説明

国際特許分類[C09D123/10]の内容

国際特許分類[C09D123/10]の下位に属する分類

国際特許分類[C09D123/10]に分類される特許

1 - 10 / 22


【課題】成形性、耐水性および耐油性が高く、異種材料との親和性・接着性、相溶化能に優れ、しかも環境負荷が小さいプロピレン系グラフト重合体を提供する。
【解決手段】本発明のプロピレン系グラフト重合体(S)は、酸変性プロピレン系重合体(P)に、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、(メタ)アクリル酸アルキルエステルおよび、これらと共重合可能な単量体からなる群から選択された1種以上の単量体を含む単量体成分(Q)がグラフト重合したプロピレン系グラフト重合体(S)であって、酸変性プロピレン系重合体(P)が、プロピレン単位と不飽和カルボン酸単位または不飽和カルボン酸無水物単位とを有し且つ酸価が10〜65mgKOH/g、融点が120〜150℃、結晶化度が30〜60%、質量平均分子量が2,000〜30,000である第1の酸変性プロピレン系重合体(A)を含有する。 (もっと読む)


【課題】より少ない量の水性エマルション材料を用いてより薄く外観の良い塗工面を形成するために、水性エマルション中の樹脂の粒子サイズを小さくすることが求められる。
【解決手段】樹脂と乳化剤とを含有する水性エマルションの製造方法であって、樹脂と乳化剤とを溶融混練する工程と、前工程で得られた混練物を水性溶媒中に分散させる工程とを含むことを特徴とする、水性エマルションの製造方法により、水性エマルション中の樹脂の粗粒子のサイズを小さくすることができる。 (もっと読む)


【解決手段】プロピレン系樹脂(A)がアミノ基を含有する有機酸(B)を含む水分散体。
【効果】本発明の水系分散体は、そのまま使用することができ、スプレー塗装が可能な塗料及びプライマーで、ポリオレフィン、合成ゴム等の各種樹脂成型品や、鋼板やアルミニウム等の金属への密着に優れ、かつ各種水分散体との相溶性が向上し、更にその水分散体と顔料等の無機物との貯蔵安定性を向上させる、従来にない作用効果を有する水系分散体である。 (もっと読む)


【解決手段】カルボジイミド基と反応可能な官能基を有するプロピレン系樹脂の水系樹脂(A)を含有する水系主剤(l)と、カルボジイミド基を有する硬化剤(ll)とからなる水系樹脂。
【効果】本発明の水系樹脂組成物は、そのまま使用することができ、スプレー塗装、コーター塗工が可能なコート材、塗料、プライマー及び接着剤であって、ポリオレフィン、合成ゴム等の各種樹脂成形品や、鋼板やアルミニウム等の金属への密着に優れ、かつ耐溶剤性に優れる。 (もっと読む)


【課題】塩素化ポリオレフィンは塩素原子を含むことから、塩素化ポリオレフィンが塗工されたポリプロピレンを燃焼させるときに塩酸ガス等が発生して該ポリプロピレンの処分が煩雑であるという問題があり、塩素化ポリオレフィン以外の材料でポリプロピレンとの接着性に優れた材料が求められている。
【解決手段】下記(A)、(B)及び(C)を含む水性エマルション。
(A)アクリル酸エステルに由来する構造単位及び/又はメタアクリル酸エステルに由来する構造単位と、エチレンに由来する構造単位及び/又はプロピレンに由来する構造単位とを含むアクリル系共重合体、或いは、該共重合体にα,β−不飽和カルボン酸類をグラフト重合して得られるアクリル系共重合体変性物
(B)イオン性乳化剤
(C)水 (もっと読む)


【課題】 環境面にも配慮した水系の塗剤であって、接着性と濡れ性に劣るポリオレフィン系繊維に適用可能で、かつ容易に脱落することなく多量の無機粒子を均一に接着することが可能となり、無機粒子の機能を十分に発揮可能な塗剤を提供することにある。
【解決手段】ポリオレフィン系繊維によって構成される布帛に無機粒子を付着させるための塗剤であって、塗剤は、酸変性ポリオレフィン樹脂と、ポリビニルアルコールと、該無機粒子とを含む水性媒体であり、水性媒体中における含有量が、該無機粒子100質量部に対して、該酸変性ポリオレフィン樹脂と該ポリビニルアルコールとが合計で3〜50質量部である塗剤。 (もっと読む)


【課題】安定性に優れ、ポリオレフィン以外の塗膜との密着性が向上し、耐湿性、耐水性、耐ガソホール性(耐GH性)、耐薬品性、耐擦性などの塗膜特性が良好であり、かつ、ポリオレフィンからなる基材に対して十分な密着性を有し、かつ製造上のコストが抑えられた樹脂分散体組成物を提供する。
【解決手段】 プロピレン系重合体、及び同一ミセル内にウレタン樹脂と(メタ)アクリル樹脂とを含有する(メタ)アクリル−ウレタン樹脂複合体を、水に分散させてなる樹脂分散体組成物。 (もっと読む)


本発明は、コーティング組成物、コーティング組成物を作製する工程、コートされた物品、およびそのような物品を形成する方法を提供する。本発明によるコーティング組成物は、(a)ベースポリマーを含むコア、(b)極性ポリマー性安定剤を含み、前記コアを少なくとも部分的に取り囲むシェル、および(c)前記シェル中に少なくとも部分的に埋め込まれた1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を含む分散体を含む。本発明によるコーティング組成物を作製する工程は、(1)ベースポリマーを選択するステップ;(2)極性ポリマー性安定剤を選択するステップ;(3)1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を選択するステップ;(4)前記ベースポリマー、前記極性ポリマー性安定剤、および前記1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を溶融ブレンドするステップ;(4)前記溶融ブレンドされたベースポリマー、極性ポリマー性安定剤および1種または複数種の疎水性粒子状充填剤と水とを、場合により中和剤の存在下に接触させるステップ;(5)それにより、(a)前記ベースポリマーを含むコア、(b)前記極性ポリマー性安定剤を含み、前記コアを少なくとも部分的に取り囲むシェル、および(c)前記シェル中に少なくとも部分的に埋め込まれた前記1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を含む前記分散体を形成するステップを含む。本発明によるコートされた物品は、セルロース系材料を含む基材、ならびに(a)ベースポリマーを含むコア、(b)極性ポリマー性安定剤を含み、前記コアを少なくとも部分的に取り囲むシェル、および(c)前記シェル中に少なくとも部分的に埋め込まれた1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を含み、前記基材の少なくとも1つの表面にある分散体を含む。本発明によるコートされた物品を作製する方法は、(1)セルロース系材料を含む基材を提供するステップ;(2)(a)ベースポリマーを含むコア、(b)極性ポリマー性安定剤を含み、前記コアを少なくとも部分的に取り囲むシェル、および(c)前記シェル中に少なくとも部分的に埋め込まれた1種または複数種の疎水性粒子状充填剤を含む分散体を含むコーティング組成物を提供するステップ;(3)前記コーティング組成物を前記基材の少なくとも1つの表面に適用するステップ;および(4)それにより前記コートされた物品を作製するステップを含む。 (もっと読む)


【課題】様々な物質表面に形成でき、耐摩耗性が高く、防汚塗膜に関し、特にポリプロピレン製の家電筐体や便座表面を保護するとともに防汚性を付与することができる防汚塗膜を提供する。
【解決手段】シリコーン成分を含有するアクリル系塗料、ウレタン系塗料、エポキシ系塗料もしくはそれらの混合塗料のいずれかにシリコーンオイル5を添加した塗料を基材1に塗布し乾燥、硬化させて基材上に形成する防汚塗膜表面において、前記塗料に含有されるシリコーン成分4とシリコーンオイル5とが海島構造を形成する防汚塗膜2。 (もっと読む)


【課題】従来技術では、シリコーン成分の多くが塗料を構成する有機高分子に固定されているため塗膜表面に移行しにくく防汚性が十分ではなかった。また、防汚性を高めるためにシリコーンオイルを用いた場合は拭取りなどにより防汚性が低下する問題があった。
【解決手段】防汚塗膜表面において、塗料に含有される固定したシリコーン成分に親和性の高い遊離したシリコーン成分が相溶することで、防汚性の高い緻密で耐久性の高い防汚層が形成させる。固定したシリコーンにより防汚性が持続し、また、遊離したシリコーン成分により高い防汚性を示す。また、固定したシリコーン成分と親和性の高いシリコーンオイルにより、表面に移行したシリコーン成分が拭取られることを抑制し高い防汚性を持続でき、防汚性と耐摩耗性の高い防汚塗膜を実現できる。 (もっと読む)


1 - 10 / 22