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国際特許分類[C22B19/34]の内容

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【課題】ロータリーキルンへの作業負担を軽減しつつ煤塵から還元鉄及び亜鉛を効率的に取り出すことが可能なリサイクルシステムを提供する。
【解決手段】亜鉛を含有する鉄製品のスクラップを溶融する電気炉12と前記電気炉12の排ガス14に含まれる煤塵と炭材28との混合物(原料32)を燃焼させて還元鉄38を生成するロータリーキルン26と、前記煤塵から亜鉛を生成する亜鉛精錬設備66と、を有するリサイクルシステム10であって、前記排ガス14を遠心分離により第1の煤塵18を捕集するサイクロン装置16と、前記サイクロン装置16を通過した前記排ガス(排ガス20)から第2の煤塵24を捕集するフィルタ22と、が配置され、前記ロータリーキルン26は、前記第1の煤塵18から前記還元鉄38を生成し、前記亜鉛精錬設備66は、前記第2の煤塵24から亜鉛を生成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼ダスト中に含まれる亜鉛の揮発率を向上させることができる鉄鋼ダスト還元焙焼用原料ペレット及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の鉄鋼ダスト還元焙焼用原料ペレットは、鉄鋼ダストを還元焙焼する粗酸化亜鉛の製造工程において用いられ、鉄鋼ダストと、炭素質還元剤と、前記鉄鋼ダストと前記炭素質還元剤とを付着しうるバインダーと、からなり、前記鉄鋼ダストの表面に、前記炭素質還元剤が前記バインダーを介して付着していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼の製造工程等において発生する亜鉛含有鉄鋼ダストから、塩素、フッ素、及び鉛の品位が低く、電解精錬に好適な酸化亜鉛焼鉱を製造する方法を提供すること、及び工程中に発生する亜鉛や鉛を含むダストや排水処理澱物から、亜鉛と鉛とを効率よく取り出し、回収することができる酸化亜鉛焼鉱の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元焙焼炉内で揮発させて回収した粗酸化亜鉛に湿式処理を施して塩素を除去し、乾燥加熱炉で熱処理することにより、残留する塩素、フッ素、及び鉛を揮発させる。また、乾燥加熱炉で発生する亜鉛や鉛を含むダストから鉛を有効利用できる形態で回収し、回収後の澱物を、工程中に発生する亜鉛や鉛を含む排液とともに排水処理し、得られた排水処理澱物を、還元焙焼炉内に返送し、有価物を回収する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による亜鉛が含有された廃酸をリサイクルした亜鉛酸化物粉末の製造方法は、亜鉛を含む廃酸を収集する段階と、前記亜鉛を含む廃酸に有機溶媒を添加し、亜鉛を有機溶媒で抽出する段階と、前記抽出によって得られた亜鉛を含む有機溶液に酸を添加し、亜鉛を逆抽出する段階と、前記逆抽出によって得られた亜鉛系酸溶液にアルカリを添加して反応させて、亜鉛系沈殿物を形成する段階と、前記亜鉛系沈殿物を選択的に分離し、洗浄及び乾燥する段階と、乾燥した亜鉛系沈殿物をか焼し、亜鉛酸化物を得る段階とを含む。本発明によれば、インジウム−錫酸化物またはインジウム−亜鉛酸化物廃スクラップの再生工程に使用された亜鉛が含有された廃酸をリサイクルすることができるので、環境汚染を防止することができると共に、資源を節約することもでき、不純物を含有する廃酸を低い工程費用で且つ短時間に効果的に精製し、亜鉛酸化物を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】鉄を溶解及び固着させることなく、亜鉛を効率良く除去することができる亜鉛鋼材屑からの亜鉛分離方法を提供する。
【解決手段】亜鉛鋼材屑からの亜鉛分離方法は、脱亜鉛炉11内で還元剤の存在下に、鉄の磁気変態点を示す温度(770℃)よりα鉄からγ鉄への変態点を示す温度(910℃)まで加熱し、亜鉛鋼材屑に含まれる酸化亜鉛を還元して金属亜鉛に変換し、該金属亜鉛を揮発分離するものである。前記還元剤はカーボン粉末等の炭素である。この還元剤の添加量は、亜鉛鋼材屑に対して0.1〜10質量%であることが好ましい。また、脱亜鉛炉11内の圧力は101.15〜81.25kPaの常圧から減圧に設定されることが好ましく、脱亜鉛炉11内は還元雰囲気又は不活性ガス雰囲気に設定されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高亜鉛含有鉄鉱石の有効利用を可能とする、高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を提供すること、また、亜鉛、鉄、双方の供給不足を解決することのできる高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】亜鉛を0.01mass%以上、鉄を50mass%以上含有する高亜鉛含有鉄鉱石を用いて高炉原料2を製造し、この高炉原料2を高炉1に装入し銑鉄を製造するとともに、高炉排ガス中の亜鉛含有ダスト4を回収し、還元炉5を用いて亜鉛含有ダスト4から亜鉛6を回収することを特徴とする高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を用いる。高炉原料2が焼結鉱またはペレットであること、亜鉛含有ダスト4を移動型炉床上に積載し、該移動型炉床上部から熱供給して亜鉛含有ダスト4を還元し、還元鉄7を製造するとともに亜鉛6を回収することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電気炉方式の溶融部を有するフューミング炉を用いる際に、銅源の溶融部への投入にともなう融体の温度低下を抑制して、フューミング炉の電力消費量を低減することができるスラグフューミング方法を提供する。
【解決手段】前記フューミング炉は、電気炉方式の溶融部、ダスト回収部及び該溶融部とダスト回収部をつなぐ排ガスダクト部からなり、かつ下記(1)及び(2)の要件を満足することを特徴とする。
(1)前記排ガスダクト部の空間では、前記溶融部の下部に形成される融体から揮発した亜鉛と鉛を含む蒸気が、送入空気で酸化され、それにともなう酸化発熱により排ガスの温度を上昇する。
(2)前記銅源は、前記排ガスダクト部の空間に設置した銅源装入用シュートに、フューミング炉外に設けた装入口から供給され、該シュート内部を移動する間に、排ガスによるシュートの加熱により予熱された後、溶融部の融体直上に設けた排出口から排出される。 (もっと読む)


【課題】亜鉛及び/又は鉛製錬の熔錬炉から産出される亜鉛、鉛、ヒ素及びハロゲン族元素等を含有するスラグから亜鉛と鉛を揮発分離するスラグフューミング方法において、亜鉛の高揮発速度の下で、ヒ素、アンチモン及びハロゲン族元素の含有量が少ない亜鉛と鉛を含むダストと、安定的に土壌環境基準を満足することができるスラグとが得られるスラグフューミング方法を提供する。
【解決手段】炉内にスラグと銅源を投入して融体を形成した後、下記(イ)〜(ハ)のいずれかのやり方で、スラグのフューミングを行なうことを特徴とする。
(イ)前記融体に炭素質還元剤を投入した後、二酸化炭素を含有するガスを吹き込むかまたは吹き付ける。
(ロ)前記融体に炭素質還元剤を投入しながら、二酸化炭素を含有するガスを吹き込むかまたは吹き付ける。
(ハ)前記融体に二酸化炭素を含有するガスをキャリアーガスとして炭素質還元剤を吹き込むかまたは吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、酸化亜鉛が還元されることなくそのまま得られ、省エネルギーで、より効率的に酸化亜鉛を分離でき、さらに酸化鉄に付加価値をつけることができる電気炉ダストからの酸化亜鉛の回収方法を提供することにある。
【解決手段】電気炉ダストの粉末とカルシウム化合物の粉末とを所定量秤量、混合後、その混合粉末を加圧成型し、その加圧成形体を大気中電気炉で、温度900℃以上、1000℃以下で、60時間以上、120時間以下保持する工程と、電気炉で処理後の加圧成形体を冷却後、粉砕し、粉砕後の粉末を液体に分散する工程と、しかる後に、その分散液体を直流磁場中で磁気分離することにより、非磁性体の酸化亜鉛を回収する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】竪型スクラップ溶解炉において、炉発生ダストをダスト塊成化物としてリサイクル装入しつつ溶銑を製造する際に、2次ダストの亜鉛濃度を的確に制御し、高い亜鉛濃度の2次ダストを安定して回収する。
【解決手段】炉に装入すべきダスト塊成化物の亜鉛濃度aを予め測定しておき、コークス種の配合比率dを一定とした時の、ダスト塊成化物の亜鉛濃度aとダスト塊成化物の炉装入量bと発生2次ダストの亜鉛濃度cとの既知の関係に基づき、前記測定されたダスト塊成化物の亜鉛濃度aから、目標とする発生2次ダストの亜鉛濃度cに応じたダスト塊成化物の炉装入量bを求め、この量のダスト塊成化物を炉に装入して操業を行う。 (もっと読む)


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