβ−2ミクログロブリン、(iv)第2のペプチドリンカー、(v)ヒトMHCクラスI分子のHLA−A2鎖、(vi)第3のペプチドリンカー、(vii)抗体のscFv断片の重鎖に由来する可変領域、(viii)そのようなscFv断片の軽鎖に由来する可変領域に存在する連続するアミノ酸に対応する連続するアミノ酸を含んでなる融合タンパク質であって、前記(vii)および(viii)に対応する連続するアミノ酸は、ペプチド結合により、または第4のペプチドリンカーに対応する連続するアミノ酸により直接的に共に結合され、前記scFv断片は、メソセリンに特異的に結合する抗体に由来する融合タンパク質を提供する。本発明は、それをコードする核酸構築物、その製造方法、その組成物およびその使用を提供する。 (もっと読む)


本発明は、新規な炎症阻害薬、およびこれらの阻害薬を使用することによって炎症を治療する方法を提供する。より具体的には、本発明は、転写阻害薬、すなわち、インターロイキン1β(IFN−1β)などの炎症性サイトカインの産生を阻害できる、サイトメガロウイルス(CMV)IE2タンパク質の内部領域に由来するペプチドフラグメント、ならびにそのIE2フラグメントの使用による、炎症性疾患およびCMV感染および関連疾病を治療する方法を提供する。その転写阻害薬を含む医薬組成物も提供される。 (もっと読む)


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