説明

国際特許分類[C22C33/08]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金の製造 (743) | 合金鋳鉄の製造 (35)

国際特許分類[C22C33/08]の下位に属する分類

国際特許分類[C22C33/08]に分類される特許

1 - 10 / 18


【目的】新規な鉄系産業廃棄物から安価な鋳鉄用原料を鋳物業界に提供する。
【構成】本発明に係る鋳鉄用原料は、鉄系産業廃棄物に含有される水酸化鉄及び/又は硫酸鉄を処理してマグネタイト及び/又は酸化第二鉄を生成し、前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄を鋳鉄用原料とすることを特徴とする。前記鉄系産業廃棄物は鉱山廃棄物又は鉄含有化合物を原料として非鉄素材を生産する工場から廃棄される産業廃棄物である。また、前記鋳鉄用原料が前記マグネタイト及び/又は酸化第二鉄のペレットである。前記水酸化鉄や硫酸鉄は加熱炉によりマグネタイトに変換される。また硫酸鉄は鉄バクテリア処理により酸化第二鉄に変換される。前記マグネタイトから誘導加熱炉により鋳鉄を製造し、前記酸化第二鉄と炭素材を共存させて誘導加熱炉により鋳鉄を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストで球状黒鉛鋳鉄管の継手部の靱性を確保しながら強度の向上を図る。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄管を鋳造する際に、予め、遠心鋳造装置の円筒状金型4の内面のうちで管の受口側の継手部を形成する部分に、Fe−Si系接種剤6を散布しておき、管の継手部のSi含有量を、3.00重量%以下で直管状の中間部(直部)のSi含有量よりも多くする。これにより、継手部の基地組織のフェライトに対するSiの固溶強化作用で継手部の強度を高めることができ、かつ、継手部の基地組織中に微細な球状黒鉛を多数晶出させて継手部の靱性を確保することができる。しかも、管全体を対象としてSnやCuを多く添加する場合に比べて成分コストを大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】従来材なみの強度と延性とを有し、さらに従来材に比べて優れた耐摩耗性を有する球状黒鉛鋳鉄品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:3.0〜4.0%、Si:1.8〜3.0%、Mn:0.2〜1.2%、Cu:0.2〜1.3%、Nb:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜0.5%、Mg:0.01〜0.06%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する球状黒鉛鋳鉄品とする。これにより、引張強さ:700MPa以上で、伸び:5%以上を保持しつつ、優れた耐摩耗性を保持する球状黒鉛鋳鉄品となる。なお、さらに、質量%で、Ni:0.1〜1.5%、S:0.001〜0.03%含有する組成としてもよい。 (もっと読む)


【課題】鋳込み後の放冷時間が10時間を超えるような緩やかな凝固過程において、良好な強度、硬さを備えることの出来る大型の鋳造製品の提供を目的とする。
【解決手段】この目的を達成するため、A型黒鉛を含む片状黒鉛鋳鉄であって、Mnを3.05質量%以上含有する高Mn系基本組成を備えることを特徴とする大型鋳造製品用の片状黒鉛鋳鉄を採用する。また、この高Mn系基本組成において、Mn含有量とS含有量とのMn/S存在比が6〜800の範囲とすることが、より好ましい。 (もっと読む)


【課題】Biの歩留まりを安定的に向上させ、黒鉛粒数を増加させ、厚肉鋳物でもBi接種効果を十分発揮させることが可能となるBi系接種剤を提供する。
【解決手段】球状黒鉛鋳鉄の鋳鉄溶湯に接種を行うためのBi系接種剤であって、Biと、Ni、Cuのいずれか1種または2種とを含む混合物または合金であることを特徴とする、球状黒鉛鋳鉄用Bi系接種剤とした。 (もっと読む)


【課題】片状黒鉛鋳物の外面にひけによる凹み、内部にひけ巣を生じやすい。肉厚の大きい部分の組織が粗大化して強度が低下し、加工面粗度が低下する。また肉薄部の組織が硬化して切削性が低下する傾向がある。
ひけ傾向が小さいと共に、材質的肉厚感度の小さい片状黒鉛鋳鉄鋳物を製造すること。
【解決手段】(i)ひけ傾向を小さくするため、鋳物が凝固するときに晶出する黒鉛量を多くする。このための手段としてシリコン含有量を低くする。シリコン含有量を0.9〜1.4%の範囲に、炭素含有量を3.0〜3.4%の範囲にする。シリコン含有量と炭素含有量の関係を次の式の範囲にする。
C%+0.23×Si%≦4.23%
(ii)肉厚感度を小さくするために、シリコン含有量を低くする。
(iii)前項および前々項の目的を促進し、同時に肉薄部の組織硬化を防ぐために種々の接種を行うが、特に鋳型に流入する溶湯に接種を行う。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金溶湯に対して繰り返し使用が可能で、かつ低コストの耐溶損性に優れた耐アルミニウム溶湯溶損性鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均組成が質量%で、C:3.0〜3.7%、Si:2.0〜3.4%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.02〜0.20%、S:0.08%以下、Cr:0.3〜2.0%、Mo:0.2〜0.8%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる組成の溶湯を鋳込み、鋳込んだ鋳鉄品を酸液と接触させて表面の酸化皮膜を溶解除去し、その後に熱処理を施して表面に開口する微細な空孔を含む脱炭層を形成する。 (もっと読む)


本発明は、シール(Seal)製造用合金鋳鉄、シール、及びシール製造方法に関するものである。本発明に係るシール(Seal)製造用合金鋳鉄は、炭素3.8〜4.2質量%、ニッケル3.3〜4.7質量%、モリブデン2〜5質量%、ケイ素1.2〜2.0質量%、クロム16〜18質量%、マンガン0.8〜1.5質量%、及び残部の鉄を含む。本発明によれば、遠心鋳造法によりシール(Seal)を生産できるようになって、シール(Seal)の生産性を向上させ、耐摩耗性に優れるシール(Seal)を生産することができる。
(もっと読む)


本願の対象は、ねずみ鋳鉄合金の機械的特性および物性、すなわち、優れた被削性、制振、熱伝導率、低い鋳引け傾向および良好な微細構造安定性を、CGI引張強さの幅広い界面範囲と一緒に、同時に示す新しい合金を規定する。 (もっと読む)


【課題】ヤング率と振動減衰能を両立させながら、更に振動減衰能を改善することを課題とする。
【解決手段】下記式(1)に示す炭素当量が3.30〜3.95%となるC及びSiと、Mn:0.25〜1.0%と、P:0.04%以下と、S:0.03%以下と、Al:3〜7%と、Sn:0.03〜0.20%と、残部Fe及び不可避的不純物からなることを特徴とする高剛性高減衰能鋳鉄。
炭素当量(%)=C量(%)+(1/3)×Si量(%) …(1) (もっと読む)


1 - 10 / 18