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国際特許分類[C21C5/46]の内容

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【課題】スピッチングやスロッピングの発生を低減しつつ、製鋼における転炉の脱炭処理を高速化することが可能な、転炉の精錬方法を提供する。
【解決手段】事前の転炉脱炭処理における操業実績から、スラグ1トン当たりの炉内残留酸素濃度を計算する工程S1と、その処理後の実績値と対比して、その差から排ガス流量の補正係数を求める工程S2と、現在の転炉脱炭処理における酸素供給量、並びに、求めた排ガス補正係数を用いて補正した排ガス流量、排ガス組成、溶銑成分及び副原料使用量から炉内残留酸素濃度を逐次算出してスラグ性状の絶対値を把握する工程S3と、炉内残留酸素濃度の値に応じて、酸素供給量、ランス高さ、及び底吹きガス流量のうち少なくとも何れか1つを調整する調整工程S4と、を有する転炉の精錬方法とする。 (もっと読む)


【課題】容器内の非対称な位置に吹込み位置を変化させることができ、もって攪拌効率、反応効率の向上効果を図れる粉体吹込み方法を提供する。
【解決手段】溶融金属の成分を調整するために粉体を容器3内の溶融金属に吹き込む粉体吹込み方法において、ランス1を支持する台車2を水平面内において円弧又は円の軌道に沿って円周方向に移動させながら、ランス1の先端から容器3に貯蔵された溶融金属5にキャリアガスと共に粉体を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】吹錬の前半において吹錬を中断することなく、又、サンプラープローブ11を未滓化のCaOなどによって破損することを防止しながらスラグSを採取することができるようにする。
【解決手段】本発明の吹錬中におけるスラグの採取方法では、スラグSを採取する採取部12を備えたサンプラープローブ11を用いて、吹錬中の転炉からスラグを採取するに際しては、転炉1への副原料の供給量の合計を20kg/t以上としたうえで、吹錬に要する時間の前半50%に達するまでに、サンプラープローブ11の下端を湯面9aより上方とすると共にサンプラープローブ11の採取部12を、H<a/(0.0065A)を満たすように位置の設定をする。Hは湯面9aから採取部12の下端までの設定高さ(m)、aは副原料の供給量の合計(t)、Aは転炉1の胴部5におけるパーマ煉瓦内の断面積(m)である。 (もっと読む)


【課題】 転炉内の溶銑浴面に上吹きランスから酸素ガスを吹き付けて溶銑を脱炭精錬する際に、スピッティング及びスロッピングの発生を抑制してダストの発生量を低減する。
【解決手段】 上吹きランス先端に複数のラバールノズル7が配置された上吹きランス1を用いて溶銑11を脱炭精錬するに際し、上吹きランスから噴射される酸素ガス噴流によって溶銑浴面に形成される火点の凹みの体積を下記の(1)式で定義したとき、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように予定される吹錬条件に基づいて設計された上吹きランスを用い、且つ、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように酸素ガス供給量及びランス高さを調整して酸素ガスを前記上吹きランスから吹き付ける。但し、(1)式において、Vは火点の凹みの体積、nはノズル孔数、Lは火点深さ、Aは火点面積である。 V=n×L×A…(1) (もっと読む)


【課題】溶銑配合率を低減し得る粉体吹込みランス、その吹込みランスを用いた溶鉄の精錬方法を提案する。
【解決手段】円形軌道に沿い間隔をおいて配列され、鉄浴型精練炉に収容された鉄浴中へ酸素ガスを吹込む複数の噴出開口を有する精錬用酸素ガス吹込みノズル5b1と、前記円形軌道の中心軸と同軸になる軸芯を有し、該精錬用酸素ガス吹込みノズルの内側にて火炎を形成するとともに、該火炎によって着熱された粉体を前記鉄浴中へ吹き込む噴出開口を有するバーナーノズル5b2とを備えた粉体吹込みランスにおいて、前記精練用酸素ガス吹込みノズル5b1の噴出開口と前記バーナーノズル5b2の噴出開口との位置関係を示す指標Fを調整することにより、精錬用酸素ガスとバーナーによる火炎の干渉が小さくなり、火炎温度が高位に保たれて粉体が効率的に加熱され、溶鉄着熱効率の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】酸素上吹きランスから予備脱燐処理された溶銑に酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金・スラグの付着を効果的に防止する。
【解決手段】酸素上吹きランス1を有する転炉型精錬炉に予備脱燐処理を施された溶銑を装入し、酸素上吹きランス1から溶銑に酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金の付着を防止する方法である。先端側の地金付着が集中する部分に、0.5°以上のテーパ部1aを形成すると共に、吹錬時に転炉内に挿入する部分の外表面には、Al拡散浸透表面処理を施し、かつ、このAl拡散浸透表面処理の表面にさらにセラミックス層を形成した酸素上吹きランス1を使用する。
【効果】ダストやスピッティングの発生が激しく、地金が付着するトラブルの発生も多い予備脱燐溶銑に、酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金・スラグの付着を効果的に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 溶鉄を酸化精錬する際に、上吹きランスの下方にバーナー火炎を安定的に形成させ、それにより、冷鉄源の配合比率を安定して高める。
【解決手段】 粉状精錬剤供給流路、燃料ガス供給流路、該燃料ガスの燃焼用酸化性ガス供給流路、精錬用酸化性ガス供給流路を有する上吹きランス3を用い、前記燃料ガス供給流路から、該燃料ガス供給流路の出口における単位断面積あたりの投入熱量が250kJ/(mm2・分)以上800kJ/(mm2・分)以下となる燃料ガスを供給すると同時に、前記燃焼用酸化性ガス供給流路から酸化性ガスを供給して、上吹きランスの先端下方に火炎を形成させながら、前記粉状精錬剤供給流路から、粉状精錬剤29として、酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質のうちの1種以上を不活性ガスとともに転炉内溶銑浴面に向けて供給し、且つ、前記精錬用酸化性ガス供給流路から精錬用酸化性ガスを溶銑浴面に向けて供給し、転炉内の冷鉄源の添加された溶銑26を酸化精錬する。 (もっと読む)


【課題】炭材量を削減でき、さらに高着熱効率による、溶銑配合率を低下することができる溶銑の脱燐および/または脱炭を行う溶鉄の精錬方法を提供する。
【解決手段】酸化性ガスを鉄浴型精錬炉内に供給する上吹きランス7と、上吹きランス7とは別に設けられ粉粒状の副原料を鉄浴型精錬炉内に装入する粉体装入ランス5とを設置し、粉体装入ランス5の先端に、粉粒状の副原料23を噴射する粉粒体噴射ノズルと、燃料を噴射する燃料噴射ノズルと、燃焼用の酸素ガスを噴射する酸素ガス噴射ノズルとを有するバーナノズルを設け、該バーナノズルから発生する火炎21の中を通過するように前記粉粒状の副原料23を前記鉄浴型精錬炉内に装入して脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】製鋼コストの上昇や炉体耐火物の損耗などを招くことなく溶鉄を精錬処理することのできる溶鉄の精錬方法を提供する。
【解決手段】上吹きランス5として中心部に精錬剤放出路51を有し、かつ精錬剤放出路51の周囲に燃料放出路52、燃料燃焼用ガス流路53、脱燐精錬用ガス流路54、冷却水内側流路55及び冷却水外側流路56が同心円状に形成されたものを用いる。精錬剤放出路51に粉状精錬剤を不活性ガスと共に供給し、燃料放出路52に供給された燃料と燃料燃焼用ガス流路53に供給された燃料燃焼用ガスとを上吹きランス5の先端部から転炉内に放出して燃料を燃料燃焼用ガスにより燃焼せしめると同時に、精錬剤放出路51に供給された粉状精錬剤を不活性ガスと共に上吹きランス5の先端中心部から転炉内に放出して溶鉄の精錬処理を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、転炉におけるプロセスに変更があった場合でも、より容易に対応し得る転炉の副原料投入量計算装置および該方法を提供する。
【解決手段】本発明の副原料投入量計算装置1は、転炉中の溶鋼成分濃度を目標値に近づけるために投入する副原料の投入量を副原料の算定投入量として算定する副原料投入量計算装置1であって、副原料の投入量における初期値を設定する設定部と、次回の試行における副原料の投入量を、現在の試行における副原料の投入量に基づいて演算するPSO演算部114と、現在の試行における副原料の投入量に対する所定の評価値を演算する評価値演算部112と、PSO演算部114による前記演算と評価値演算部112による前記演算とを所定の試行回数だけ繰り返すことによって得られた副原料の投入量の中から、最良の評価値を持つ副原料の投入量を、副原料の算定投入量とする投入量演算部115とを備える。 (もっと読む)


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