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国際特許分類[C10G69/04]の内容

国際特許分類[C10G69/04]に分類される特許

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【課題】多環芳香族炭化水素を含む原料油から高い収率で炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素を製造できる、単環芳香族炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】原料油を触媒に接触、反応させて生成物を得る分解改質反応工程と、分解改質反応工程から導出される、生成物とこれに同伴される触媒とからなる混合物から、触媒を生成物中に含まれる3環芳香族炭化水素とともに分離除去する触媒分離工程と、触媒分離工程から導出された導出物より少なくとも炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素と炭素数9以上の重質留分とを分離する分離工程と、分離工程で分離された炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素を精製し、回収する精製回収工程と、分離工程で分離された炭素数9以上の重質留分を前記分解改質反応工程に戻すリサイクル工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】水素化反応時の極端な発熱を抑え、水素化反応器の設備コストの大幅な上昇を回避することのできる、単環芳香族炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素を製造する単環芳香族炭化水素の製造方法である。原料油を触媒に接触させ反応させて、単環芳香族炭化水素を含む生成物を得る分解改質反応工程と、分解改質反応工程で生成した生成物より分離された単環芳香族炭化水素を精製し、回収する精製回収工程と、分解改質反応工程で生成した生成物より分離された重質留分に希釈剤を加える希釈工程と、混合物を水素化する水素化反応工程と、水素化反応工程にて得られた混合物の水素化反応物を分解改質反応工程に戻すリサイクル工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】多環芳香族炭化水素を含む原料油から高い収率で炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素を製造できる、単環芳香族炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】原料油を分解改質反応器内に導入し、触媒に接触、反応させて生成物を得る分解改質反応工程と、分解改質反応工程にて生成した生成物より分離された単環芳香族炭化水素を精製し、回収する精製回収工程と、分解改質反応工程にて生成した生成物より分離された重質留分を水素化する水素化反応工程と、水素化反応工程により得た重質留分の水素化反応物を分解改質反応工程に戻すリサイクル工程と、を有する。リサイクル工程では、原料油が分解改質反応器内にて触媒と接触する時間より、重質留分の水素化反応物が分解改質反応器内にて触媒と接触する時間の方が短くなるように、重質留分の水素化反応物を、分解改質反応器に対して原料油の導入位置とは異なる位置に導入する。 (もっと読む)


【課題】水素化反応時の極端な発熱を抑え、水素化反応器の設備コストの大幅な上昇を回避することのできる、単環芳香族炭化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素数6〜8の単環芳香族炭化水素を製造する単環芳香族炭化水素の製造方法である。原料油を触媒に接触させ反応させて、単環芳香族炭化水素を含む生成物を得る分解改質反応工程と、分解改質反応工程で生成した生成物より分離された単環芳香族炭化水素を精製し、回収する精製回収工程と、分解改質反応工程で生成した生成物より分離された重質留分を水素化する水素化反応工程と、水素化反応工程で得られた重質留分の水素化反応物の一部を希釈油として水素化反応工程に戻す希釈工程と、水素化反応工程で得られた重質留分の水素化反応物を分解改質反応工程に戻すリサイクル工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】重質炭化水素油を既設装置の改造を行わずに処理し、炭素数3と炭素数4の炭化水素類及びガソリン留分の収率を向上させ、接触分解残油の収率を低減させ、C重油を減産する炭化水素類の製造方法の提供。
【解決手段】原油を常圧蒸留装置で処理して得られた常圧蒸留残油L1を直接脱硫装置1で処理して直接脱硫常圧残油を得る。次に、直接脱硫常圧残油を減圧蒸留装置2で処理して直接脱硫減圧軽油L5及び直接脱硫減圧残油L6を得る。さらに、直接脱硫減圧軽油L5と、直接脱硫常圧残油L4aと、間接脱硫減圧軽油L7とを含有する混合油を残油流動接触分解装置3で処理し、燃料ガス、炭素数3と炭素数4の炭化水素類、ガソリン留分、灯油留分、軽油留分及び接触分解残油とする。 (もっと読む)


触媒転換反応装置内で、原料油を、比較的均質な活性を有し、主に大細孔ゼオライトを含む触媒分解触媒に接触させる工程を含むプロセスであって、上記原料油を触媒に接触させる工程において、反応温度、オイル蒸気滞留時間、触媒/原料油の重量比が、反応生成物を得るために十分なものであり、反応生成物には、原料油の重量に対する流動触媒分解軽油の量が、約12重量%〜約60重量%で含まれ、ディーゼル燃料を含み、反応温度が約420℃〜約550℃の範囲内であり、オイル蒸気滞留時間が約0.1秒〜約5秒の範囲内であり、触媒分解触媒/原料油の重量比が約1〜約10である、ディーゼル燃料のセタン価バレルを増加するための触媒転換プロセス。流動触媒分解軽油を、さらに処理するために、他のユニットに供給、又は、初期の触媒転換反応装置に供給する。上記プロセスにより、高いセタン価のディーゼル燃料を最大限に生成することができ、粗い粒子サイズ分布を有する分解触媒は、乾燥ガス及びコークスの選択性を改良することができ、触媒の破砕傾向及び触媒の消費量を抑えることができる。
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【課題】流動接触分解残油(CLO)を、軽質で、かつ芳香族分の含有量が高いガソリン留分や灯軽油留分などの炭化水素油に転換する方法を提供する。
【解決手段】直留残油(AR)と流動接触分解残油(CLO)又は重質サイクル油(HCO)とを含む原料油を、重油直接脱硫装置(RH)において水素化脱硫及び水素化分解して得られた脱硫重油(DSAR)を、重油流動接触分解装置(RFCC)または流動接触分解装置(FCC)で接触分解することにより高芳香族炭化水素油を製造する、高芳香族炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


反応/再生の統合型システムにおいて、C4以上の重質オレフィンを含む原料の接触分解によるC2−C3オレフィンの生産プロセスが開示される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、流動層接触分解留分から芳香族製品(ベンゼン/トルエン/キシレン)およびオレフィン製品を製造する方法に係り、より詳しくは、流動層接触分解工程の軽質サイクルオイル(light cycle oil)から高濃度の芳香族製品および高付加価値の軽質オレフィン含有製品を製造する方法に関する。
【解決手段】(a)流動層接触分解工程から産出された軽質サイクルオイルを接触分解触媒の存在下で分解させる段階と、
(b)前記(a)段階で分解された成分を、ベンゼン、トルエンおよびキシレンから選択される芳香族成分、オレフィン成分、および2つ以上の芳香族環を含む混合芳香族成分に分離させる段階と、
(c)前記(b)段階で分離された2つ以上の芳香族環を含む混合芳香族成分を触媒存在の下で水素処理反応させ、前記2つ以上の芳香族環を部分飽和させる段階と、
(d)前記(c)段階の結果物を、前記(a)段階に導入される前記軽質サイクルオイルと混合されるように再循環させる段階とを含んでなることを特徴とする、流動層接触分解留分から芳香族製品およびオレフィン製品を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】硫黄分やオレフィン分の高い熱分解油からガソリン基材等を効率良く得ることのできる炭化水素油の製造方法を提供する。
【解決手段】熱分解油を5〜35容量%含有する水素化精製用原料油を、水素化精製触媒と接触させて水素化精製する第1の工程、第1の工程で得られた水素化精製油から沸点範囲150〜620℃である炭化水素留分を得る第2の工程、及び第2の工程で得られた炭化水素留分を接触分解する第3の工程を含むことを特徴とする炭化水素油の製造方法。 (もっと読む)


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