説明

国際特許分類[C08J5/16]の内容

国際特許分類[C08J5/16]に分類される特許

1 - 10 / 114


【課題】 従来オートマティックトランスミッション用に使用されていた焼結銅合金系に代わる黒鉛添加樹脂系軸受を提供する。
【解決手段】 黒鉛−平均粒径が5〜50μmであり、黒鉛化度が0.6以上であり、且つ、平均粒径の0.5倍以下である微粒子を除いた粒子の下記定義による平均形状係数(YAVE)が1〜4であって、かつ形状係数(Y)=1〜1.5の範囲の粒子が個数割合で70%以上存在黒鉛5〜60重量%と、残部ポリイミド樹脂及び/又はポリアミドイミド樹脂からなる摺動層を裏金上に焼成した軸受。
AVE=total[{PM/4πA}]/i
Y=PM/4πA
PMは粒子1個の周囲長さ、Aは粒子1個当りの断面積、iは測定個数である。 (もっと読む)


【課題】摩耗特性及び機械的強度を高いレベルでバランスし、且つ耐水性に優れるフェノール樹脂成形材料を提供する。
【解決手段】(A)アルキルベンゼン変性ノボラック型フェノール樹脂を含むノボラック型フェノール樹脂、(B)レゾール型フェノール樹脂、(C)ヘキサメチレンテトラミン、(D)黒鉛、(E)繊維状のフィラーを含有するフェノール樹脂成形材料であって、前記成形材料全体に対する各成分の含有量が、(A)〜(C)成分の合計が30〜40重量%、(D)成分が30〜50重量%、(E)成分が5〜20重量%である。 (もっと読む)


【課題】ゴム表面に積層又は塗装によりフッ素樹脂層を形成することなく、低摩擦性を有するフッ素ゴム成形品を製造するための架橋性フッ素ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ビニリデンフルオライド単位を含むフッ素ゴム(A)、フッ素樹脂(B)、及び、架橋剤(C)を含み、上記フッ素樹脂(B)は、エチレン単位及びテトラフルオロエチレン単位を含む共重合体からなり、主鎖末端に熱的に安定な基を有することを特徴とする架橋性フッ素ゴム組成物。 (もっと読む)


【課題】ゴムにより形成された軸摺接部材の水潤滑の潤滑性を高めることである。
【解決手段】軸受やシール材として構成されて軸部材12に摺接するとともに軸部材12との間が水潤滑される軸摺接部材11の基材13をニトリルゴムにより形成する。軸摺接部材11の基材13の表面に反応液としてメタクリル酸を塗布し、さらに、その表面に電子線を照射して、基材13の表面にグラフト層を形成する。グラフト層を水酸化カリウム水溶液によりイオン交換処理して、基材13の表面に超親水性ゲル層である潤滑層14を形成する。軸摺接部材11と軸部材12との間に水潤滑のために供給される水41を潤滑層14により保持させ、軸摺接部材11と軸部材12との間の水潤滑による潤滑性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】環境保全に配慮しつつ、高速条件での耐摩耗性の劣化がなく、高面圧下での耐クリープ性、低摩擦性、耐摩耗性などに優れる複層軸受、スラスト複層軸受、およびスラスト複層軸受装置を提供する。
【解決手段】本発明の複層軸受1は、裏金となる金属鋼板2の表面に鉛を含まない銅系焼結層3を設け、この銅系焼結層3に樹脂組成物からなる樹脂層4が形成されてなる三層構造体であり、上記樹脂組成物が、ポリエーテルエーテルケトン樹脂やポリフェニレンサルファイド樹脂などの耐熱性合成樹脂と、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維状補強材と、マイカおよびタルクから選ばれる少なくとも1つの充填材とを含むものであり、上記樹脂層4は、上記耐熱性合成樹脂の粉末と、上記繊維状補強材と、上記充填材とを含む粉末混合物を銅系焼結層3上に散布し、加熱・加圧することで該焼結層3上に被覆形成されてなる。 (もっと読む)


【課題】剛性・靭性等の機械的特性に優れ、且つ、押し出し成形品を切削加工した際に反り、変形の少ない、押し出し成形品及びその切削加工品を提供すること。
【解決手段】本発明のポリアセタール樹脂組成物の押し出し成形品は、ポリアセタール樹脂(I)と、平均粒径が50nm以上500nm以下であり、pHが9.2以上10.0以下である軽質炭酸カルシウム(II)と、炭素数12〜27の1価の脂肪酸(III−I)と、炭素数28以上の1価の脂肪酸(III−II)と、脂肪酸のカルシウム塩(IV)と、を含有し、前記軽質炭酸カルシウム(II)の含有量が、前記ポリアセタール樹脂(I)100質量部に対して、5〜50質量部であり、質量比([(III−I)+(III−II)]/(II))が0.020〜0.050であり、質量比([(III−I)+(III−II)]/(IV))が3〜15である。 (もっと読む)


【課題】 六方結晶グラファイトの酸化物層間に炭素系インターカラントを封入した積層構造をもつ摺動剤の摩擦係数を低くする。
【解決手段】 上記の摺動剤を非酸化性雰囲気中で400℃以上に加熱することにより、積層構造物の最外層が六方結晶の酸化物層からなり、六方結晶酸化物層にはさまれていない炭素系インターカラントを昇華する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数が低く、耐摩耗性に優れた摺動部材を提供すること。
【解決手段】板状黒鉛粒子と、該板状黒鉛粒子に吸着した、下記式(1):
−(CH−CHX)− (1)
(式(1)中、Xはフェニル基、ナフチル基、アントラセニル基またはピレニル基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。)
で表されるビニル芳香族モノマー単位を含有する芳香族ビニル共重合体とを備える微細化薄片状黒鉛粒子、および樹脂または金属からなるマトリックス基材を含有し、
前記微細化薄片状黒鉛粒子が前記マトリックス基材中に分散していることを特徴とする摺動部材。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性に優れていながらも、無潤滑下での摺動特性にも優れる摺動用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 弗素樹脂2に弗化カルシウム3と弗素樹脂膜形成助剤4とを含有させた摺動用樹脂組成物1おいて、弗素樹脂膜形成助剤4を表面に埋収した弗化カルシウム3の粒子が弗素樹脂2中に分散された状態の樹脂組成物1を用いることにより、摺動時に摺動用樹脂組成物1の摺動面と相手材の表面とが接触すると、弗素樹脂2が剪断され、剪断片(摩耗粉)が発生し、この弗素樹脂2の剪断片が摺動用樹脂組成物1の摺動面に露出する弗化カルシウム上3に移着して弗素樹脂2の移着膜を形成すると、摩擦係数が低下する。 (もっと読む)


【課題】ポリエーテルエーテルケトンを含む樹脂層を備え、高温条件下において摺動特性に優れる摺動部材を提供する。
【解決手段】摺動部材11を、基部12と、基部12上に設けられた多孔質層13と、多孔質層13に含浸し且つ前記多孔質層を被覆し、ポリエーテルエーテルケトンを含む樹脂層14とを備えている。樹脂層14は、390℃で押出圧力9.8MPaにおける体積流量Qが3.5×10-2cm3/sec以下である特性を有している。 (もっと読む)


1 - 10 / 114