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国際特許分類[C10J3/46]の内容

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【課題】本発明はガス化炉の炉壁耐火材の溶損及び炉壁耐火材への付着物の成長を抑制し得る信頼性の高いガス化炉を提供する。
【解決手段】ガス化炉1の上部と下部に設置されて石炭26、32と酸素28、34を供給する上段バーナ5及び下段バーナ6と、ガス化炉1の壁面を構成してその内側にガス化部4を形成する側壁耐火材7を備えたガス化炉1において、上段バーナ5と下段バーナ6との間の側壁耐火材7の内部に温度測定器16をガス化炉1の高さ方向に沿って複数個設置し、これらの温度測定器16で測定した温度測定値に基づいてガス化部4の内部の前記側壁耐火材7近傍の温度分布を演算し、この演算した温度分布に基づいて上段バーナ5及び下段バーナ6からガス化部4内に供給する石炭26、32及び酸素28、34の流量を調整する制御装置21を備えた。 (もっと読む)


【課題】石炭ガス化炉からの溶融スラグの排出を実際の状況に即して評価する。
【解決手段】石炭ガス化炉で得られた、またはその過程を想定して調整した石炭スラグの固形試料を耐熱容器1内で予め定められた試験温度よりも高く且つ完全に溶融させることができる温度にまで加熱して完全に溶融させた後(ステップS22)、耐熱容器1内で溶融スラグ2を試験温度にまで冷却し(ステップS23)、耐熱容器1から流下させて流下量を計測して評価を行う(ステップS24,S25)。 (もっと読む)


【課題】チャー回収装置において、集塵効率の低下を抑制可能とする。
【解決手段】石炭ガス化炉12から可燃性ガスを排出するガス生成ライン38に第1サイクロン41を連結し、この第1サイクロン41における第1ガス排出ライン46に第2サイクロン42を連結する一方、第1サイクロン41における第1チャー排出ライン47及び第2サイクロン42における第2チャー排出ライン49にビン44及びホッパ45a,45bを連結し、第1ガス排出ライン46とビン44との間で圧力を均一化させる第1均圧ライン50を設け、この第1均圧ライン50にガス流れに随伴する未燃分の粒子を凝集させる凝集手段及び乱流発生手段として第2ガスエジェクタ58を設ける。 (もっと読む)


【課題】チャー回収装置において、設備コストやランニングコストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】石炭ガス化炉12から可燃性ガスを排出するガス生成ライン38に第1サイクロン41を連結し、この第1サイクロン41における第1ガス排出ライン46に第2サイクロン42を連結する一方、第1サイクロン41における第1チャー排出ライン47及び第2サイクロン42における第2チャー排出ライン49にビン44及びホッパ45a,45bを連結し、第2チャー排出ライン49にビン44から第2サイクロン42側へのチャーの逆流を防止するガスシールとしてガスエジェクタ54を設ける。 (もっと読む)


【課題】チャー回収装置において、設備コストやランニングコストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】石炭ガス化炉12から可燃性ガスを排出するガス生成ライン38に第1サイクロン41を連結し、この第1サイクロン41における第1ガス排出ライン46に第2サイクロン42を連結する一方、第1サイクロン41における第1チャー排出ライン47及び第2サイクロン42における第2チャー排出ライン49にビン44及びホッパ45a,45bを連結し、第2チャー排出ライン49に第2サイクロン42で分離された微粒チャーを貯留可能であると共に貯留した微粒チャーを所定量だけビン44へ排出可能なチャー貯留排出部43を設ける。 (もっと読む)


【課題】炭素系燃料をガス化して得られた生成ガスをシフト反応器に直接供給した場合に、シフト反応触媒の表面に塩化アンモニウムが析出してもシフト反応触媒を容易に再生し、ガス化システムにおける熱効率の低下を抑制する。
【解決手段】石炭1等の炭素系燃料を酸素3等の酸化剤と反応させて一酸化炭素及び水素を主成分とする生成ガスを発生させるガス化部10と、シフト反応触媒を用いて生成ガスを水蒸気と反応させて二酸化炭素及び水素を主成分とするシフトガスに変換するシフト反応部40とを含むガス化システムにおいて、シフト反応部40は、シフト反応触媒を備えた少なくとも2系列のシフト反応器41、42を有し、シフト反応器41、42のうち少なくとも1系列には、生成ガスを通ガスし、他の系列のシフト反応器には、再生ガスを通ガスし、生成ガスと再生ガスとを切り替え可能とし、再生ガスは、塩化アンモニウムの沸点以上の温度に昇温してシフト反応器41に通ガスする。 (もっと読む)


【課題】従来以上に高精度な微粉炭供給量の制御を行うことが可能な石炭ガス化炉システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る石炭ガス化炉システム100は、微粉炭の搬送管110の少なくとも一部を絶縁性材料から構成される絶縁管10とし、この絶縁管10に対して粉体流量測定装置1A〜1Eを設置する。この粉体流量測定装置1A〜1Eは、粉体の外周を覆うように配置される略筒状のケーシング20と、固定部材30を介してケーシング20の内側面に固定され、絶縁管10の外周面との間に所定の隙間を設けると共にケーシング20の内側面との間に所定の隙間を設けて配置される一対の対向電極40a、40bと、を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】CO濃度が高い条件で運転されても、充填された触媒の劣化を抑制できるCOシフト反応装置を提供する。
【解決手段】直列接続された複数のシフト反応器22、24、26と、主ガスライン21から分岐して最上流のシフト反応器22をバイパスさせるガス流量を調節する第1の流量調節手段29及び/又は30と、最下流のシフト反応器26から流出されるガスを昇圧して、最上流のシフト反応器22の上流に戻すリサイクルガスライン64と、リサイクルガスの流量を調節する第2の流量調節手段66と、シフト反応用蒸気ミキサー32とを備え、最上流のシフト反応器22の出口部のガス温がシフト反応触媒の耐熱限界温度より低く、かつCOをCOとHにシフトさせる温度以上になるように、前記第1及び第2の流量調節手段により最上流のシフト反応器22に流入するガス流量を調節する。 (もっと読む)


【課題】 スラグ付着の判定精度を向上させ、バーナの閉塞を未然に防止することにある。
【解決手段】 炉壁に設けられ炉内に炭素含有固体原料と酸化剤を噴出するバーナ15と、バーナ15における噴出流体の圧力損失を検出する検出器29と、検出器29により検出された検出値に基づいてバーナ15の流体噴出口にスラグが付着したことを判定する判定手段8と、判定手段8の判定に基づいて付着したスラグを除去する除去手段を備え、炭素含有固体原料を前記酸化剤で部分燃焼させてガス化するガス化炉1において、判定手段8は、検出器29の検出値を補正し、補正した検出値と予め設定される判定値とを比較し、バーナ15の流体噴出口にスラグが付着したことを判定する。 (もっと読む)


【課題】不純物の除去剤や配管等に炭素が析出することを防止し、石炭ガス化ガスを乾式で精製することができる乾式ガス精製設備及び当該乾式ガス精製設備を備えた石炭ガス化複合発電設備を提供する。
【解決手段】石炭ガス化炉で生成された石炭ガス化ガスを脱硫装置6に送る配管21に、水蒸気を添加する。石炭ガス化ガスに水蒸気を添加することで、脱硫装置6においては、配管表面や脱硫剤に炭素が析出することが防止される。すなわち、水蒸気の添加により、(1)水性シフト反応が促進され、(2)COのモル分率xCO2が増大する。(3)モル分率xCO2が増大すると、一酸化炭素から二酸化炭素及び炭素への反応であるBoudouard反応が抑制され、(4)炭素の析出が抑制される。 (もっと読む)


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