説明

国際特許分類[C10G3/00]の内容

国際特許分類[C10G3/00]に分類される特許

1 - 10 / 132


【課題】天然ガスからメタノールを経由してガソリン又はDMEを製造する際の発熱エネルギーを有効に廃棄せずに利用する。
【解決手段】天然ガスの水蒸気改質による改質ガスからメタノールを合成し、そのメタノールからガソリン又はジメチルエーテルを製造する場合に、天然ガスを水蒸気改質する前に予備改質するか、水蒸気改質の排ガスから二酸化炭素を回収するか、水蒸気改質に供給する燃焼用空気を、ガソリン又はジメチルエーテル合成の合成熱で予熱するかを選択する。そして、水蒸気改質で発生する排ガスからの熱回収、改質ガスからの熱回収と、メタノール合成における合成熱と、ガソリン又はジメチルエーテル合成における合成熱と、選択される、予備改質の回収熱と、二酸化炭素回収の際の回収熱と、空気予熱の回収熱とを用いシステム全体のエネルギーをセルフバランスさせる。 (もっと読む)


【課題】植物油や動物起源の油脂のような再生可能な資源からの供給原料を水素化処理して、燃料として用いられるパラフィン系炭化水素を製造する方法を提供する。
【解決手段】全供給原料の流れは、反応器中の触媒帯域の数に等しい所定数の異なる部分流に分けられ、異なる部分流は、増加する割合で連続する触媒帯域に注入されて、パラフィン系炭化水素を含有する流出物が生じさせられる。流出物は、ガスフラクションと、パラフィン系炭化水素を含有する液体フラクションとの分離を可能にする分離工程に付される。前記液体フラクションの少なくとも一部は、前処理工程または少なくとも1つの触媒帯域のいずれかに再循環させられ、この再循環と、第1の触媒帯域に導入される部分流との間の重量比は、10以上であるようにされる。 (もっと読む)


【課題】再生可能な資源、例えば、植物油からの供給原料を水素化処理して、パラフィン系炭化水素を製造する方法を提供。
【解決手段】全処理供給原料の流れは、非触媒固体材料と混合されたまたは混合されない触媒固体材料を有する0.25〜0.8の空隙率の固定床における供給原料の予備水素化による前処理工程、前処理物を反応器中の触媒帯域の数に等しい所定数の異なる部分流に分け、水素化処理触媒帯域に注入されパラフィン系炭化水素を含有する流出物が生じる水素化処理工程、水素化処理流出物をガスフラクションと、パラフィン系炭化水素を含有する液体フラクションとの分離を可能にする分離工程に付す。前記液体フラクションの少なくとも一部は、前処理工程または少なくとも1つの触媒帯域のいずれかに再循環させられ、この再循環と第1の触媒帯域に導入される部分流との間の重量比は、10以上であるようにされる。 (もっと読む)


【課題】 メタノールのガソリン合成反応により発生する熱を利用してメタノールから水素の生成を行い、装置が複雑化するのを防ぎ、且つ運転コストもトータルで低く抑えることができる、メタノールからガソリンと水素を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】 メタノール供給路の第1供給路20aから、反応器10内に設けた反応管14内の第1触媒層16にメタノールを供給し、メタノールからガソリンを合成するとともに、メタノール供給路の第2供給路20bから、反応器10内に設けた反応管14外周に位置する第2触媒層18にメタノールを供給し、メタノールから水素を生成する。反応管14を介して第1触媒層16で発生した熱を第2触媒層18に伝え、所定の温度に加熱する。 (もっと読む)


【課題】
バイオマスの接触分解によって生成された遊離脂肪酸や炭化水素の過分解を防ぎ、炭素数10〜20の炭化水素のディーゼル留分の回収率を高めた安全性が高いバイオマスの接触分解方法を提供する。
【解決手段】
接触分解触媒を350℃〜475℃に加熱した1〜10気圧の水素雰囲気の反応容器中でバイオマスと接触させ、バイオマスから炭素数10〜20の炭化水素を主として生成するバイオマスの接触分解方法であって、接触分解触媒に脱炭酸分解触媒及び水素化触媒が担持されている。 (もっと読む)


【課題】ゼオライト格子内の4配位アルミニウムの脱離を起こし難いカルシウム化合物含有ゼオライト触媒を、簡易で安価に調整可能なジメチルエーテルまたはメタノールを原料とする低級炭化水素合成用カルシウム化合物含有ゼオライト触媒の調製方法を提供する。
【解決手段】本発明のジメチルエーテルまたはメタノールを原料とする低級炭化水素合成用カルシウム化合物含有ゼオライト触媒の調製方法は、混合・混練工程と、乾燥・焼成工程と、第一〜第三成分を含む複合体の水蒸気処理工程と、を有し、水蒸気処理工程において、水蒸気分圧と水蒸気処理時間を掛け合わせた値で示される水蒸気処理の程度(a.u.)が1.92〜16.8となるように水蒸気処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 メタノールのガソリン合成反応により発生する熱を冷却することによって発電を行い、トータル的なコストを低減した、メタノールからガソリンを製造するともに発電する方法およびシステムを提供する
【解決手段】 反応器10で、メタノールを触媒存在下で反応させてガソリンを合成し、メタノールのガソリン合成反応により発生する熱を冷却材で冷却し、熱の回収によって冷却材を蒸気化し、この蒸気を用いて高圧タービン30、中圧タービン40、低圧タービン50の一連の蒸気タービンで発電を行う。 (もっと読む)


【課題】 原料油から分解油を作製する接触分解反応において、より高い収量の分解油が得られるディーゼル燃料製造用反応器、およびより高い収量のディーゼル燃料が得られるディーゼル燃料製造システムを提供する。
【解決手段】 反応槽1の周囲に加熱手段(第1加熱部H1)が設けられるとともに、触媒層2の内部に第2加熱部H2が設けられ、触媒層2上部には、導入部3から導入された原料油が広く噴射されるように、噴射部3aが設けられ、触媒層2の周囲には、気液が流通可能なプレート部(プレートA〜C)が配設され、触媒層2と所定の容積を有する空間部(第1〜4空間S1〜S4)の仕切りを形成し、再生ガスの一部が、空間部を介して触媒層2に給送される。 (もっと読む)


【課題】藻類によって産生された脂肪族化合物から高品質の炭化水素燃料を商業的に安定して製造することが可能な炭化水素燃料の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、藻類によって産生された脂肪族化合物と、超臨界状態にある臨界温度が90℃以上の炭化水素溶媒と、を含有する混合物を、脂肪族化合物の炭化水素溶媒への溶解度が炭化水素溶媒100g当たり15g以下となるように、温度及び圧力を調整して保持した後、脂肪族化合物の炭化水素溶媒への可溶分を回収する第1の工程と、第1の工程で回収された可溶分を、触媒を用いて水素化処理する第2の工程と、を備える炭化水素燃料の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】製造システムの温度制御を効果的に行え、触媒を全体的に再生可能な、接触分解法によるディーゼル燃料製造システムを提供する。
【解決手段】原料タンクから供給される原料油を炭化水素からなる分解油に変換するための触媒を有する反応器と、反応器で得られた分解油から軽質油を分離する第1分留器と、第1分留器で得られた軽質油から軽油留分を回収する第2分留器と、第2分留器で回収された軽油留分を冷却して製品油にする冷却器と、原料タンクから反応器に供給される原料油を、冷却器、第2分留器および第1分留器の順に熱媒体として利用してから反応器に供給可能にする原料油供給ラインを備え、原料油供給ラインは、原料油を下流側に供給するための原料油供給ポンプと、冷却器と第2分留器との間に設置されて原料油を加熱する第1予熱器と、第2分留器と第1分留器との間に設置されて原料油を加熱する第2予熱器とを有する。 (もっと読む)


1 - 10 / 132