説明

国際特許分類[C08L1/12]の内容

国際特許分類[C08L1/12]に分類される特許

61 - 70 / 146


【課題】膜強度及び導電性が共に高い帯電防止フィルムを製造できる導電性高分子溶液を提供する。また、膜強度及び導電性が共に高い帯電防止フィルムを製造するための帯電防止フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の導電性高分子溶液は、π共役系導電性高分子と、可溶化高分子と、高導電化剤と、トリアセチルセルロースを溶解可能な溶媒とを含む。本発明の帯電防止フィルムの製造方法は、トリアセチルセルロースフィルムに、上述した導電性高分子溶液を塗布し、溶媒を除去する方法である。 (もっと読む)


【課題】支持体の表面に汚れが発生するのを抑制しながら長時間連続してフィルムを製造する。
【解決手段】セルロースアシレート、溶剤等を攪拌混合してドープ27を調製する。ドープ27の中にマグネシウム塩を含む捕捉剤溶液47aを添加する。ここで、セルロースアシレートの質量M1とマグネシウムの質量M2との比であるM2/M1が、1×10−6以上1×10−3以下となるように捕捉剤溶液47aの添加量を調整する。マグネシウムイオンによりセルロースアシレート等に起因するカルシウムイオンと脂肪酸イオンとの結合を阻害し、脂肪酸マグネシウムを生成させる。これにより、プレートアウトの原因である脂肪酸カルシウム塩の生成が抑制される。濾過装置49でドープ27中の脂肪酸マグネシウム塩等を捕捉し、不溶解物を除去する。このドープ27を用いると、支持体の表面に不溶解物の析出によるプレートアウトの発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】溶融流延したセルロースアシレートフィルムの厚みムラを抑制する。
【解決手段】220℃で溶融させて5分後に測定した見かけ上の活性化エネルギーE0(5)が160〜240(kJ/mol)で、最長緩和時間τ(5)が、4〜50(msec)であるセルロースアシレートを含有することを特徴とするセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】光学的異方性(Re、Rth)が小さいセルロースアシレートフィルム、さらには、これを用いた高湿での長期経時で偏光子の劣化が小さいい優れた偏光板を提供すること、並びにこれらを用いた広視野角で表示品位の高い液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】エチレン性不飽和モノマーの重合体または有機酸とグリコールとから構成される重縮合体から選ばれる化合物を少なくとも一つ含有するセルロースアシレートフィルムであって、該フィルム中に含有されるエチレン性不飽和モノマーまたは該重縮合体の原料からなる低分子エステル化合物のセルロースアシレートフィルム当たりの含有量が1質量%以下であるセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】分光吸収性能に優れ、着色がなく透明性に優れ、また、ブリードアウトが少ない偏光板保護フィルム及びそれを用いて、長期耐光性及び耐久性に優れ、さらには高いコントラストが維持された偏光板と液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】下記一般式(1)または(2)で表される紫外線吸収剤を含有することを特徴とする偏光板保護フィルム。
【化1】


(式中、R1及びR2は置換基を、R3は水素原子またはアルキル基を、R4及びR5は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を、R6及びR7は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複素環基を、R8及びR9は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を、R10は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基または複素環基を表す。) (もっと読む)


【課題】Reが逆分散であり、光弾性係数が小さく、レターデーションの湿度依存性が小さい樹脂フィルム、その製造方法、該樹脂フィルムを使用し、視角による色味変化が小さく、高温高湿度下で使用しても光漏れや色味変化が起きにくい偏光板および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】Reが式(1)〜(4)の関係を満たし、光弾性係数が0cm/N以上3×10-8cm/N以下であることを特徴とする樹脂フィルム、その製造方法、該樹脂フィルムを用いた偏光板および液晶表示装置。(1)20nm<Re(548)<300nm;(2)0.5<Re(446)/Re(548)<1;(3)1.0<Re(629)/Re(548)<2.0;(4)0.1%≦[{(25℃10%RHのRe(548)−25℃80%RHのRe(548))}/25℃60%RHのRe(548)]≦20% (もっと読む)


【課題】面状が良好で異物数が極めて少なく、且つ、液晶表示装置に組み込んだときに発生する表示画面での画像ムラや湿度による視認性の変化を抑えることができるセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】一般式(II)のラクトン系化合物を所定の置換度を有するセルロースアシレートに対して0.01〜3質量%含有する組成物を、溶融流延することによってセルロースアシレートフィルムを製造する。
一般式(II)


(R1〜R4は、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数7〜20のアラルキル基または炭素数6〜15のアリール基を示す。) (もっと読む)


【課題】膜厚方向のレターデーションが負の発現性を有し、更に透水性や含水率の低いセルロース体フィルム、並びにこれを用いた光学補償フィルム、偏光板、及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】下記数式(1)により算出される分極率異方性の値Δαが異なる2つ以上の置換基を有するセルロース体であって、分極率異方性の値Δαが最小の置換基をA、分極率異方性の値Δαが最大の置換基をBとしたとき、置換基A及び置換基Bの置換度が下記関係式(A1)を満たすセルロース体フィルム。


(式中、分極率テンソルを対角化後に得られる固有値の内、αxは最大の成分であり、αyは二番目に大きい成分であり、αzは最小の成分である。)


(ここで、DSB2、DSB3、及びDSB6はそれぞれ、セルロースの構成単位であるβ−グルコース環の2位、3位、及び6位における前記置換基Bの置換度を表す。) (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、表示品位のみならず、視野角特性が改善された液晶表示装置を提供する。また、特にIPS型液晶表示装置の視野角特性の改善に寄与する偏光板一体型光学補償フィルムを提供する。
【解決手段】長手方向に平行な吸収軸を有する長尺状の偏光膜、式(1)で表される分極率異方性Δαが2.5×10−24cm−3以上である置換基を含むセルロースアシレートフィルムを含み、厚み方向のレターデーションRthが−300nm〜−40nmで、面内のレターデーションReが50nm以下であり、且つ光学軸がフィルム面内に含まれない長尺状の第2位相差膜、及び前記偏光膜と前記第2位相差膜との間に、長手方向に実質的に直交する遅相軸を有する長尺状の第1位相差膜を有する長尺状の偏光板一体型光学補償フィルムと、これを用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】液晶表示装置に組み込んだときに発生する表示画面での画像ムラや経時での視認性の変化を改善しうるセルロースエステルフィルムの環境に優しい製造方法を提供する。
【解決手段】特定の置換度を有するセルロースエステルに対して、分子量が500以上の亜リン酸エステル系安定剤0.01〜3質量%と、エポキシ系安定剤0.001〜1質量%とを含有するセルロースエステル組成物を、180〜240℃で溶融してダイから押し出して膜厚20μm〜300μmのセルロースエステルフィルムを製膜する。 (もっと読む)


61 - 70 / 146