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国際特許分類[C10G47/00]の内容

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【課題】未分解ワックスをボトムリサイクル方式により水素化分解する際に、水素化分解の目的物である中間留分の収率の向上と中間留分中のノルマルパラフィンの含有量の低減とを同時に達成することが可能なワックスの水素化分解方法を提供すること。
【解決手段】原料ワックスの水素化分解を行うと共に、水素化分解後に生じる未分解ワックス留分を再び水素化分解に供する水素化分解方法であって、原料ワックスのみを用いた水素化分解を、沸点360℃以上のワックス留分からの沸点360℃未満の軽質留分への転換率が50〜85質量%となるように行った後、水素化分解触媒の存在下、原料ワックスと未分解ワックス留分との合計量を基準として未分解ワックス留分の含有量が15〜50質量%である原料ワックスと未分解ワックス留分との混合物を、上記転換率が50〜85質量%となるように水素化分解する。 (もっと読む)


【課題】硫黄分1質量ppm以下で、かつオクタン価が100以上のガソリン基材を収率良く製造することができるガソリン基材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】特定の分解軽油を水素化分解処理することで、15℃における密度が0.76〜0.80g/cm3、初留点が70〜90℃、終点が150〜170℃、硫黄分が0.1〜20質量ppm、ナフテン分が25〜45質量%である重質ナフサを得る第1工程と、 得られた重質ナフサを、硫黄分が1質量ppm以下となるまで脱硫処理した後、接触改質処理をすることで、所望のガソリン基材を、前記分解軽油に対して20質量%以上の収率で得る第2工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 水素化分解反応装置からの触媒の抜き出しや触媒の再生を容易とすることができる反応器の洗浄方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の反応器の洗浄方法は、触媒が充填されており、ワックス留分の供給が停止しているワックス留分水素化分解装置に、硫黄分が5ppm未満であり且つ15℃で液状である炭化水素及び植物油から選ばれる溶剤を流通させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ(FT)合成反応用触媒の微粉末のアップグレーディング反応系への流入量を精度よく定量的に監視でき、同反応系での問題発生の予知を可能とする炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】スラリー床反応器C2内での触媒を用いたFT合成反応で得た炭化水素油を精留塔C4で留出油と塔底油とに分留し、精留塔C4の塔底と水素化分解装置C6を結ぶ第1移送ラインL12に塔底油の一部を流通させ、第1移送ラインL12から分枝して分岐点の下流で第1移送ラインL12に接続される第2移送ラインL14に塔底油の少なくとも一部を流通させ、第2移送ラインL14に配設された着脱可能なフィルター2で第2移送ラインL14を流れる塔底油中の触媒微粉末を捕集しつつその捕集量を監視し、水素化分解装置C6内で塔底油の水素化分解を行う炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】FT合成反応用触媒に由来する触媒微粉末がFT合成油のアップグレーディング工程の反応系へ流入することを抑制できる炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】本発明の炭化水素油の製造方法は、触媒で懸濁した液体炭化水素のスラリーを内部に保持するスラリー床反応器C2を用いたフィッシャー・トロプシュ合成反応により、触媒に由来する触媒微粉末を含む炭化水素油を得て、精留塔C4により炭化水素油を留出油と触媒微粉末を含む塔底油とに分留し、塔底油の少なくとも一部を貯槽T2に移送し、触媒微粉末を貯槽T2の底部に沈降させて捕集し、塔底油の残余の精留塔C4から水素化分解装置C6への移送、及び/又は貯槽T2により触媒微粉末が捕集された塔底油の上澄みの貯槽T2から水素化分解装置C6への移送を行い、水素化分解装置C6を用いて塔底油の残余及び/又は塔底油の上澄みを水素化分解する。 (もっと読む)


【課題】専用の熱付け油を使用することなく精留塔を予熱することができ、また、使用した熱付け油を廃油とすることなく製品として利用可能な精留塔のスタートアップ方法の提供。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成油に含まれるワックス留分を水素化分解して得られる水素化分解生成物と、前記合成油に含まれる中間留分を水素化精製して得られる水素化精製生成物とが供給され、分留される精留塔のスタートアップ方法であって、中間留分水素化精製工程から供給される水素化精製生成物を用いて前記精留塔の予熱を行う予熱工程を有することを特徴とする精留塔のスタートアップ方法。 (もっと読む)


【課題】水素化分解法の反応量を改善しかつ高転化率を得る。
【解決手段】水素化分解法の添加物は、粒径約0.1〜約2,000μm、嵩密度約500〜約2,000kg/m3、見かけ密度約1,000〜約2,000kg/m3及び湿気0〜約5重量%を有する固体有機材料を含む。水素化分解工程用添加物の製造法及び使用法も提供する。本発明の添加物を使用して、高い転換レベルで水素化分解法を実施できる。 (もっと読む)


(1)イオウ含量は10ppm未満、(2)引火点は50℃超、
(3)式
=A+10(A
[式中、Aは272ナノメートルでのUV吸光度であり、Aは310ナノメートルでのUV吸光度である。]によって求められるUV吸光度、Aは1.5未満、(4)ナフテン含量は5%超、(5)曇り点は−12℃未満、(6)窒素含量は10ppm未満、及び(7)5%蒸留点は300F超で、95%蒸留点は600F超である、ディーゼル燃料組成物。
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【課題】下降流触媒反応装置の冷却ゾーン内で使用するための、取り付けやすいきわめて単純で、コンパクトな設計の、また比較的小さなサイズのデバイスを提供する。
【解決手段】下降流触媒反応装置1の冷却ゾーン11内のデバイスであって、内壁20に、水平に且つ平行に取り付けられる下側平トレー18および該下側平トレー18の上に配置される上側平トレー17を備え、上側平トレー17は、穿孔されており、下側平トレー18および上側平トレー17の間の接続要素であって、液体とガスの混合物を収集し、分配する分配チューブ19を備え、この分配チューブ19は上側平トレー17の上の特定の高さから延在し、下側固定触媒床の上から特定の距離にある下側平トレー18の下で終端している。 (もっと読む)


触媒転換反応装置内で、原料油を、比較的均質な活性を有し、主に大細孔ゼオライトを含む触媒分解触媒に接触させる工程を含むプロセスであって、上記原料油を触媒に接触させる工程において、反応温度、オイル蒸気滞留時間、触媒/原料油の重量比が、反応生成物を得るために十分なものであり、反応生成物には、原料油の重量に対する流動触媒分解軽油の量が、約12重量%〜約60重量%で含まれ、ディーゼル燃料を含み、反応温度が約420℃〜約550℃の範囲内であり、オイル蒸気滞留時間が約0.1秒〜約5秒の範囲内であり、触媒分解触媒/原料油の重量比が約1〜約10である、ディーゼル燃料のセタン価バレルを増加するための触媒転換プロセス。流動触媒分解軽油を、さらに処理するために、他のユニットに供給、又は、初期の触媒転換反応装置に供給する。上記プロセスにより、高いセタン価のディーゼル燃料を最大限に生成することができ、粗い粒子サイズ分布を有する分解触媒は、乾燥ガス及びコークスの選択性を改良することができ、触媒の破砕傾向及び触媒の消費量を抑えることができる。
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