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国際特許分類[C21D9/34]の内容

国際特許分類[C21D9/34]に分類される特許

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本発明の目的は、鉄道ホイールセットの耐用年数またはサービスパフォーマンスを増加させることである。この技術的効果は、鉄道ホイールセットの耐用年数またはサービスパフォーマンスを増加させるための方法において、各ホイールは、走行面つまり転走面を有する円筒状の作動部及びその作動部に径方向遷移部によって接続されたリムの形で実現されており、上記ホイールセットまたはホイールの金属硬化は、被処理表面に押し付けられる回転接触ローラを介して電流の伝導によって行われ、上記表面の加熱及び硬化は1またはそれ以上のストリップの形で行われる。本発明は、硬化のための加熱を2つの環状部分つまり環状ゾーンにおいて実行し、第1環状部分の境界は、転走面の開始部における半径方向遷移部の接続線から始まり、転走面の幅全体に及び得る。好ましくは、第1環状部分は、転走面の幅にわたって約30mmの距離に及ぶ。第2環状部分の境界は、隣接リム面における半径方向遷移部の接続線から始まり、リム面の幅にわたって35mmまで延びる。上記各部分における局部硬化は1またはそれ以上の環状ストリップの形で行われ、加熱温度は相転移温度Ac3を約60−280℃超過することを特徴とする。加熱を複数のストリップに沿って行う場合には、各ストリップの熱作用部分は加熱ゾーンの各側から約2〜4mmである。加熱中のホイールセットの回転速度は好ましくは約3.5〜15回転/時である。
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【課題】鋳造後の熱処理を行うことなく、高強度である部分と靭性に優れた部分とを形成することができる球状黒鉛鋳鉄品の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳型に溶湯を注入し、該溶湯を凝固させることにより鋳鉄品40を形成し、前記鋳鉄品40が焼入れ温度以下に冷却する前に前記鋳型の一部20を取り外して前記鋳鉄品40の一部42を露出させ、該露出した部分42にエアーブローを行うことにより、前記露出した部分42を急冷しつつ他の部分を徐冷し、前記露出した部分42の硬度を他の部分より上げるものである。 (もっと読む)


【課題】 製造されるすべてのアルミホイールが所望の硬度(強度)を確保することができ、かつ、アルミホイールの強度の増強が行われ、より薄肉で軽量のアルミホイールを製造することができる装置を提供すること。
【解決手段】 底部に冷却液導入開口9を有する冷却液が収容された冷却槽7と、冷却液導入開口9に連通する連通開口8を有し、アルミホイール5の外面を下に向けると共にアルミホイール5の中心を連通開口8の中心と一致させて載置する受け台2と、受け台2を上下に移動させる受け台移動機構と、受け台2の上方に配設された、アルミホイール5のリム上端5dの直径よりわずかに小さいテーパーリング14又はアルミホイールのリム上端の直径よりわずかに小さい円弧部を形成することが可能な複数の分割圧縮ブロックとを備えたアルミホイール製造装置である。 (もっと読む)


【課題】 パンク後の繰返し応力に十分耐え、パンク後にも200km以上の長距離を走行できるランフラットタイヤに適したタイヤ中子を提供する。
【解決手段】 C:0.08〜0.15質量%,Si:0.60〜2.0質量%,Mn:2.0〜2.6質量%,P:0.03質量%以下,S:0.005質量%以下,全Al:0.01〜0.1質量%を含むスラブを熱間圧延して500〜650℃で巻き取り、酸洗後、圧下率:50%以上で冷間圧延した冷延鋼帯を熱処理することにより、フェライト+ベイナイト+残留オーステナイト+マルテンサイトの混合組織に調質した引張強さ:750N/mm2以上,疲労限:350N/mm2以上の鋼板をタイヤ中子の素材に使用する。冷延鋼帯の熱処理は連続焼鈍ライン又は連続溶融めっきラインで実施し、3段階の冷却速度(一次〜三次)で室温まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】 要求されるトライポロジー特性を簡単に実現することができる炭素鋼とその製造方法及び鉄道用部材とその製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素鋼1は、摩擦係数の異なる表面1a,1bを有する鋼材である。表面1a,1bは、他の部材の表面との間の相対運動により摩擦抵抗を受ける部分であり互いに隣接している。炭素鋼1は、表面1aを有する高炭素鋼部1cと、表面1bを有する低炭素鋼部1dとから構成されている。高炭素鋼部1cは、含有炭素量が多い部分であり、低炭素鋼部1dは高炭素鋼部1cに比べて含有炭素量が少ない部分であり、高炭素鋼部1cと低炭素鋼部1dとは互いに隣接している。高炭素鋼部1c及び低炭素鋼部1dは、いずれも同一組織であり、例えば一方がパーライト組織である場合には他方もパーライト組織である。 (もっと読む)


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