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国際特許分類[C09D5/44]の内容

国際特許分類[C09D5/44]に分類される特許

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【課題】優れたつきまわり性を電着塗料組成物に付与することによって、自動車車体などの外板部で約15μm、内板部で約10μmの膜厚を有する電着塗膜を形成することができ、しかも、平滑性、耐候性、耐衝撃性、耐チッピング性などの機能を電着塗膜に付与することによって、中塗り塗膜を省略することができる電着塗膜形成方法の提供、ならびに、中塗り塗膜を含まない多層塗膜の形成方法の提供。
【解決手段】電着塗料組成物を被塗物上に電着塗装し、次いで加熱しながら層分離せしめ、その後硬化させて、少なくとも2層からなる複層硬化膜を形成する工程を包含する電着塗膜形成方法であって、電着塗料組成物が、
塗膜形成性樹脂成分(a)および(b)、
ブロックドポリイソシアネート(c1)および(c2)、
オニウム基を有する変性エポキシ樹脂(d)、および
顔料
を含み、
塗膜形成性樹脂成分(a)および(b)が、互いに不相溶であり、
塗膜形成性樹脂成分(a)が、ブロックドポリイソシアネート(c1)と、オニウム基を有する変性エポキシ樹脂(d)とを含むエマルション粒子Aを形成し、
塗膜形成性樹脂成分(b)が、ブロックドポリイソシアネート(c2)と、オニウム基を有する変性エポキシ樹脂(d)とを含むエマルション粒子Bを形成し、
エマルション粒子Aのガラス転移温度(Tg(A))(℃)およびエマルション粒子Bのガラス転移温度(Tg(B))(℃)は、式(1)および式(2):
[{Tg(B)−Tg(A)}の絶対値]≦10 (1)
11≦[(電着塗料組成物の浴温度(℃))−({Tg(A)+Tg(B)}/2)]≦17 (2)
の関係を満足する、電着塗膜形成方法。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛メッキ鋼板上の電着塗装適性が良好で、カチオン電着塗膜の仕上り性や防食性に優れるカチオン電着塗料組成物を提供する。
【解決手段】アミノ基含有変性エポキシ樹脂(A)と特定のフェノール性水酸基含有樹脂(B)及びブロック化ポリイソシアネート硬化剤(C)を含み、上記成分(A)、(B)及び(C)の固形分合計質量を基準にして、成分(A)を20〜75質量%、成分(B)を5〜50質量%、そして成分(C)を10〜40質量%含有することを特徴とするカチオン電着塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】電着塗膜とアンダーコート塗膜との間の滑りが小さく、かつ、アンダーコートの密着性に優れた複層塗膜形成方法を提供すること。
【解決手段】本発明の複層塗膜形成方法は、被塗物上に、カチオン性エポキシ樹脂、イソシアネート硬化剤、アクリル系表面改質剤および顔料を含有するカチオン性電着塗料を塗装し、焼き付けて、電着塗膜を形成する工程と、この電着塗膜の塗装面に、アクリル重合体微粒子、可塑剤、充填剤、ブロック型ウレタン樹脂およびミネラルターペンを含有するアクリルゾル系アンダーコート塗料を塗装し、焼き付けて、アンダーコート塗膜を形成する工程と、を含む。カチオン性電着塗料は、200ppm〜1000ppmのヒンダードフェノール系化合物をさらに含有し、アンダーコート塗料は、塗料液全体に対してミネラルターペンを5質量%〜11質量%含有する。 (もっと読む)


【課題】電子機器、楽器、音響機器その他の塗装品において、その外観の高級感を長期にわたって維持できるようにする。
【解決手段】基材2の表面に、カーボンブラック4などの顔料を含むベース着色層3が形成され、このベース着色層3の上側に、黒染料7などの染料を含むカラークリヤー層5が形成された塗装品1であって、カラークリヤー層5に光安定剤が添加されている。これにより、紫外線エネルギーによって生じる有害なフリーラジカルを光安定剤で効率よく捕捉できるため、塗装品1の外観の高級感を長期にわたって維持することができる。 (もっと読む)


【課題】高固形分型カチオン電着塗料を用いる電着塗装方法、特に持出し塗料のUFろ液洗浄回収工程を行なう電着塗装方法において、当該電着塗料の付き回り性を向上させること。
【解決手段】塗料固形分濃度が23.0〜30.0質量%、及び塗料灰分濃度が25.0〜30.0質量%であり、塗膜形成成分としてアミン変性エポキシ樹脂を含有する高固形分型カチオン電着塗料の付き回り性の向上方法であって、数平均分子量が2000以下であり、アミン価が150〜500mmol/100gであるアミノ基含有化合物を該高固形分型カチオン電着塗料に添加する工程を包含する方法。 (もっと読む)


【課題】つきまわり性、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板上の電着塗装適性、カチオン電着塗膜の仕上り性、防食性に優れ、さらには、該カチオン電着塗膜上の3C1B方式における複層塗膜の仕上り性に優れる塗装物品を提供する。
【解決手段】エポキシ当量500〜2500のエポキシ樹脂(A1)と、下記一般式(I):


[式(I)中、Rは、炭素数1〜8のアルキル基を示す。Rは、水酸基を有することのある炭素数2〜8のアルキル基を示す。]で表されるアミン化合物(A2)とを反応させてなるアミノ基含有エポキシ樹脂(A)、並びにブロック化ポリイソシアネート硬化剤(B)を含むことを特徴とするカチオン電着塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】つきまわり性、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板上の電着塗装適性、仕上り性、防食性及び機械安定性に優れたカチオン電着塗料組成物を提供する。
【解決手段】炭素数8以上のモノカルボン酸(a1)と、1分子中に2個以上のエポキシ基を有し且つエポキシ当量が300〜2,500のエポキシ樹脂(a2)と、アミノ基含有化合物(a3)とを反応させることにより生成されたアミノ基含有変性エポキシ樹脂(A);エポキシ当量が180〜2,500のエポキシ樹脂(b1)と、フェノール性水酸基を有するキシレンホルムアルデヒド樹脂(b2)と、アミノ基含有化合物(b3)とを反応させることにより生成されたキシレンホルムアルデヒド樹脂変性アミノ基含有エポキシ樹脂(B);並びにブロック化ポリイソシアネート硬化剤(C):を、所定量含むカチオン電着塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】低温硬化性と長期安定性とを両立し得るカチオン電着塗料組成物を提供する。
【解決手段】カチオン性ポリマー(A)と、ブロック化剤(b)によりブロックされたイソシアネート基を有するブロックイソシアネート(B)を含有するカチオン電着塗料組成物であって、ブロック化剤(b)の第一原理分子軌道計算による最高被占軌道のエネルギー(EHOMO)が、−0.2340〜−0.2050eVであるカチオン電着塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】 鉛化合物やクロム化合物等の有害物質を含有することなく、限界の防錆性、無処理鋼板上での防錆性に優れ、かつ塗装作業性、塗膜外観が良好なカチオン性電着塗料組成物を提供する。
【解決手段】 (A)アミン変性エポキシ樹脂(基剤)、(B)ブロック化ポリイソシアネート(硬化剤)、および(C)金属の酢酸塩の混合物を水分散して得られるエマルションを含有するカチオン性電着塗料組成物。(C)金属の酢酸塩は酢酸ジルコニウムまたは酢酸亜鉛が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鉛化合物やクロム化合物等の有害物質を含有することなく、限界の防錆性、無処理鋼板上での防錆性に優れ、かつ塗装作業性、塗膜外観が良好なカチオン性電着塗料組成物の塗装方法を提供する。
【解決手段】 (A)アミン変性エポキシ樹脂(基剤)、(B)ブロック化ポリイソシアネート(硬化剤)、および(C)金属の酢酸塩の混合物を水分散して得られるエマルションを含有するカチオン性電着塗料組成物を使用することを特徴とする塗装方法。(C)金属の酢酸塩は酢酸ジルコニウムまたは酢酸亜鉛が好ましい。 (もっと読む)


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