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国際特許分類[C22B17/00]の内容

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【課題】銅製錬で排出される製錬ダストからの残渣を低減し、製錬ダストの原材料の処理量を増加することを課題とする。
【解決手段】銅転炉ダストの処理方法は、少なくとも銅、砒素、鉛、亜鉛、カドミウムを含有する銅転炉ダストを水あるいは硫酸濃度100g/L以下の硫酸溶液に溶解させ、前記銅転炉ダスト中の鉛、その他の酸不溶の金属を除去する希硫酸浸出処理と、前記希硫酸浸出処理後の浸出液を硫化し、銅、及び砒素を回収する硫化処理と、前記硫化処理後の硫化後液を中和し、亜鉛、カドミウムを回収する中和処理と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】金属含有排水中の有価金属を、キレート樹脂塔に通水して金属イオンを吸着させた後、キレート樹脂に吸着された金属イオンを溶離させて回収するに際して、金属イオンの溶離に用いる薬品の使用量を低減すると共に、金属イオンを高濃度で含む回収液を得る。
【解決手段】金属含有排水をキレート樹脂塔2に通水する吸着工程と、キレート樹脂塔に鉱酸を含む溶離液を通液する回収工程とを交互に繰り返し行う。回収工程では、前回の回収工程で回収された塔流出液に鉱酸を添加してキレート樹脂塔2に上向流で通液する溶離工程と、その後、キレート樹脂塔2に水を下向流で通水する押出工程とを行い、溶離工程の塔流出液と押出工程の塔流出液とを回収して次回の溶離液として再利用する。 (もっと読む)


1以上の標的金属を含む硫化鉱及び硫化精鉱の少なくともいずれかから前記標的金属を浸出する方法であって、(a)次亜塩素酸が塩素系酸化種のうちの少なくとも10モル%を占める塩素系酸化種の水溶液に前記硫化鉱及び/又は精鉱を曝露する工程と;(b)次亜塩素酸により前記標的金属を酸化させて及び/又は酸化を促進して、優勢塩素系酸化種が塩素になるようにpHを低下させる工程と;(c)塩素により前記標的金属を酸化させる及び/又は酸化を促進する工程と;(d)次亜塩素酸及び/又は塩素による酸化中に形成される溶液種により前記標的金属を溶解させる及び/又は溶解を促進する工程と;(e)生成された標的金属富化溶液を金属回収手段に通す工程と;を含む方法。 (もっと読む)


【課題】単純な工程を経ることで、ダスト処理時における固液分離した後のカリウムや塩素を主成分とする洗浄ろ液中の重金属濃度と硫酸イオン濃度を効率的に低減し得る。
【解決手段】重金属を含むダスト30と水31とを混合してスラリー33を調製する工程32と、スラリー33に炭酸ガス34を吹き込みスラリーのpHを10〜12に調整する工程36と、スラリー33塩化カルシウム37を添加して重金属を水酸化物又は炭酸塩の形態で沈殿させ、かつ硫酸イオンを除去する工程38と、塩化カルシウムを添加したスラリーを静置して炭酸塩との共沈効果により水に溶解して残留している重金属を更に沈殿させる静置工程39と、静置工程の静置物をろ液41と残渣42とに固液分離する固液分離工程43とを含むダスト処理方法である。
【選択図】図
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【課題】 本発明は汚染土壌を効率的かつ安定的に浄化することを目的としている。
【解決手段】 本発明に係る汚染土壌の浄化方法は、プラグトレイのトレイ本体に備えられる多数のセルにそれぞれ培養土を充填し、各セル内にマリーゴールドの種を播き、各セル内において種を発芽・生育させて、葉が2〜4枚、各葉の最大の長さが0.3〜3cm、茎の長さが2〜4.5cm、根部以外の地上部の乾燥重量が0.02g以上、根部の長さが4〜10cm、根部の乾燥重量が0.01g以上になるまで2〜6週の間、育苗させる育苗工程と、育苗工程においてプラグトレイの各セル内で育苗させたマリーゴールドの苗を重金属で汚染された土壌の土地に移植し、8〜10週の間、育成させる育成工程と、育成工程で育成されたマリーゴールドの根、葉、茎もしくは花を含めて収穫し、それを乾燥させた後、焼却してマリーゴールドが吸収した重金属を回収する回収工程と、を備えることとしている。 (もっと読む)


【課題】水産物中の金属元素を除去する際に発生する酸性廃液中から金属を効率よく回収するとともに、溶離液の再利用を図れる金属回収装置及び方法を提供する。
【解決手段】水産物中に含有される金属元素をイオンとして溶出させた混合液中の金属元素を吸着材に吸着させる吸着装置11と、吸着材に吸着した金属元素を溶出させる溶離液を吸着装置11に供給する溶離液供給装置12と、吸着装置11から導出した廃溶離液に溶解している金属元素を固形化して溶離液中から分離し、金属元素を固形物として回収するとともに溶離液を再生する溶離液再生装置13と、溶離液再生装置13で再生した溶離液を溶離液供給装置12に循環させる再生溶離液循環経路14とを有している。 (もっと読む)


【課題】亜鉛・鉛製錬法において、その排水処理工程で、中和沈殿法により製錬排水中の亜鉛その他の重金属イオンを除去する際、無機凝集剤として、金属亜鉛の使用量を削減して低コストで製造した硫酸亜鉛水溶液を用いる排水処理工程の操業方法を提供する。
【解決手段】亜鉛・鉛製錬法において、その排水処理工程において、中和沈殿法により製錬排水中の亜鉛その他の重金属イオンを除去する際、不純物として重金属イオンを含む硫酸カドミウム水溶液と金属亜鉛とを接触しセメンテーション反応によりカドミウムを析出するセメンテーション工程で産出する、亜鉛、カドミウムその他の重金属を含むセメンテーション終液と金属亜鉛とを96〜144時間接触し、スポンジ状金属と硫酸亜鉛水溶液からなる懸濁液を形成し、該懸濁液からスポンジ状金属を分離して得られた硫酸亜鉛水溶液を、無機凝集剤として用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】亜鉛・鉛製錬において、焼結機を用いて原料を焼結に付すときに発生する煙灰から、カドミウムを高抽出率で浸出することができる焼結機煙灰からのカドミウムの浸出方法を提供する。
【解決手段】亜鉛・鉛製錬において、焼結機1を用いて原料を焼結に付すときに発生する煙灰4を、硫酸水溶液中で浸出に付し、該煙灰4中に含有されるカドミウムを浸出液中に抽出する際、前記焼結において、焼結機1に供給する原料中の塩素量を原料中に含有されるカドミウム量1モル当たり1.6〜2.2モルに調整し、かつ、前記浸出において、浸出液中の塩素イオン濃度を3.6g/L以上に制御する。 (もっと読む)


【課題】重金属類及び有機物を含有する有害排水を浄化処理し、該排水を放流可能な状態にまで無害化する。
【解決手段】塩素バイパスダストを含むスラリーS1を浮遊選鉱した際に発生する浮遊選鉱排水W3等に消石灰スラリー等のアルカリ剤を添加してスラリーS2のpHを10〜12に調整する。次に、pH調整したスラリーS2をフィルタープレス12で固液分離し、排水W3に残留する重金属類を除去する。次に、フィルタープレス12のろ液W4を、砂ろ過器14で二次ろ過し、キレート樹脂塔15で重金属類を吸着除去したろ液W5に対し、有機物処理槽16において酸化剤を添加し、ろ液W5中の有機化合物を分解する。該排水処理方法により、ばいじんのスラリーを浮遊選鉱した際に発生する排水や、汚染土壌のスラリーを浮遊選鉱した際に発生する排水等についても無害化することができる。 (もっと読む)


【課題】カドミウム−112同位元素の回収方法を提供する。
【解決手段】
カドミウム−112ターゲット材料の化学分離液や電気メッキ液の残留液を、水酸化物と反応させることにより、水酸化カドミウム沈殿物を生成し、また、濾過と洗浄を行ってカドミウム−112同位元素を回収し、回収されたカドミウム−112同位元素は、か焼により、或いは、シアン化ナトリウムとアルカリ性溶液に溶解することにより、それぞれ、固体酸化カドミウムやカドミウム−112ターゲット材料電気メッキ液が形成され、人体器官のイメージング剤として、医学診断の用途に利用できる。 (もっと読む)


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