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国際特許分類[C22C38/42]の内容

国際特許分類[C22C38/42]に分類される特許

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【課題】鍛造性に優れ、かつ、熱間鍛造及び高周波焼入れされた後の転動疲労特性に優れた、高周波焼入れ用鋼を提供する。
【解決手段】高周波焼入れ用鋼は、質量%で、C:0.48〜0.90%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.50〜0.90%、Cr:0.10〜2.0%、Cu:0.10〜1.0%、Ni:0.05〜1.0%、N:0.0030〜0.020%、及び、Al:0.005〜0.050%、を含有し、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP、S、Ti及びOがそれぞれ、P:0.025%以下、S:0.035%以下、Ti:0.0020%以下、及び、O:0.0020%以下であり、式(1)及び式(2)を満たす。Ni≧Cu/2・・・(1)、210≦257.7C+10.7Si+43Mn+17.2(Cu+Ni)+51.5Cr+48.4≦280・・・(2) (もっと読む)


【課題】電磁鋼板を用いたロータ鉄心を備えた永久磁石モータと同等以上のモータ特性を有する、ロータ鉄心、および上記ロータ鉄心を備えた永久磁石モータ用ロータを提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Cu、Ni、Cr、Al、およびNを含有し、残部が鉄および不可避不純物で、柱状または筒状の永久磁石モータ用ロータ鉄心であり、(a)端部の最表面側から中心部に向かってAl量が減少するAl拡散層が形成されており、且つ端面におけるAl濃度を複数箇所測定したときに、最大値(Almax)と最小値(Almin)の比(Almax/Almin)が1.0〜1.5であるか、または(b)端部の最表面側から中心部に向かってSn量が減少するSn拡散層が形成されており、且つ端面におけるSn濃度を複数箇所測定したときに、最大値(Snmax)と最小値(Snmin)の比(Snmax/Snmin)が1.0〜1.5である。 (もっと読む)


【課題】銅/ニッケルの比を調整することにより、硬度、引張強度と降伏強度を低く抑えることができるゴルフクラブヘッドの合金を提供する。
【解決手段】2.5から4.0wt%の銅、5.0から6.0wt%のニッケル、15から18wt%のクロム、残部の鉄などの金属を融解して合金を形成させ、銅/ニッケルの比を0.4から0.8に維持させることにより、合金がオーステナイト相、フェライト相とマルテンサイト相の性質を兼ねて有することができる。 (もっと読む)


【課題】環境負荷低減型の高強力、かつ、高延性を有する高炭素鋼線材の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】炭素を0.65〜1.0質量%含有する高炭素鋼線材に対し、加工歪みεが1.5以下の加工を施し加工発熱により鋼線温度を200〜450℃の範囲に上昇させ、次いで、連続的に加熱装置を用いて鋼線温度を800〜950℃の範囲に上昇させた後、600〜750℃の温度範囲で加工歪みεを0.5〜2.0の範囲にて加工を加える。600〜750℃の温度範囲における加工処理終了後、550℃までの冷却速度は、100℃/sec.以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高強度かつ高延性を有する鋼線を製造可能とする伸線加工用高炭素鋼線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素を0.65〜1.00質量%含有する高炭素鋼線材10において、高炭素鋼線材10の直径をD、高炭素鋼線材10の表面から0.05D以下の部位を表層部1、表面から0.20Dを超える部位を内部2としたとき、表層部1の組織の90%以上がラメラ間隔0.10μm以上の粗ラメラパーライト組織であり、かつ、内部2の組織の95%以上がラメラ間隔0.10μm未満の微細パーライト組織または擬似パーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】 従来に比較して、高い疲労強度でありながら且つ曲げ矯正性にも優れたクランクシャフト部材を与えるための製造方法を提供する。
【解決手段】曲げ矯正ステップを経て供与されるクランクシャフトの製造方法である。所定成分組成の鋼を1100℃以上の温度で粗鍛造する熱間鍛造ステップと、機械加工によりクランクシャフト形状を与える機械加工ステップと、クランクシャフト形状のR角部の表面に冷間圧延加工を与える表面圧延ステップと、軟窒化処理を施す軟窒化処理ステップと、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安価な酸化鉄を原料として得ることが可能な、ベアリングボールとして好適な中空鋼ボール、およびその製造方法、ならびにそれを用いたベアリングボールを提供する。
【解決手段】有機物質からなる球形の芯材の表面に酸化鉄を塗布した後、これを加熱して芯材を消失させかつ酸化鉄を還元し、得られた中空鉄ボールに浸炭処理を施してCを0.1〜2.0質量%含有する中空鋼ボールを製造する。 (もっと読む)


【課題】硫黄による腐食に対する耐性に優れ、従来品よりも使用寿命が長く、折損事故を生じにくい連続鋳造機の鋳片保持ロールを提供する。
【解決手段】連続鋳造機のモールド直下の垂直部に配置される鋳片保持ロールのロール本体の外周面に、非析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼よりなる肉盛層を形成し、硫黄成分による亀裂発生を抑制した。非析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼としては、Ni:1.5〜2.5%、Cr:15〜17%、Cu:0.6〜1.0%を含有する組成が好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱処理を施すことなく、圧延のままで、靭性に優れた太径丸棒の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.35〜0.60%、Si:0.1〜0.4%、Mn:0.5〜1.0%、Cr:0.20%以下、Al:0.1%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材を加熱温度が900〜1200℃の範囲の温度となる加熱を施した後、粗圧延を施し、所定の温度まで空冷し、しかるのち仕上圧延を行う。仕上圧延は、850〜650℃の温度範囲で、減面率(%)={(仕上圧延開始前の断面積)−(仕上圧延終了後の断面積)}/(仕上圧延前の断面積)×100で定義される減面率が30%以上となる仕上圧延を行う。仕上圧延後は空冷する。なお前記組成に加えてさらに、Cu:0.25%以下、Ni:0.25%以下のうちから選ばれた1種または2種を含有してもよい。これにより、強度と靭性とを兼備した太径丸棒となる。 (もっと読む)


【目的】Ni及びCuの複合添加及びそのバランス並びにこれら複合添加とCr量及びC量との調整により、従来のフェライト系ステンレス鋼以上の強度を備えるとともに、耐食性にも優れた高強度・高耐食性ステンレス鋼を提供すること。
【解決手段】0.005≦C≦0.020質量%、0.2≦Si≦1.0質量%、0.2≦Mn≦1.0質量%、1.0<Ni≦3.0質量%、20.0≦Cr≦23.0質量%、及び、1.0<Cu≦3.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる高強度・高耐食性ステンレス鋼。但し、[I]=[Cu]+[Ni]で表される[I]が、2.5≦[I]≦5.0、[II] =[Cu]/[Ni]で表される[II]が、0.5≦[II]≦1.5、[III]=([Cu]+[Ni])×[Cr]/[C]で表される[III]が、3000≦[III]≦9000、(ここで、[M]は、元素Mの質量%)。 (もっと読む)


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