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国際特許分類[C22B7/04]の内容

国際特許分類[C22B7/04]に分類される特許

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【課題】 鉛と酸化物を含有するドロスから、金属鉛を効率よく回収する手段を提供する。
【解決手段】 鉛と酸化物を含有するドロス9を回収釜1の坩堝2に投入し、886℃以上で加熱した状態を継続する。坩堝2の下方に溶融金属鉛が分離されるので、回収釜1の底部に設置した取り出し口8から溶融金属鉛を流出させ取り出す。ドロス9は、好ましくは900℃〜1100℃の温度範囲で加熱する。 (もっと読む)


【課題】転動法のために慣例上装備された回転式管形炉において、塩基性に調整されたスラグを使って、鉄、亜鉛、鉛、望ましくは製鋼ダストを含む二次的な原料を利用する方法を提供する。
【解決手段】原料は、直径6mm以下の反応性炭素担体微粒子と混合、凝集され、さらに、直径16mm以下の付加的な炭素担体粗粒子が、前記凝集物間に分散され、全炭素量が、1150℃未満の転動温度における供給物中の全炭素消費反応に必要な量の80%未満となっており、前記炉が安定作動状態に到達すると同時に、前記炉の出口付近において、全鉄成分のうち金属鉄の量を20%未満に減少させるような量の非加熱の空気を前記転動スラグに供給する。負荷物内部の炭素担体の比率を減らすことで、転動法のエネルギーバランスが改良される一方、使用される回転式管形炉の処理量が増大する。転動スラグの品質を改良することによって、転動スラグを利用する可能性に恵まれる。 (もっと読む)


【課題】希土類金属、放射性物質、鉄やアルミニウム等を含むスズスラグから、希土類金属を容易かつ確実に選択的に回収することができる希土類金属回収方法を提供する。
【解決手段】スズ精錬において排出されたスズスラグを水砕または機械粉砕して無機酸により溶解する無機酸浸出工程2と、このスズスラグの溶解液に酸化剤および中和剤を加えて、放射性物質が沈澱し、かつ希土類金属および鉄が沈澱しない第1の条件に調整して放射性物質を沈澱・除去する第1の酸化・中和工程3およびろ過工程4と、これから排出された中和液に酸化剤および中和剤を加えて、鉄が沈澱し、かつ希土類金属が沈澱しない第2の条件に調整して沈澱した鉄をろ過して除去する第2の酸化・中和およびろ過工程5、6と、ろ過された中和液中の希土類金属を回収するための有機溶媒抽出工程7、ストリップ工程8、沈澱工程9、沈澱洗浄工程10および乾燥/焼成工程11を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スラグ層とマット層がなく、リサイクル炉における炉底部に堆積した残留物を効率的に除去する方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】鉄、錫含有銅処理炉において、鉄化合物が炉底に堆積した前記炉を1300℃から1400℃間の温度に昇温させ、次いで、前記炉からスラグ分とメタル分とを除去した後、粒径2〜30mmであって、メタリックFe品位が50〜95mass%、C品位が1〜5mass%、Cu品位が35mass%以下含むものであって、一般廃棄物あるいは、産業廃棄物を溶融還元処理して得られる金属粒を、前記炉底に形成されているFeを主成分とする炉底堆積物に向けて、上方から投入することにより、前記炉底に形成されているFeを主成分とする前記炉底堆積物を効率的に溶解除去する鉄、錫含有銅処理炉の炉底堆積物の除去方法。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグを原料として鉄鋼スラグを構成するCa、Fe、Mnを分離し、それぞれ有用成分として回収する方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の石膏の2水和物およびFe、Mnの酸化物または水酸化物の製造方法は、1)鉄鋼スラグを硫酸に溶解させる第1のステップと、2)鉄鋼スラグを溶解させた硫酸から石膏およびシリカを回収する第2のステップと、3)石膏およびシリカを回収した硫酸中の水分を蒸発させ、得られる粉末を焙焼する第3のステップと、4)その焙焼物を水に溶解させ、水に不溶のFe酸化物を回収する第4のステップと、5)第4のステップの焙焼物を溶解させた水溶液中の水分を蒸発させ、得られる粉末を焙焼する第5のステップと、6)その焙焼物を水に溶解させ、水に不溶のMn酸化物を回収する第6のステップを有する。 (もっと読む)


【課題】スラグから回収する鉄−マンガン酸化物の回収率を向上することができるようにする。
【解決手段】CaO−SiO2−P25相及び(Fe,Mn)Ox相を含む製鋼スラグに対して地金を除去する地金除去処理を行ってから有価金属を回収する方法であって、処理後に塩基度が1.5未満である製鋼スラグ又は塩基度が2.5を超える製鋼スラグに対し、1250〜1400℃の温度範囲内で塩基度が1.5〜2.5になるように改質処理を行い、地金除去処理及び改質処理を行った製鋼スラグに対して、粉砕後の代表粒径が50μm以下となるように粉砕処理を行い、粉砕処理後のスラグを粗粒と微粒とに分級する分級処理の際に、粗粒の代表粒径と微粒の代表粒径との比が2.5倍以上となるよう処理し、分級処理後に粗粒を回収する点にある。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグから回収する鉄−マンガン酸化物の回収率を向上することができるようにする。
【解決手段】CaO−SiO2−P25相及び(Fe,Mn)OX相を含む製鋼スラグから有価金属を回収する方法であって、製鋼スラグから地金を除去すると共に製鋼スラグの塩基度を1.5〜2.5とし、地金除去後のスラグにおいて粉砕後の代表粒径が50μm以下となるように粉砕処理し、粉砕処理後のスラグを粗粒の代表粒径と微粒の代表粒径との比が2.5倍以上となるよう粗粒と微粒とに分級処理し、分級処理後に粗粒を回収する。 (もっと読む)


【課題】PGMの回収方法の酸化溶錬においてCuOスラグへのPGMの分配を抑制する方法を提供する。
【解決手段】PGMを含有する被処理部材と、Cuおよび/またはCuOと、還元性のフラックスとを還元溶錬し、溶融スラグと、PGMを含有するCu合金とを生成させる還元溶錬工程と、前記PGMを含有するCu合金を酸化溶融し、PGMを含有するCuOスラグと、前記PGMを含有するCu合金よりPGM濃度が濃縮したCu合金とを生成させる酸化溶錬工程と、を有するPGMの回収方法であって、前記酸化溶錬工程において、酸性酸化物または塩基性酸化物を添加するPGMの回収方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグ中の有価成分を効率的に回収する方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼スラグを硫酸浸出した後、生成したCaSO、SiOを固液分離する工程と、固液分離後の浸出溶液を乾燥固化し、この固化物を600〜900℃の温度に加熱する工程と、前記固化物を水浸出した後、浸出溶液と、Fe,Al,P,Mn,Mgの化合物を含む残渣とに固液分離して回収する工程とを含むことを特徴とする、鉄鋼スラグ中の有価成分の回収方法である。
また、鉄鋼スラグを硫酸浸出した後、生成したCaSO、SiOを固液分離する工程と、固液分離後の浸出溶液を乾燥固化し、前記固化物を熱水浸出した後、浸出溶液と、Fe,Al,P,Mn,Mgの化合物を含む残渣とに固液分離して回収する工程とを特徴とする、鉄鋼スラグ中の有価成分の回収方法である。 (もっと読む)


【課題】ボーキサイト鉱石と赤泥残渣からのアルミナ、イルメナイトからの二酸化チタンの無廃棄物抽出方法を提供する。
【解決手段】C飽和鋳鉄合金の融点より高温で酸化鉄を還元して金属鉄と、高C鉄合金とAlおよびTi金属酸化物に富むスラグを生成し、炭酸アルカリで処理してアルミン酸アルカリおよびチタン酸塩を形成する。アルミニウムアルカリを水浸出により分離し、CO2吹き込みによりアルミナ水酸化物を沈殿させる。水浸出の残渣を硫酸で処理し、TiO2を加水分解ルートにより沈殿させる。金属のほとんどを回収し、pH4〜5で、土壌調整に使用できるケイ酸質残渣を生成する。炭酸アルカリの存在下で酸化的焙焼を行い、焙焼物の水浸出を行い、TiO2をpH4未満の調節条件下で選択的に沈殿させ、TiO2に富む酸化物をチタニア鉄鉱石/残渣物質から選択的に分離する方法も提供される。 (もっと読む)


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