国際特許分類[C12N15/02]の内容
化学;冶金 (1,075,549) | 生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学 (115,607) | 微生物または酵素;その組成物 (68,222) | 突然変異または遺伝子工学;遺伝子工学に関するDNAまたはRNA,ベクター,例.プラスミド,またはその分離,製造または精製;そのための宿主の使用 (28,831) | 2つ以上の細胞の融合による融合細胞の調製,例.プロトプラスト融合 (765)
国際特許分類[C12N15/02]の下位に属する分類
細菌
菌類 (1)
植物細胞
動物細胞 (2)
ヒト細胞
異種間の融合により生じる細胞 (1)
国際特許分類[C12N15/02]に分類される特許
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2つのC2領域を有する脳特異的タンパク質
【目的】 2つのC2領域を有する脳特異的タンパク質(Doc2)およびDoc2をコードする遺伝子を提供する。さらに、該遺伝子を有する発現ベクター、該発現ベクターを導入した形質転換体、および該形質転換体を培養することによりDoc2タンパク質を製造する方法も提供する。また、Doc2タンパク質を認識する抗体、該抗体を産生し得るハイブリドーマ、および該抗体を用いるDoc2タンパク質の免疫学的測定方法を提供する。
【構成】 2つのC2領域を有する脳特異的なタンパク質(Doc2)をコードする遺伝子が得られた。この遺伝子を有する発現ベクターを導入した形質転換体を培養することによりDoc2タンパク質が得られる。Doc2はカルシウムイオン依存的にホスホリピッドと結合し得るが、膜貫通領域およびRab3A結合領域を有さないことが見いだされた。このように、Doc2は既知のタンパク質とは異なる構造を有し、このDoc2の機能を解明することにより、神経伝達物質の放出機構がより明らかになり得る。従って、Doc2は脳神経系の疾患の原因究明手段として有用である。
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