説明

国際特許分類[C12M3/08]の内容

国際特許分類[C12M3/08]に分類される特許

1 - 10 / 36


【課題】細胞にダメージを与えることなく消化させ、目的とする細胞の回収率を上げることができる細胞分離装置および細胞分離方法を提供することを目的とする。
【解決手段】生体組織Aを処理するための処理容器2と、供給された生体組織Aの総重量を測定する重量測定手段9と、生体組織Aに含まれるコラーゲンの量を測定するコラーゲン量測定手段5と、生体組織Aに含まれる血液の量を測定する血液測定手段6と、生体組織Aを構成する組織粒の粒径を測定する粒径測定手段7と、重量測定手段9、コラーゲン量測定手段5、血液測定手段6、および粒径測定手段7の測定値に基づいて、所定の量の酵素により生体組織Aを消化する時間を決定する制御手段8とを備える細胞分離装置1。 (もっと読む)


【課題】消化酵素液から脂分を十分に除去することで、脂肪由来細胞を高い収率で回収する。
【解決手段】脂肪組織からなる脂肪層と消化酵素液からなる水層とを静置状態で収容して脂肪層から水層に脂肪由来細胞を分離させる消化容器11と、消化酵素液を消化容器11に供給する酵素液供給部14と、脂肪組織の残渣からなる残渣層を消化容器11内から残渣回収容器15に回収する残渣層除去部15と、消化容器11から搬送されてきた水層から脂肪由来細胞を回収する細胞回収部20と、酵素液供給部14により消化容器11内に消化酵素液を供給させる酵素液供給処理と、脂肪層と水層を所定時間静置させる静置処理と、該静置処理後に水層を細胞回収部20に搬送する水層搬送処理と、該水層搬送処理後に残渣層除去部15によって残渣層を消化容器11内から除去させる残渣除去処理とを複数回繰り返させる制御部40とを備える細胞分離装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】消化液中の細胞がメッシュ状部材に接触することを防ぎ、細胞の健全性を維持する。
【解決手段】生体組織Aを含む処理液Bを収容する処理容器2を備え、処理容器2には、処理後の処理液Bを排出させる排出部5と、処理容器2内の排出部5を覆う位置に設けられ、処理後の生体組織Aを捕捉するとともに処理液Bを通過させるフィルタ部材10と、生体組織Aを処理液Bにより処理する際に、フィルタ部材10が、処理液Bに触れないよう制御する制御手段とを備える生体組織処理装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】フィルタの目詰まりを解消して生体組織の処理効率を向上する。
【解決手段】生体組織Aと処理液Bとを収容し、該処理液Bを排出する排出口2bを有する処理容器2と、該処理容器2内において排出口2bを覆い、生体組織Aの通過を禁止するフィルタ3と、該フィルタ3を加熱する加熱部4とを備える生体組織処理装置1を提供する。本発明によれば、加熱部4によってフィルタ3を加熱することにより、フィルタ3表面に堆積したコラーゲンを主成分とする繊維組織を溶解させることができる。 (もっと読む)


【課題】様々な組織から細胞、例えば再生細胞を分離して濃縮するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】様々な組織から細胞を分離するのに用いられるシステム及び方法。特に、再生細胞、例えば幹細胞及び/又は始原細胞を脂肪組織から分離する自動化システム及び方法が説明される。本明細書に説明するシステム及び方法は、被験者の中に再注入するのに適する再生細胞を分離して濃縮する迅速で確実な方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】洗浄液バッグを付け替える場合における洗浄液の漏れを防止するとともに、洗浄液バッグを付け替えた後に流路を確実に開くことができる配管ユニットを提供する。
【解決手段】生体組織を消化する消化容器5に接続される主配管11と、主配管11を複数の分岐配管16a,16bに分岐する分岐部14と、主配管11の途中位置に形成され、バルブ12により押し潰されることで流路が開閉される開閉部13と、各分岐配管16a,16bの端部にそれぞれ設けられ、洗浄液Bを貯留する洗浄液バッグ4a,4bに接続される複数の接続部17a,17bと、各分岐配管16a,16bの途中位置にそれぞれ設けられ、接続部17a,17b側から開閉部13側への洗浄液Bの流通を許容する一方、開閉部13側から接続部17a,17b側への洗浄液Bの流通を禁止する逆止弁15a,15bとを備える配管ユニット10を採用する。 (もっと読む)


【課題】極めて容易に病理解析に用いる細胞浮遊液を得る。
【解決手段】試薬を入れるための容器に挿入される筒体21と、前記筒体21の底部に張設された網26と、前記筒体21の底部から突出する組織取得手段であるスプーン27と、内外を繋ぐ孔36、37が形成された有底管により構成され、前記網26及び前記スプーン27を収納した状態で前記筒体21の底部側に嵌合する底蓋部31とを具備する。 (もっと読む)


【課題】組織(生体組織)から細胞を高生存率で単離することが可能で、作業時間を大幅に短縮可能な細胞単離装置を提供する。
【解決手段】組織に衝突して細胞を単離する単離用部材20と、組織が入れられ、前記単離用部材が動く室を有する室体11と、前記室体11における前記単離用部材20の動作を制御する制御部31とを具備する。単離用部材は複数の刃体を有し、軸体により単離用部材と非接触の磁気回転駆動部により回転され、更に液面を検出する液面センサと温度制御手段を備えている細胞単離装置。 (もっと読む)


【課題】生体組織の正確な量を処理容器内に残置することができる生体組織処理装置を提供する。
【解決手段】脂肪組織Aから細胞を分離させて細胞懸濁液Dを生成する処理容器2と、処理容器2内に生成された細胞懸濁液Dを回収する細胞懸濁液取出口6と、処理容器2内に残った脂肪組織Aが取り出される脂肪組織取出口7と、処理容器内に残置する脂肪組織Aの量を入力する入力手段と、入力された脂肪組織Aの量から処理容器2を傾斜させる傾斜角度を算出する傾斜角度演算部と、算出された傾斜角度で処理容器2を傾斜させ、脂肪組織Aを脂肪組織取出口7に導くモータ8とを備える生体組織処理装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】シート状の組織片をロール状に巻回する際に、芯棒への巻き付けを、安定して精度良く行うことができる組織片形成方法およびその装置を提供する。
【解決手段】基板上に組織片がアレイ状に配列されてなる組織アレイにおける各組織片として用いられる組織片であって、シート状の組織片8をロール状に巻回してなるロール状組織片6を形成する形成方法において、包埋剤によって組織が包埋されてなる組織ブロック5をスライスしてシート状の組織片8を生成し、シート状の組織片8を載置台12に載置し、載置台12と組織片8との間には、組織片8が載置台12から容易に剥離可能となるような剥離手段13を施しておき、載置台12上の組織片8を加熱しつつ芯棒11を組織片8に巻き付けることを特徴としている。 (もっと読む)


1 - 10 / 36