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国際特許分類[C22F1/047]の内容

国際特許分類[C22F1/047]に分類される特許

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【課題】アルミニウム合金基板表面の研削加工において、研削速度に影響が少なく、研削面が平滑であるアルミニウム合金基板を提供することを課題とする。
【解決手段】Mg:2.0〜6.0mass%(以下単に%)、Fe:0.01〜0.03%、Cu:0.005〜0.15%、Zn:0.05〜0.6%、Cr:0.01〜0.3%、Si:0.001〜0.03%を含有するアルミニウム合金基板であって、該基板の鋳塊の面削後表層から深さ30mmまでDASが35〜75μmであり、該アルミニウム合金基板はその表面から5〜70μmの深さまでの領域において、最長径が1〜2μmのAl−Fe系金属間化合物の1mm当たりの個数(N1)が100〜500個、最長径が2〜7μmのAl−Fe系金属間化合物の1mm当たりの個数(N2)が5〜100個、かつN1とN2の比率(N1/N2)が5〜75であるアルミニウム合金基板。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ロット間およびロット内のバラツキを抑制でき、引張強さと耐力の差が小さく、剛性の高いキャップ用アルミニウム合金板の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Mg:1.5〜1.8%、Mn:0.20%以下、Si:0.20%以下、Fe:0.30%以下、Cu:0.02%以下、Zn:0.02%以下、Cr:0.02%以下、Ti:0.02%以下を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなる組成を有し、板厚が0.200〜0.260mmで、機械的性質の引張強さが205〜225MPa、耐力が170〜200MPa、伸びが6〜12%であって、ロット内の引張強さの標準偏差σが3MPa以内と小さく、機械的性質の引張強さと耐力の比が0.8以上であるバラツキが小さいキャップ用アルミニウム合金板を提供できる。 (もっと読む)


【課題】切り屑の分断性を向上させつつ、切削加工における加工精度も向上させることができる表面性状及び切削加工性に優れたAl−Mg−Si系合金押出材を提供する。
【解決手段】Mg:0.75〜0.95質量%、Si:0.43〜0.73質量%、Fe:0.22〜0.38質量%、Cu:0.20〜0.40質量%、Mn:0.01〜0.21質量%、Cr:0.17〜0.35質量%、Ti:0.001〜0.10質量%、残部がAlと不可避不純物とからなり、Si量−(Mg量/1.73+Fe量×0.25)の計算式から得られる数値が−0.10〜0.10の範囲内であり、結晶粒の押出方向の長さと該押出方向に沿う厚さ方向の長さとのアスペクト比が3を超える繊維状組織の前記厚さ方向断面内での面積占有率が85%以上であり、内部に存在するAl−Fe−Si系金属間化合物のうち、β相の存在率が20%未満である。 (もっと読む)


【課題】Beを添加しなくても溶湯酸化を抑制することが可能なアルミニウム−マグネシウム合金およびその合金板を提供することにある。
【解決手段】Mgを0.8〜5.5質量%含有するとともに、Pを不可避的不純物の1つとして0.001質量%以上含有するアルミニウム−マグネシウム合金に、0.002質量%以上のCaを添加したものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】室温での時効硬化による曲げ性の低下などの新たな問題が生じることなしに、SSマークの発生が少なく、プレス成形性に優れたAl−Mg系合金板を提供する。
【解決手段】特定のMg、Cuを含む組成からなるAl−Mg系アルミニウム合金板のCu原子を含む特定の原子の集合体の表面積の総和を大きくして、原子空孔を前記原子の集合体で閉塞(トラップ)し、Mgが拡散しにくく、セレーションが発生しにくい板組織とし、プレス成形時のSSマークの発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】JIS5182合金よりも温間成形性に優れた材料として、Mn、Crの固溶強化を利用することで、室温時のTSと温間成形時の温度でのYSとの差を最大にする材料を提供する。
【解決手段】Mg:2.0−6.0%(質量%、以下同じ)を含有し、かつMn:2.50%以下、Cr:0.50%以下のうちの1種または2種を含有し、残部がAlおよび不可避不純物よりなり、かつ {(Mn添加量(質量%))−(Mn析出物の面積率(%))×0.24}+{(Cr添加量(質量%))−(Cr析出物の面積率(%))×0.15}が0.4以上であることを特徴とする温間成形用アルミニウム合金板。 (もっと読む)


【課題】異周速圧延を適用して集合組織制御を行なってAl−Mg系合金の平均r値を向上させ、深絞り性を向上させるプロセスとして、工業的な量産規模での製造により確実かつ安定して深絞り性に優れた成形加工用Al合金板を得る方法を提供する。
【解決手段】Mg2.0〜6.0%を含有し、必要に応じてCu、Mn、Cr、Zr、Vの1種以上を更に含有し、残部がAlと不可避的不純物からなる板材で集合組織を適切に制御する。鋳塊に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で50%を越える圧下率で粗圧延を行ない、更に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度でロール周速比1.2〜4.0の異周速圧延を50%を越える圧下率で行なって最終板厚とし、その後焼鈍処理を行ない平均ランクフォード値が0.9以上のアルミニウム合金板を得る。 (もっと読む)


【課題】特異な集合組織状態とすることで、平均r値および深絞り性を向上させたAl−Mg−Si系合金板に関する技術を提示する。異周速圧延を適用して集合組織制御を行ない、工業的な量産規模での製造により、確実かつ安定して深絞り性が優れた成形加工用Al合金板を得ることができる方法を提供する。
【解決手段】Mg0.3〜2.0%、Si0.3〜2.5%を含有し、さらに必要に応じてCu、Mn、Cr、Zr、Vの1種以上を含有し、残部が実質的にAlからなる合金の板材で集合組織を適切に制御する。その方法は、鋳塊に150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で、50%を越える圧下率で粗圧延を行ない、さらに150℃以上でしかも非再結晶温度域内の温度で、ロール周速比1.2〜4.0の異周速圧延を、50%を越える圧下率で行なって最終板厚とし、その後溶体化処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】酸、アルカリなどの腐食性条件下においても優れた耐食性を有するアルミニウム材を提供する。
【解決手段】マグネシウム含有量が1重量%以上8重量%以下、ケイ素含有量が0.0001重量%以上0.02重量%以下、鉄含有量が0.0001重量%以上0.03重量%以下であり、アルミニウム、マグネシウム、ケイ素、鉄以外の元素の含有量が、それぞれ0.005重量%以下であり、かつ、アルミニウム、マグネシウム以外の元素の含有量の合計が、0.1重量%以下であるアルミニウム合金を表面処理してなるアルミニウム材。該アルミニウム材は、酸、アルカリなどの腐食性条件下においても優れた耐食性を有すため、建築材料、自動車材料、電池、キャパシタなどの蓄電デバイス材料、燃料電池用セパレータや筐体などとして好適に使用できる。 (もっと読む)


【課題】高温経時後においても高強度及び高耐食性が得られるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、Cu:2.5質量%を超え、3.5質量%以下を含有し、残部がアルミニウムおよび不可避的不純物からなる心材Cと、心材の一方の面に設けられたろう材Fと、他方の面に30μm以上の厚さで設けられ純アルミニウム又は2質量%未満のZnを含有するアルミニウム合金からなる犠牲陽極材Sと、を有するアルミニウム合金ブレージングシートであって、590℃で2分間のろう付加熱後に200℃雰囲気中に300時間保持した後の200℃雰囲気中における引張強度が140MPa以上であり、犠牲陽極材は、クラッド率が20%以下であり、犠牲陽極材のZn含有量をX[質量%]、厚さをY[μm]としたときに、50≦5×X+Yの関係式を満たす。 (もっと読む)


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