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国際特許分類[C21D5/00]の内容

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ねずみ鋳鉄の可鍛性の改良
白鋳鉄の熱処理 (2)

国際特許分類[C21D5/00]に分類される特許

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【課題】ダクタイル鉄製品を成形してオーステンパ処理する方法及びそれによって製造される製品を提供する。
【解決手段】ダクタイル鉄製品プリフォームを用意する段階110を含む。製品の熱間加工部分を得るために熱間加工によってダクタイル鉄製品プリフォームを変形させる段階120も含む。製品をオーステンパ処理温度まで冷却する段階130をさらに含む。さらに、熱間加工部分のオーステンパ処理されたミクロ組織が製品の他の部分とは異なるオーステンパ処理されたミクロ組織を含むオーステンパ処理製品プリフォームが得られるのに十分な所定時間、ダクタイル鉄製品プリフォームをオーステンパ処理する段階150を含む。 (もっと読む)


【課題】成形面に耐摩耗性が付与され、かつ、機械加工して成形面とするときの切削性にも優れる球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールを提供する。
【解決手段】鋼板から鋼管を成形する少なくとも1つの成形面を有する球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールであって、質量%で、C:3.2〜3.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.4〜0.6%、P:0.08%未満、S:0.08%未満、Ni:1.5〜2.8%、Cr:0.85〜1.9%、Mo:0.4〜0.8%、及び、Mg:0.03〜0.09%を含有させ、残部はFe及び不可避的不純物の組成とし、前記成形面からの深さが20mmまでの部位で、マルテンサイト及びベイナイトを基地として、セメンタイトを、面積率で15〜25%含有させ、ショア硬さを、55〜65にする。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性、潤滑性及び強度を兼備する浸ホウ素処理鋳鉄を提供する。
【解決手段】 パーライト及び/又はフェライトからなる基地に黒鉛2が分散した組織を有する鋳鉄基材と、鋳鉄基材の浸ホウ素処理により形成されたFe−B層3中に黒鉛が分散した浸ホウ素処理層5とを有し、浸ホウ素処理層のしゅう動面4からの最大深さが10〜200μmである高強度しゅう動材。 (もっと読む)


【課題】耐磨耗性、潤滑性および強度を兼備する鋳鉄しゅう動材を提供する。
【解決手段】パーライト及びフェライトの少なくとも一方からなる基地に黒鉛が分散した組織を有する鋳鉄基材が、当該鋳鉄基材の浸ホウ素処理により形成された浸ホウ素処理層3を有し、該浸ホウ素処理層3中の相手軸と接する表面側には、該表面側からしゅう動材の内部方向に最大深さで10〜200μmのFe−B層6を有し、該Fe−B層には前記黒鉛2が分散し、且つSi濃化領域7が形成されている高強度しゅう動材。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックと摺動部材における正常な摺動状態を実現すると共に、安定的な摺動状態を維持できる液圧回転機のシリンダブロック製造方法及び液圧回転機の提供。
【解決手段】回転軸9と、この回転軸9の回転に伴って回転し、球状黒鉛鋳鉄によって形成されるシリンダブロック1と、このシリンダブロック1のシリンダ3の摺動面に摺接するピストン2とを備えた液圧回転機のシリンダブロック1の製造に際し、シリンダブロック素材1Aの所定部位に施す所定の表面処理加工は、シリンダブロック素材1Aの所定部位に対してバニシング加工を行い、塑性変形域層30を形成する強ひずみ加工工程と、この強ひずみ加工工程におけるバニシング加工によって形成された塑性変形域層30に対して窒化系熱処理を行い、窒素化合物層27を形成する熱処理工程と、この熱処理工程における窒化系熱処理によって形成された窒素化合物層27を除去する除去工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】大量生産用の旧い型の金型の保管経費を削減することができる少量品生産用または試作品生産用の低コストの鋳鉄金型によるアルミニウムダイカスト品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3.0〜3.7%、Si:2.0〜3.4%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.02〜0.20%、S:0.08%以下、Cr:0.3〜2.0%、Mo:0.2〜0.8%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる組成の溶湯を金型の仕上寸法よりも大きな鋳型内に鋳込み、粗挽き加工した後、熱処理により表面に開口する微細な空孔を含む脱炭層を形成し、粗挽き加工した前記鋳鉄品をさらに表面切削して前記金型の仕上寸法に仕上げ得た鋳鉄金型部の内面に油性離型剤を塗布、前記鋳鉄金型部材を組み合わせて、所定形状のキャビティを有する金型を組み立て、前記金型のキャビティ内に金属溶湯を加圧注入後、金型を解放して、前記金型から製品を取り出す。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を向上できる高クロム鋳鉄を提供する。
【解決手段】高クロム鋳鉄は、含有量が2.15重量%〜3.5重量%であるMnを含む。高クロム鋳鉄は、炉床昇降式高温炉に入れられ、100℃/hの昇温レートで室温から1000℃に昇温され、その後、3.2時間、1000℃で熱処理される。そして、高クロム鋳鉄は、t分間で1000℃から300℃に冷却され、その後、炉床昇降式高温炉内で100℃以下の温度まで自然冷却され、炉床昇降式高温炉から取り出される。これによって、高クロム鋳鉄の焼入れが終了する。その結果、焼入れ時の冷却時間tが207分、414分および828分と異なる各部位において、高クロム鋳鉄の硬さは、61HRC以上になる。この61HRCは、摩耗の加速度的な進行を防止できる最小値である。 (もっと読む)


【課題】 安価で、強度と靭性に優れ、耐摩耗性に加えて、特に、耐溶損性の向上を図る。
【解決手段】 C:2.0〜4.5質量%、Si:0.5〜3.0質量%、Mn:0.2~1.0質量%、P:0.1質量%以下、Co:6.0〜15.0質量%、Mg:0.1質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成の溶湯を鋳込んで鋳造物を得、その後、該鋳造物をこれに熱処理を施し、基地組織が焼戻しマルテンサイト,微細パーライトの少なくともいずれかの組織からなり、硬さがHRC45以上の鋳鉄材料にする。 (もっと読む)


【課題】延性鉄合金から形成され、厚い断面を有する部品の性質をオーステンパリングプロセスにより増進することができる方法を提供する。
【解決手段】鉄、炭素、ケイ素及び合金化成分を含有する延性鉄合金24を鋳造する際に、鋳造物の粒界への合金24化成分の偏析を抑制する速度で、鋳造物が100ノジュール/mm2超のカウントを有する黒鉛ノジュールを含有するように、凝固させる。次に、鋳造物をオーステナイト化温度に加熱することによりオーステンパリングして、炭素を含有するオーステナイトの単一相マトリックスを有するミクロ組織を生成させ、次いで鋳造物をオーステンパリング温度に焼き入れする。鋳造物を、そのマトリックスが主にオースフェライトであってマルテンサイト及びパーライトを本質的に含まないミクロ組織を生成するのに充分な持続時間の間オーステンパリング温度に保持する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄材料、特に球状黒鉛鋳鉄の疲労強度を、浸炭焼入れした場合の炭素鋼と同程度まで向上することが出来る疲労強度向上方法の提供
【解決手段】重量比でC:2.0〜4.0%、Si:1.5〜4.5%、Mn:2.0%以下、P:0.08%以下、S:0.03%以下、Mg:0.02〜0.1%、Cu:1.8〜4.0%を含有した球状黒鉛鋳鉄であって、800〜950℃で焼きならし熱処理を行なって引張強さ850MPa以上とした球状黒鉛鋳鉄に対して、それぞれ所定のショット粒径による第1、第2、第3のショットピーニング処理を行なう工程を有している。 (もっと読む)


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