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国際特許分類[C21D1/76]の内容

国際特許分類[C21D1/76]に分類される特許

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【課題】高温の炉内に露点温度制御手段を設ける必要がなく、炉内雰囲気ガスの露点温度を均一化することができる露点温度制御方法と露点温度制御装置を提供する。
【解決手段】鋼板を水平方向に通板して熱処理を施す横型水平炉の炉内に水蒸気を含ませた雰囲気ガスを送り込み、炉内の露点温度を制御する方法において、上記炉の下流側に設けられた雰囲気ガス供給室から水蒸気を含ませた雰囲気ガスを上流の炉内に供給すると共に、炉内の露点温度差に基いて雰囲気ガス供給室から炉内に供給する雰囲気ガスの流量を調整し、炉内の露点温度を均一化する、好ましくはさらに、上記雰囲気ガス供給室内に、鋼板に対して近接、離間が可能な仕切板を配設して雰囲気ガス供給室から炉内に供給する雰囲気ガスに縮流を発生させ、撹拌することを特徴とする露点温度制御方法。 (もっと読む)


【課題】Siを0.6%以上含有しても良好な化成処理性を有する高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.30%、Si:0.6〜3.0%、Mn:1.0〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.01〜1.00%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間圧延し、形成される内部酸化層の厚さを2μm以下とした後、冷間圧延し、次いで、Niを40〜2000mg/m被覆する処理を施し、その後、空気比:0.95以上の直火バーナを用いて、少なくとも鋼板温度:550℃から鋼板温度:650℃まで鋼板を昇温し、露点:−25℃以下、雰囲気:1〜10体積%H+残部Nで均熱する焼鈍を行う。 (もっと読む)


【課題】 高機能な永久磁石材料の製造方法であって、鉄-白金系合金の保磁力を増大させることができ、しかも、増大させる保磁力の大きさや増大させる部位についても容易に制御できる保磁力に優れた鉄-白金系磁性合金の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明では、鉄-白金系磁性合金の製造する際、熱処理を行う前に、鉄-白金系合金にNイオンビームを照射して窒素原子を直接注入する工程を採用したことにより、従来の反応性スパッタ法よりも窒素元素の添加量を大幅に増やすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍において、従来技術よりも効率よく脱炭することができ、薄物でも安定して低鉄損が得られる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:2.0〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種を合計で0.05%以下を含有する鋼スラブを熱間圧延し、1回以上の中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、上記いずれかの中間焼鈍において、鋼板表面に鉄系酸化物層を形成し、必要に応じて還元して純鉄層を形成した後、脱炭することを特徴とする方向性電磁鋼板の有利な製造方法。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性と冷間鍛造後の被削性に優れ、冷鍛窒化部品に高い芯部硬さ、高い表面硬さ及び深い有効硬化層深さを具備させることが可能な冷鍛窒化用鋼材の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.15%、Si≦0.35%、Mn:0.10〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.030%、Cr:0.50〜2.0%、V:0.10〜0.50、Al:0.01〜0.10%、N≦0.0080%及びO≦0.0030%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、[399×C+26×Si+123×Mn+30×Cr+32×Mo+19×V≦160]、[20≦(669.3×logeC−1959.6×logeN−6983.3)×(0.067×Mo+0.147×V)≦80]、[140×Cr+125×Al+235×V≧160]及び[90≦511×C+33×Mn+56×Cu+15×Ni+36×Cr+5×Mo+134×V≦170]である化学組成を有し、組織がフェライト・ベイナイト組織又はフェライト・パーライト・ベイナイト組織で、ベイナイトの面積率が30%超〜95%であり、抽出残渣分析による析出物中のV含有量≦0.10%である冷鍛窒化用鋼材。 (もっと読む)


【課題】電気伝導性に優れた固体高分子型燃料電池セパレータ用ステンレス鋼、その製造方法、および固体高分子型燃料電池セパレータを提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.10%、Si:0.001〜1.0%、Mn:0.001〜1.2%、Al:0.001〜0.5%、Cr:15.0〜35.0%、N:0.001〜0.10%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面の酸化皮膜の厚さが20〜600nmであることを特徴とするステンレス鋼及びこの鋼板を、冷間圧延後または冷間圧延材焼鈍後に、水素濃度が30容積%以上であり残部が不活性ガス及び不可避的不純物からなり、露点が−40〜0℃である雰囲気下で、温度が800〜1200℃の熱処理を行なうことで製造する方法。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に加えて疲労特性にも優れ、耐久性の高い拡散層を有する鋼製品を提供する。
【解決手段】鋼材表面に炭素および窒素の拡散層2,3が形成された鋼製品であって、
その表層部に、炭素濃度が母材炭素濃度よりも高く、かつ窒素濃度が0.5質量%以上であり、その窒素濃度の最高値が1.0質量%以上5.0質量%以下の範囲にある第一拡散層2が形成され、
上記第一拡散層2の母材4側に、炭素濃度が母材炭素濃度および窒素濃度よりも高く、かつその窒素濃度が0.5質量%未満である第二拡散層3が、少なくとも厚み30μm以上形成されている。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と接着性を兼ね備えた摩擦材用鋼製裏金を提供する。
【解決手段】鋼である母材の表層に、窒化化合物層と窒素拡散層が形成された鋼製品であって、上記窒化化合物層は、窒素拡散層側に形成された第1化合物層と、上記第1化合物層の表面側に形成された第2化合物層とを含み、上記第1化合物層は、FeNを主体とするε構造のものであり、上記第2化合物層は第1化合物層よりも窒素濃度が高くかつ表面に凹凸が形成され、上記第2化合物層の表面凹凸が深さ0.5μm以上の凹部を少なくとも公称長さ50μmあたり3箇所以上の高密度に有する、表面の接着性と耐食性の双方に優れる表面層を形成したものである。これにより、優れた接着性を有し、炭素含有量が極めて少なく耐食性の高い窒化化合物層を形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】圧延材に良質なスケールを簡単に形成して、カミコミ異常を防止し得る線材の製造方法を提供する。
【解決手段】ショットブラスト工程において、圧延材Sに対しショットブラストが実施され、圧延材Sの表面積が拡大される。加熱工程では、加熱炉12において、圧延材Sをソーキング温度まで加熱する。圧延材Sがソーキング温度まで加熱されると、引き続きソーキング工程に移行する。ソーキング工程では、圧延材Sをソーキング温度に維持した状態で、所定時間ソーキングを行う。ソーキング工程は、液化天然ガスを燃焼させて水蒸気雰囲気下で実施する。ソーキング工程でソーキングされた圧延材Sは、圧延工程で熱間圧延されて線材Lが製造される。 (もっと読む)


【課題】540MPa以上の引張強度TSを有し、かつ、材質安定性と加工性、およびめっき外観に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%でC:0.04%以上0.13%以下、Si:0.7%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.008%以下を含有する鋼板に対し、O:0.1〜20vol%、HO:1〜50vol%の雰囲気中で400〜750℃に加熱し、次いでO:0.01〜0.1vol%未満、HO:1〜20vol%の雰囲気中で600〜850℃に加熱する第1加熱工程を施し、次いでH:1〜50vol%で露点が0℃以下の雰囲気中で鋼板を750〜900℃で15〜600s保持し、450〜550℃の温度域に冷却した後、その温度で10〜200s保持する第2加熱工程を施した後、溶融亜鉛めっき処理を施す。 (もっと読む)


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