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国際特許分類[C21C1/10]の内容

国際特許分類[C21C1/10]に分類される特許

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【課題】成形面に耐摩耗性が付与され、かつ、機械加工して成形面とするときの切削性にも優れる球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールを提供する。
【解決手段】鋼板から鋼管を成形する少なくとも1つの成形面を有する球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールであって、質量%で、C:3.2〜3.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.4〜0.6%、P:0.08%未満、S:0.08%未満、Ni:1.5〜2.8%、Cr:0.85〜1.9%、Mo:0.4〜0.8%、及び、Mg:0.03〜0.09%を含有させ、残部はFe及び不可避的不純物の組成とし、前記成形面からの深さが20mmまでの部位で、マルテンサイト及びベイナイトを基地として、セメンタイトを、面積率で15〜25%含有させ、ショア硬さを、55〜65にする。 (もっと読む)


【課題】希土類元素を含有しない球状化剤を使用しても、薄肉部におけるチル化を抑制でき、車両用部品として高い特性を備えた球状黒鉛鋳鉄を提供する。
【解決手段】取鍋で、溶湯に、希土類元素を含有しないFe−Si−Mg系合金の球状化剤を用いた球状化処理、Fe−Si系接種剤を用いた接種処理を行い、その後、この溶湯を鋳型に鋳込む前に、質量比で、Si:45〜75%、Ca:1〜3%、Ba:15ppm以下、含有するFe−Si系接種剤を、前記溶湯に対する投入量を、質量比で0.20〜0.40%として注湯流接種処理を行い、最終組成が、質量比で、C:3.0〜4.5%、Si:3.0〜4.5%、Mn:0.2〜0.4%、S:0.006〜0.020%、Cu:0.08〜0.30%、Sn:0.020〜0.040%、Mg:0.015〜0.050%、残部がFeおよび不可避不純物である、球状黒鉛鋳鉄を得る。 (もっと読む)


【課題】特別な装置や工程を必要とする鋳造方法を使用することなく、特別なRE、Bi等の添加剤の使用もなく、肉厚3.0mm以下の球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳放しでチルなし組織の鋳物を得る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄鋳物を鋳放しで、鋳造する際、質量%Mg:0.013〜0.030%、Cu:1.8〜3.3%、Sn:0.01〜0.05%を含有する溶湯を用い、
2.5μm以上の粒径の黒鉛粒数を肉厚3.0mm以下の部分で1300個/mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】低コストで球状黒鉛鋳鉄管の継手部の靱性を確保しながら強度の向上を図る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管を鋳造する際に、予め、遠心鋳造装置の円筒状金型4の内面のうちで管の受口側の継手部を形成する部分に、Fe−Si系接種剤6を散布しておき、管の継手部のSi含有量を、3.00重量%以下で直管状の中間部(直部)のSi含有量よりも多くする。これにより、継手部の基地組織のフェライトに対するSiの固溶強化作用で継手部の強度を高めることができ、かつ、継手部の基地組織中に微細な球状黒鉛を多数晶出させて継手部の靱性を確保することができる。しかも、管全体を対象としてSnやCuを多く添加する場合に比べて成分コストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】従来材なみの強度と延性とを有し、さらに従来材に比べて優れた耐摩耗性を有する球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3.0〜4.0%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.2〜1.2%、Cu:0.2〜1.3%、Nb:0.05〜1.0%、Mg:0.02〜0.06%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する球状黒鉛鋳鉄品とする。これにより、引張強さ:700MPa以上で、伸び:5%以上を保持しつつ、優れた耐摩耗性を保持する球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、さらに、質量%で、Ni:0.1〜1.5%、S:0.001〜0.03%含有する組成としてもよい。 (もっと読む)


【課題】長期に亘り連続使用できる溶湯処理容器を提供すること。
【解決手段】本発明の溶湯処理容器3は、溶湯を入れる取鍋2と、取鍋の上に載せて取鍋の開口部を塞ぐ取鍋蓋1からなり、取鍋蓋1の下端部に取鍋蓋の外縁から内側に伸びる蓋リング15を取り付け、取鍋2の上面には取鍋の外縁から内側に伸びる取鍋リング23を取り付けている。
これにより、耐火物に付着した地金が、耐火物から剥がれるときに耐火物を引き剥がそうとしても、取鍋蓋内の耐火物11を蓋リング15が下から支持し、取鍋内の耐火物21を取鍋リング23が上から押さえるので、地金だけが剥がれて耐火物は引き剥がされない。 (もっと読む)


【課題】高強度かつ高靭性の球状黒鉛鋳鉄管を提供する。
【解決手段】重量%で、C:3.20〜4.00%、Si:1.40〜3.00%、Mn:0.10〜1.00%、Mg:0.02〜0.08%、Cr:0.01〜0.20%を含有し、さらにSnとCuのうち少なくとも1種を、0.050≦Sn(重量%)+Cu(重量%)/10≦0.089となる範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、基地組織における層間隔の粗いパーライトの面積率が50〜90%であり、基地組織中に晶出している黒鉛の粒数が300個/mm以上、平均粒径が15μm以下である構成とすることにより、FCD600と同程度の引張強さとFCD450と同等以上の伸びを有する、高強度かつ高靭性の球状黒鉛鋳鉄管。 (もっと読む)


【課題】溶融鋳鉄の溶製時における黒鉛球状化処理にあたって、添加歩留まりを向上すると共に充分な接種効果を発揮させることができ、しかもスラグの発生を著しく抑制することができる黒鉛球状化剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る黒鉛球状化剤1は、ケイ素、マグネシウム、カルシウム、炭素及び炭化ケイ素を含有する。これを黒鉛球状化処理に使用すると、マグネシウムの作用により黒鉛球状化がなされ、カルシウムによってマグネシウムの反応が抑制されると共にチル化防止の接種がされる。炭化ケイ素はカルシウムと共に接種をおこない、炭素がカルシウムと共にマグネシウムの激しい反応を抑制する。炭化ケイ素の作用により黒鉛球状化剤1中の成分の酸化が抑制される。これによりスラグの発生が低減する。 (もっと読む)


【課題】 風力タービン部品用のオーステンパ球状黒鉛鋳鉄及び部品の製造方法を提供する。
【解決手段】 風力タービン用の部品は、約3.0〜約3.8重量%の炭素、約1.9〜約2.8重量%のケイ素、約0.3重量%以下のマンガン、約0.8重量%以下の銅、約2.0重量%以下のニッケル、約0.3重量%以下のモリブデン、約0.03〜約0.06重量%のマグネシウム、約0.05重量%未満のクロム、約0.02重量%未満のバナジウム及び約0.01重量%未満の硫黄を含有するオーステンパ球状黒鉛鋳鉄品である。部品は、好ましくは、3トン超の質量を有する駆動シャフト又はギアボックス部品である。 (もっと読む)


【課題】 ワイヤフィーダ法において、ワイヤ添加時の溶融鋳鉄の飛散防止ための蓋への過大な荷重と防御壁が、小型化とワイヤフィーダ法の事前評価にとって課題であった。
【解決手段】 溶融鋳鉄の衝突を処理容器と蓋で連動して受け、蓋への荷重を小さくし、装置の小型化によって、移動・搬送可能なマグネシウム添加装置とワイヤフィーダ法の事前評価を可能にした。 (もっと読む)


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