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国際特許分類[C10B53/07]の内容

国際特許分類[C10B53/07]に分類される特許

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【課題】対向流式シャフト型熱分解炉で生成されるクリンカの弊害を排除しつつ、炭化物の破砕、冷却及び選別工程の処理量を低減する。
【解決手段】(a)対向流式シャフト型熱分解炉1により炭素質原料を熱分解処理することにより、炭化物及び熱分解ガスを生成し、(b)前記熱分解炉1で生成された前記熱分解ガスをガス処理装置2に導入し、(c)前記ガス処理装置2により、前記熱分解炉1から導入された前記熱分解ガスを処理するとともに、当該熱分解ガスに同伴する微粉状炭化物を当該熱分解ガスから分離して回収し、(d)前記熱分解炉1で生成された前記炭化物と、前記熱分解処理により前記熱分解炉内で発生したクリンカとの混合物を、前記熱分解炉1の下部から排出し、(e)前記熱分解炉1から排出された前記混合物を破砕し、(f)前記破砕された混合物を冷却し、(g)前記冷却された混合物の中から前記炭化物を選別して回収する。 (もっと読む)


【課題】悪臭排気を生成することなく、高いエネルギー効率で受容可能な費用で廃棄物や低価値材料を炭素固体、気体、油、およびスペシャルティーケミカルを含む有用な材料を生成する方法および装置を提供する。
【解決手段】ゴム、都市下水汚泥、食品加工廃棄物などをスラリー化する前処理工程、固体および液体を生成する第1の反応工程、その反応生成物を分離する工程、そして液体生成物を炭素固体、燃料ガスおよび油を含む炭化水素混合物へと変換する第2の反応工程と装置とからなる。 (もっと読む)


【課題】包装材廃棄物から効率的にアルミ資源を回収することができる資源回収システムの提供を目的とする。
【解決手段】包装材の廃棄物を回収する包装材廃棄物回収手段と、回収された包装材廃棄物の中からアルミ箔が積層されたアルミ箔積層包装材とアルミ蒸着されたアルミ蒸着包装材とに分別する分別手段とを有し、前記アルミ箔積層包装材を500〜620℃の温度範囲にて乾留処理する高温乾留処理手段と、前記アルミ蒸着包装材を200〜350℃の温度範囲にて乾留処理する低温乾留処理手段とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高分子系廃棄物から炭化物を回収する際に発生する熱を有効利用することが可能な炭化物の製造装置を提供する。
【解決手段】高分子系廃棄物1を熱分解させて炭化物を回収する炭化物の製造装置であって、内部に高分子系廃棄物1を収容し、該高分子系廃棄物1を熱分解させて熱分解ガスを発生させるための熱分解炉2と、前記熱分解ガスから油分を回収して循環ガスと油分を分離するための冷却分離手段と、前記循環ガスを前記熱分解炉2に供給して循環させるためのガス循環手段とを備え、さらに、高分子系廃棄物1との接触後のガスが持つ熱によって循環ガスを加熱するための熱交換器3を備えることを特徴とする炭化物の製造装置である。 (もっと読む)


【課題】熱分解反応の反応効率を向上させつつ、生成される炭化物の酸化を大幅に抑えることも可能な炭化物の製造装置を提供する。
【解決手段】無酸素ガスを加熱するための熱交換器3と、熱分解炉4及び外部加熱手段5を有し、内部に収容する高分子系廃棄物1を前記熱交換器3で加熱した無酸素ガスと接触させることにより熱分解させて熱分解ガスを発生させるための熱分解装置と、冷却手段と、粉塵回収手段と、排ガス燃焼手段と、炭化物回収手段と、前記熱分解炉4へ前記加熱された無酸素ガスを供給するための第一無酸素ガス供給手段7と、前記熱分解炉4の下部に回収される炭化物2を貯留するための弁11を設けた炭化物導入口を有する第一貯留部10とを備えることを特徴とする炭化物の製造装置である。 (もっと読む)


【課題】高分子系廃棄物からトルエン着色透過度の高い炭化物を回収することが可能な炭化物の製造方法を提供する。
【解決手段】高分子系廃棄物1が収容された熱分解炉2内で、該高分子系廃棄物1を熱分解させて熱分解ガスを発生させる工程と、前記高分子系廃棄物1に、沸点が150℃〜400℃の範囲の液状炭化水素を滴下して添加する工程とを含むことを特徴とする炭化物の製造方法である。また、前記高分子系廃棄物1の熱分解反応が終了するまで、前記液状炭化水素の供給を継続的に行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】品質が劣化せず、ゴム成分に配合した場合にゴムとの相互作用を十分に発現でき、ゴム補強用カーボンブラックの代替品として十分な性能を発揮することが可能な炭化物を、効率的に得ることができる炭化物の製造装置を提供する。
【解決手段】所定の廃棄物材料を熱分解させる工程を具える炭化物の製造方法であって、前記所定の廃棄物材料が、ピーリングゴム及び/又はバフ粉を含むことを特徴とする炭化物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】こまめな自動制御を行うことでランニングコストの低減が図れるものとした有機物による炭素素材製造の制御方法及びその制御システムを提供する。
【解決手段】原料を圧縮成型して水分のみを除去する前処理工程aと、低温分解により高分子化合物を分解し且つ原料を炭素原料化すると同時に、急激な熱膨張や内気圧の急激な変化を起こすことを調整制御し、更に原料化した素材の酸化反応及び還元反応が起きない温度まで低下可能にした炭素化工程bと、炭素化物を回収し、回収した炭素化物の破砕分離によって発生する超微粉炭素化物を回収する後処理工程cと、間接冷却によって液化物と気体とに分離して回収する気液回収工程dと、気液回収できない低沸点のガスを再利用可能に加工する残存ガス回収工程eとから構成し、前記した全工程は、各部をセンサによってモニターしながら各種制御を全自動で行うようにする。 (もっと読む)


【課題】原料を選択せずに様々な原料が混在したまま炭素素材を製造することができ、爆発や発火等の危険性が無く、加熱時間の一定時間化と短縮とを実現でき、炭素素材の収率も向上し、こまめな自動制御を行うことでランニングコストの低減が図れるようにする。
【解決手段】原料を圧縮成型して水分のみを除去する前処理工程aと、低温分解により高分子化合物を分解し且つ原料を炭素原料化すると同時に、急激な熱膨張や内気圧の急激な変化を起こすことを調整制御し、更に原料化した素材の酸化反応及び還元反応が起きない温度まで低下可能にした炭素化工程bと、炭素化物を回収し、回収した炭素化物の破砕分離によって発生する超微粉炭素化物を回収する後処理工程cと、間接冷却によって液化物と気体とに分離して回収する気液回収工程d並びに気液回収できない低沸点のガスを再利用可能に加工する残存ガス回収工程eとから構成する。 (もっと読む)


【課題】原料を選択せずに様々な原料が混在したまま炭素素材及びその他の副成物を回収することができ、回収後の炭素素材及びその他の副成物の有効利用を可能にする。
【解決手段】炭素化した原料を収納している収納機器から炭素化物を回収し、回収した炭素化物に混在している金属やその他の物質を破砕分離し、破砕分離によって発生する超微粉炭素化物を回収する工程(後処理工程c)と、該工程(後処理工程c)で発生する分解ガスを保温管理導管によって気液回収部Dへ導き、間接冷却によって液化物と気体とに分離して回収する工程(気液回収工程d)と、気液回収できない低沸点のガスを施設内の冷暖房のエネルギーとしての利用や液化回収して他所で利用することができるように加工する工程(残存ガス回収工程e)と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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