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国際特許分類[C08L55/02]の内容

国際特許分類[C08L55/02]に分類される特許

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【課題】耐衝撃性、耐面衝撃性及び外観性のバランスに優れた成形品を与える熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明の組成物は、〔A〕ゴム質重合体の存在下、芳香族ビニル化合物及びシアン化ビニル化合物を含む単量体を重合して得られた、グラフト樹脂、〔B〕シアン化ビニル化合物に由来する単位bx及び芳香族ビニル化合物に由来する単位byを含む共重合体、並びに〔C〕芳香族ビニル化合物に由来する単位cを97%を超えて含む(共)重合体、を含み、成分〔B〕は、単位bxを3%以上r%以下で含む重合体B1と、単位bxをr%を超えてr%以下で含む重合体B2と、単位bxをr%を超えて60%で含む重合体B3とからなり、r−r≧5であり、重合体B1、重合体B2及び重合体B3の割合は、各々、5〜70%、5〜80%及び10〜90%である。 (もっと読む)


【課題】帯電防止性、耐摩耗性、表面平滑性に優れた紙搬送部材を提供する。
【解決手段】紙搬送部材は、ポリアミド樹脂と高分子型帯電防止剤と充填剤とを含む熱可塑性樹脂組成物で形成する。前記高分子型帯電防止剤はポリアミドエラストマーであってもよい。ポリアミドエラストマーは、ポリエーテルエステルアミドであってもよく、融点が200℃以下であってもよい。高分子型帯電防止剤の割合は、ポリアミド樹脂100重量部に対して、10〜150重量部程度である。前記充填剤はガラス繊維であってもよい。充填剤の割合は、熱可塑性樹脂組成物全体に対して、10〜50重量%程度である。さらに、熱可塑性樹脂組成物はスチレン系樹脂[例えば、ゴム成分に少なくとも芳香族ビニル単量体とシアン化ビニル系単量体及び/又は(メタ)アクリル系単量体とがグラフト重合したグラフト共重合体など]を含んでいてもよい。 (もっと読む)


【課題】合成樹脂材質のモニターケースにリン酸亜鉛系ガラスパウダーを添加し、抗菌性を与えた医療用モニターケースに関して開示する。
【解決手段】このような目的を達成するための本発明は、プラスチック樹脂99.4〜99.8重量%と、下記の化学式1で表示されるリン酸亜鉛系ガラスパウダー0.2〜0.4重量%と、を含む医療モニター用抗菌ケースを提供する。

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【課題】芳香族ポリカーボネート樹脂、硬質グラフト共重合体及びゴム変性重合体からなる樹脂を基体として、その元来有する成形加工性、および面衝撃強度の如き機械的特性を維持しつつ、改良された表面硬度、ウエルド外観を有する芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を提供する。
【解決手段】(A)芳香族ポリカーボネート10〜95重量%と(B)芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、アルキル(メタ)アクリレート単量体から選ばれた1種以上をグラフト重合してなる重量平均分子量が70,000〜120,000である硬質グラフト重合体5〜90重量%と(C)ゴム成分に芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、アルキル(メタ)アクリレート単量体から選ばれた1種以上を重合してなるゴム変性重合体0〜20重量%の合計100重量部に対して、(D)(D-1)芳香族(メタ)アクリレート単量体10〜59重量%及び(D-2)アルキル(メタ)アクリレート単量体40〜89重量%及び(D-3)変性された芳香族ビニル単量体1〜30重量%を含有し、重量平均分子量が5,000〜30,000である表面硬度改質剤1〜30重量部からなるポリカーボネート樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン系難燃剤を使用せずに、米国UL規格94V−2に適合する優れた難燃性を有し、耐光性に優れ、物性バランスにも優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ゴム質重合体にシアン化ビニル化合物と共重合性ビニル化合物をグラフト重合してなるグラフト共重合体(A)と、シアン化ビニル化合物と共重合性ビニル化合物を共重合してなる質量平均分子量90,000〜160,000のビニル共重合体(B)とからなる共重合体混合物100質量部に、リン系難燃剤(C)5〜20質量部を配合してなる難燃性熱可塑性樹脂組成物。該リン系難燃剤(C)はトリフェニルホスフィンオキサイドを含み、該共重合体混合物のアセトン不溶分のシアン化ビニル単位量CBが22.0〜32.0質量%、アセトン可溶分のシアン化ビニル単位量CBが22.0〜34.0質量%、|CB−CB|が0〜3.0質量%。 (もっと読む)


【課題】従来の熱可塑性ポリマー組成物は、耐候性が十分ではないことがあった。
【解決手段】アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体と式(1)


(式中、Rは水素原子またはメチル基を表し、RおよびRはそれぞれ独立に炭素数1〜9のアルキル基を表し、Rは水素原子またはメチル基を表す。)
で表される化合物とn−オクタデシル 3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートと4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)とを含有する熱可塑性ポリマー組成物。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸を含有するポリ乳酸樹脂組成物であって、製造工程の煩雑化、高コスト化を招くことなく、射出成形品の高温環境下における経時的な熱収縮が大きく抑制され、且つ良好な外観を有する射出成形品が形成され得るポリ乳酸樹脂組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係るポリ乳酸樹脂組成物は、ポリ乳酸、ポリメタクリル酸メチル樹脂、及びABS樹脂を含有する。前記ポリ乳酸の割合が3〜40質量%の範囲、前記ポリメタクリル酸メチル樹脂の割合が0.5〜17質量%の範囲である。前記ポリ乳酸がD−乳酸単位を8〜15モル%の割合で含む。 (もっと読む)


【課題】柔軟性、耐衝撃性、耐熱性、耐久性に優れ、石油系製品への依存度の低い熱可塑性樹脂組成物、およびその熱可塑性樹脂組成物を用いてなる成形体を提供する。
【解決手段】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、重量平均分子量が150000以上のポリ乳酸系樹脂と、スチレン系樹脂とを含有し、ポリ乳酸系樹脂とスチレン系樹脂との質量比率が、ポリ乳酸樹脂/スチレン系樹脂=90/10〜10/90であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回収ポリカーボネート樹脂を用いても高度な難燃性や耐衝撃性を得ることができ、かつ、有機ハロゲン系難燃剤及び有機リン酸エステル系難燃剤のいずれをも含有しないポリカーボネート系樹脂組成物、並びに該樹脂組成物を成形してなる射出成形体の提供。
【解決手段】(A);(A−1)ポリカーボネート樹脂基板を有する廃棄光ディスク及び/又は回収光ディスクに対し、〔I〕粉砕工程、〔II〕化学処理による不純物除去工程、〔III〕異物除去工程、及び〔IV〕異物検知工程の工程を行うことにより得られる回収ポリカーボネート樹脂であって、ナトリウムの含有量が0.5ppm以下、鉄の含有量が1ppm以下、その他の金属であって記録膜又は色素膜由来の金属の含有量がいずれも0.1ppm以下である回収ポリカーボネート樹脂5〜95質量%、(A−2)バージンのポリカーボネート−ポリオルガノシロキサン共重合体95〜5質量%、及び(A−3)該ポリカーボネート−ポリオルガノシロキサン共重合体以外のバージン芳香族ポリカーボネート樹脂0〜90質量%からなるポリカーボネート系樹脂混合物100質量部に対して、(B)ポリフルオロオレフィン樹脂0.01〜5質量部を添加してなるポリカーボネート系樹脂組成物の使用。 (もっと読む)


【課題】無機微粒子を、粉舞を回避して使用することができ、かつ、生産性低下やランニングコスト上昇を招くことなく、無機微粒子を分散した樹脂組成物を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】無機質原料を、好適には無機系廃棄物由来の無機微粒子を、平均粒径(d50)が3μm以下、かつ、最大粒径20μm以下の無機微粒子になるまで湿式粉砕し、該無機微粒子を含むスラリーを形成する工程と、前記スラリーを噴霧乾燥法にて乾燥する工程と、を含む無機微粒子凝集体の製造方法。該製造方法にて得られた無機微粒子凝集体は、粉舞が起こりづらく、流動性が高いためハンドリング性がよい。また、樹脂ペレットと混合するときの圧力にて破壊されるため、該無機微粒子凝集体を使用することにより、無機微粒子を均一に混合した樹脂組成物を製造することができる。 (もっと読む)


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