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国際特許分類[C10G45/04]の内容

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【課題】ナフサ留分の水素化処理に際して、水素化処理済の成分をリサイクルさせ、しかもそのリサイクル量を調整して、水素化精製装置における発熱を抑制し、かくして該装置の不安定な運転の安定化が達成可能とする。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成法により得られる合成油を精留塔で分留することにより、ナフサ留分と、該ナフサ留分より重質な炭化水素を含む少なくとも一つの留分に分留し、ナフサ留分を水素化精製装置において水素化触媒と接触させて水素化することにより、アルコール分やオレフィン分をパラフィン成分に転化し、実質的にパラフィン分のみからなる水素化ナフサ留分を得るに際し、オレフィン分の水素化とアルコール分の水素化による発熱を抑制するため、前記精留塔のカット温度を調整してナフサ留分中のオレフィン分およびアルコール分の含有量を低減する。 (もっと読む)


【課題】高い脱硫活性を示す、炭化水素油の水素化精製方法を提供すること。
【解決手段】X線回折分析により測定されるアナターゼ型チタニア(101)面の結晶構造を示す回折ピーク面積及びルチル型チタニア(110)面の結晶構造を示す回折ピーク面積の合計の面積が、γ−アルミナ(400)面に帰属されるアルミニウム結晶構造を示す回折ピーク面積に対して、1/4以下であるシリカ−チタニア−アルミナ担体に、周期表第VIB族及び第VIII族から選ばれた金属成分を担持し、比表面積が150m/g以上、全細孔容積が0.30ml/g以上、平均細孔直径が6〜15nmの範囲、平均細孔径±30%の細孔直径の細孔容積の占める割合が全細孔容積の70%以上である水素化脱硫触媒を用いて、水素雰囲気下で炭化水素油を水素化処理することを特徴とする炭化水素油の水素化精製方法。 (もっと読む)


【課題】オイル精製及び石油化学の分野における、炭化水素処理触媒の硫化方法を提供すること。
【解決手段】炭化水素処理触媒の硫化方法であって:該触媒の表面上に、以下の式(I)で表される1以上の硫化助剤を堆積させ、


(ここで、R1及びR2は同一又は異なっていてもよく、夫々水素原子又は直鎖又は分岐鎖で、飽和又は不飽和の、1〜30個の炭素原子を含み、如何なる芳香族リングをも含まない炭化水素を基本とする基を表す)その後、水素及び硫黄化合物を含む硫黄-含有ガス状混合物を接触させて硫化処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】LCOやコーカー軽油などから、高品質のガソリン基材と、高品質の軽油基材を、同時に効率良く経済的に得ることが出来る方法を提供すること。
【解決手段】(A)沸点範囲が120〜380℃で、かつ、少なくとも30質量%の芳香族炭化水素化合物を含む石油系炭化水素を、軽質分及び重質分に分離する工程、(B)前記工程(A)で得られた軽質分と、フォージャサイト型ゼオライトにチタンを含有させた修飾ゼオライトを含む担体に水素化活性金属を含有させた水素化分解触媒とを、10MPa以下の水素分圧下で接触させ、リサーチオクタン価90以上、硫黄分10質量ppm以下のガソリン基材を製造する工程、(C)前記工程(A)で得られた重質分と水素化活性金属を含むアルミナ触媒とを10MPa以上の水素分圧下で接触させ、セタン価50以上、硫黄分10質量ppm以下の軽油基材を製造する工程、を含むことを特徴とする石油系炭化水素の処理方法。 (もっと読む)


本発明は、水媒体中に下記の化合物一緒に投入することによって、初期溶液を生成することを含む溶液組成物を生成することを含む方法を提供する。
i)少なくとも1つのリン化合物
ii)少なくとも1つの第6族金属化合物
iii)少なくとも1つの第8族金属化合物、及び
iv)a)テトラエチレングリコール、
b)約200〜約400の平均分子量を有するポリエチレングリコール、
c)テトラエチレングリコール及び約200〜約400の平均分子量を有するポリエチレングリコールの混合物、又は
d)(1)テトラエチレングリコール及び/又は約200〜約400の平均分子量を有するポリエチレングリコール、及び(2)1又はそれ以上のモノエチレングリコール、ジエチレングリコール、及びトリエチレングリコールの混合物である添加剤。
添加剤の第6族金属及び第8族金属の合計モル数に対するモル比は、0.30:1より大きく、リンの第6族金属に対する原子比率は、少なくとも約0.33:1である。初期溶液を任意に約40℃より高い温度で加熱し、加熱溶液を生成する。この加熱溶液を任意に冷却し、冷却溶液を生成する。本発明はまた、かかる方法によって生成された組成物、かかる組成物から触媒組成物を生成する方法、及びかかる方法によって生成された触媒組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】触媒担体の密度構造を多重化すること、具体的には担体ペレットの外殻構造を「粗」、内部構造を「密」の状態に設計することの提供。
【解決手段】担体ペレットの外殻と内部の密度が相対的に粗密である多重化構造をとることを特徴とする炭化水素油の水素化処理触媒。 (もっと読む)


【課題】水素化処理により炭化水素油中に含まれる硫黄分や窒素分を低減して精製炭化水素油を製造するにあたり、炭化水素油中の150℃未満の留分に含まれているアロマ量の低下を抑制することが可能な精製炭化水素油の製造方法を提供する。
【解決手段】10容量%留出温度が50〜95℃、97容量%留出温度が220〜300℃の蒸留性状を有する炭化水素油であって、該炭化水素油中の全アロマ量に対する沸点150℃未満の留分に含まれるアロマ量の比率が0.3〜0.9である原料炭化水素油を水素化処理して精製炭化水素油とする、精製炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油を用いて炭化水素油を製造するに際し、原料油に含まれる含塩素化合物に起因する反応装置の腐食の抑制、並びに、得られる生成油中の酸素分及び塩素分の低減が可能な方法を提供すること。
【解決手段】含酸素有機化合物及び非水溶性の含塩素化合物を含有する原料油と、多孔性無機酸化物並びに第IA族、第IIA族及び第IB族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される吸着剤と、を接触させて、非水溶性の含塩素化合物を吸着剤に吸着させて脱塩素油を得る。次に、水素の存在下、脱塩素油と、多孔性無機酸化物を含有する担体並びに該担体上に担持された周期律表第VIA族及び第VIII族から選ばれる少なくとも1種以上の金属を含んで構成される水素化触媒と、を接触させて、含酸素有機化合物の水素化脱酸素により炭化水素油及び水を含有する反応生成物を得る。得られた反応生成物から水を分離し、炭化水素油を含有する生成油を得る。 (もっと読む)


1個以上の孔が貫通した、長さC及び直径Dの円筒形の触媒ユニットが記載される。前記円筒は、長さA及びBであるドーム状の端部を有し、(A+B+C)/Dが0.50〜2.00の範囲にあり、(A+B)/Cが0.40〜5.00の範囲にある。前記触媒または触媒ユニットは、好ましくは、その長さ方向に1本以上の溝を有する。前記触媒は、特に、水蒸気改質反応器中で用いることができる。 (もっと読む)


長さC及び直径Dの円筒を含む触媒ユニットが記載される。前記ユニットは、5角形のパターンに配置された縦に貫通する5個の孔を有し、ユニットの長さ方向に延びている5本の溝を有し、前記溝は隣接する5角形パターンの前記孔から等間隔で位置する。前記触媒は、特に水蒸気改質反応器に用いることができる。 (もっと読む)


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