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国際特許分類[C08F2/22]の内容

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本発明は、中空構造を持つ乳化重合体の製造方法及びそれから製造された乳化重合体に係り、コア重合体を形成する工程と、シェル重合体を形成する工程と、コア重合体をアルカリ膨潤させて中空を形成する工程とを含む乳化重合体の製造方法において、中空形成工程で、アルカリ溶液以外にコア重合体用溶媒とシェル重合体用溶媒とを共に使用することによって、コア膨脹にも拘らず中空が破壊されずに薄くて均一なシェルを持つ乳化重合体を製造できる。このように製造された中空構造を持つ乳化重合体は、二酸化チタン(TiO)または有機顔料であるスチレン高分子プラスチック顔料の代わりに使用でき、水性塗料や紙被覆剤、情報記録紙及び合成樹脂などに適用できる。 (もっと読む)


二工程重合により得られる微粒子の、両性、水性ポリマー分散液であり、その際第1重合工程で、
(a)それぞれ遊離アミノ基、プロトン化されたアミノ基および/または四級化されたアミノ基を有する少なくとも1種の(メタ)アクリル酸エステルおよび/または(メタ)アクリルアミド15〜40質量%
(b)少なくとも1種の置換されたまたは置換されていないスチレン40〜70質量%
(c)アクリロニトリルおよび/またはメタクリロニトリル0〜25質量%
(d)少なくとも1種の酸基を有するエチレン不飽和モノマー0.5〜5質量%および
(e)少なくとも1種の、(b)および(c)と異なる非イオン性、エチレン不飽和モノマー0〜30質量%
からなり、(a)+(b)+(c)+(d)+(e)の合計は100質量%になるモノマー混合物からなるプレポリマーを、溶液重合で、水と部分的に混合可能から完全に混合可能までの溶剤中で製造し、プレポリマーの溶液/分散液を引き続き水と混合し、引き続きプレポリマーの水溶液中で、第2重合工程で少なくとも1種の非イオン性、エチレン不飽和モノマーを乳化重合する。本発明は更に二工程重合によるポリマー分散液の製造および紙、厚紙およびボール紙のサイズ剤としてのポリマー分散液の使用に関する。 (もっと読む)


ポリマー粒子は、少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーから構成されたポリマーマトリックスをコアとして含有し、前記コアの表面に少なくとも部分的に作用物質が配置されていて、前記作用物質は粒子のポリマーマトリックスを形成するモノマー中に可溶性である、分散された粒子の平均粒子直径<500nmの、作用物質を含有する水性ポリマー分散液、エチレン性不飽和モノマーを少なくとも1種の作用物質及び界面活性剤の存在で水中に乳化させることにより乳化した粒子の平均粒子サイズ<500nmのミニエマルションを製造し、これを少なくとも1種のラジカル重合開始剤の存在で、まず重合区域中に存在するモノマーの最大で50%だけが重合するように重合させ、その際、乳化した粒子の表面に作用物質が移行し、生じたポリマー粒子の表面上に作用物質が十分に又は完全に集合した後に初めて前記重合を完結させる、エチレン性不飽和モノマーのミニエマルション重合によりポリマー分散液を製造する方法、及び分散液又は前記分散液から水の蒸発により得られた粉末の、UV線、酸素及び熱の作用に対するポリマーの安定化のための、化粧品及び医薬組成物中での、塗料層中での、紙、皮革及び織物の製造の際の、動物飼料用の調製物中での使用。
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キノイド化合物と、金属化合物と、少なくとも1種の極性基で置換されたホスフィン化合物とを反応させ、次いでこの反応生成物を使用して、オレフィンを水中で又は少なくとも50質量%の水及び少なくとも1種の乳化剤を含有する溶剤混合物中で重合又は共重合させることによる、1種又は複数種のオレフィンの乳化重合法。 (もっと読む)


【課題】 使用済み剥離紙を回収し、製紙工程で再利用できる基材を用いた時に、基材への密着性が良好で、残留接着率が問題なく、かつ剥離性が容易にコントロールできる剥離剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】 シリコーンエマルジョンと特定のラテックスとの組み合わせが、基材への密着性、残留接着率、離解性が良好となりかつ優れた剥離性を有していることを見いだした。 (もっと読む)


【課題】 自己粘着性を示さず、自由流動性をもつテトラフルオロエチレン重合物含有ポリマーブレンドの提供。
【解決手段】 乳化重合し得る単量体又は単量体混合物の重合で得られる重合体又は共重合体によって、テトラフルオロエチレン誘導体の群を含む重合物粒子を全体的又は部分的に封入する。このポリマーブレンドは、ブレンドの粒子を相互に連結する網状構造を形成しているテトラフルオロエチレン重合物フィラメントを実質的に含んでいない。 (もっと読む)


【解決手段】 (A)エポキシ樹脂5〜60重量部の存在下で、(B)(a)芳香族不飽和化合物、(b)α,β−不飽和モノカルボン酸のC1〜C12のアルキルエステル、(c)アクリル酸及び/又はメタクリル酸を必須成分とするラジカル重合性モノマー40〜95重量部を乳化重合して得られる水性樹脂マトリックスと水とを含む水性樹脂組成物で、それからのフィルムのTgが20〜−40℃である硬化性水性樹脂組成物。
【効果】 特定のモノマー組成のポリマーとエポキシ樹脂とのマトリックス組成物であるため、高度のコンタクト性を有していると共に、常温でエポキシ樹脂の硬化がスムーズに進行するので養生後の接着力、耐熱性、耐水性のレベルが高く、溶剤系クロロプレン接着剤と同等性能を有する。 (もっと読む)


【構成】 (A)エポキシ樹脂20〜60重量部の存在下に、(B)a.芳香族不飽和化合物、b.α,β−不飽和モノカルボン酸のC1〜C12のアルキルエステル、c.α,β−不飽和モノカルボン酸のヒドロキシアルキルエステルを必須成分とするラジカル重合性モノマー40〜80重量部を乳化重合して得られた水性樹脂組成物であって、その水性樹脂組成物から得られるフィルムのガラス転移点(Tg)が10〜−40℃の範囲である常温硬化性の水性樹脂組成物。
【効果】 ラジカル重合性のカルボン酸成分を含有していないため、貯蔵中の変化もなく貯蔵後の接着力の低下がなく、また従来のエポキシ樹脂との組わせによるエマルジョンに比べ相溶性が良好であるためコンタクト性が良好であり、かつエポキシ樹脂による硬化もスムーズに進行するので溶剤系クロロプレン接着剤と同等性能を有する常温硬化性の水性樹脂組成物、が得られた。 (もっと読む)


【構成】 エポキシエステル樹脂20〜60重量%の存在下に、エチレン性不飽和カルボン酸を含む重合性モノマー混合物80〜40重量%を配合し、乳化剤としてエチレン性不飽和基を有する反応性乳化剤を用いて乳化重合して得られる酸価が10〜50のエポキシエステル変性アクリルエマルションを含有してなる水性樹脂組成物並びに該樹脂組成物を含有してなる塗料。
【効果】 塗料安定性並びに塗膜の乾燥性、耐水性、耐食性、硬度、密着性及び耐衝撃性に優れる。 (もっと読む)


【目的】 重合安定性に優れ、かつ機械的安定性,高温放置安定性,凍結融解安定性,耐水性の諸性質において極めて優れた水性エマルジョンを開発すること。
【構成】 分子末端にメルカプト基を有すると共に、特定の重合度とけん化度を有するポリビニルアルコール系重合体を分散安定剤とし、アクリル酸エステル系重合体および/またはメタクリル酸エステル系重合体を分散質としてなる水性エマルジョンである。 (もっと読む)


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