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国際特許分類[C22F1/053]の内容

国際特許分類[C22F1/053]に分類される特許

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【課題】表面状態および平坦度が制御され、熱交換器用クラッド材の製造において、密着不良が生じにくく、生産性、耐食性に優れた熱交換器用クラッド材を製造することができる側材およびその製造方法、並びに、この側材を用いた熱交換器用クラッド材の製造方法を提供する。
【解決手段】芯材とその片面または両面に重ね合わされた1層以上の側材Aとからなる熱交換器用クラッド材に使用される側材Aであって、側材Aの表面に、側材Aの長手方向に向かって円弧形状となる微細溝周期形態Bが複数形成され、微細溝周期形態Bは、800〜1500mmの曲率半径Rで側材Aの外周縁Fまで延びると共に、側材Aの長手方向に1〜8mmの周期Dを有し、かつ、側材Aの長手方向の表面粗さが、十点平均粗さ(Rz)において1〜15μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却水が強アルカリ環境となっても十分な防食効果が得られ、早期に貫通孔食を発生させるようなことのない熱交換器用アルミニウム合金クラッド材用犠牲材の製造方法及び熱交換器用アルミニウム合金クラッド材の製造方法を提供する。
【解決手段】Zn3.0%〜8.0%、Si0.5%〜1.0%、Fe0.5%〜1.0%、Ti0.1%〜0.2%を含有し、残部Alおよび不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を580〜600℃で3時間以上の均質化処理を行なった後の450℃までの冷却速度を1000℃/h以上にすると共に、その後の熱間圧延を450℃以下の温度で行なうことによってアルミニウムに固溶した添加元素がアルカリ溶液中で溶解・再析出して添加元素の水酸化物を表面に緻密に生成し溶解を抑制する。それにより、アルカリ腐食液中で良好な耐食性を示すアルミニウム合金クラッド材を実現する。 (もっと読む)


【課題】耐水素脆化特性および機械的性質などを兼備する高圧ガス容器用7000系アルミニウム合金材を提供することを目的とする。
【解決手段】高圧ガス容器用アルミニウム合金材を、特定組成を有する高強度化させた7000系合金材とするとともに、このアルミニウム合金材組織における分散粒子を水素のトラップサイトとして一定量確保し、ライナー、口金あるいはガス管などの部材として275MPa以上の耐力とした上で、耐水素脆化特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】断面の一部において特に成形性に優れ、断面の他の部分において特に溶接性の優れる溶接構造用アルミニウム合金中空押出材を得る。
【解決手段】バンパー補強材35がアルミニウム合金押出材からなり、その断面が、6000系アルミニウム合金からなる部分(上下ウエブ39,40)と7000系アルミニウム合金からなる部分(前後フランジ36,37及び中間ウエブ38)により構成されている。バンパー補強材35の後フランジ37に、7000系アルミニウム合金押出形材からなる横圧壊型ステイ42の先端が溶接(溶接部44)されている。バンパー補強材35とステイ42は、6000系アルミニウム合金の時効処理条件で溶接前又は溶接後に時効処理される。 (もっと読む)


【課題】ろう付け性と耐食性を両立したアルミニウム合金のろう付け方法及びアルミニウム合金クラッド材を提供する。
【解決手段】Siを3.0〜6.0%、Znを0.5〜6.5%含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなる犠牲陽極材を、心材の少なくとも片面にクラッドしたアルミニウム合金クラッド材に、ケイフッ化カリウムおよび不可避不純物からなるフラックスを塗布して、不活性ガス中で加熱することにより、材料中のSiとフラックスから置換反応により生成されるSiにより、少ないフラックス付着量でも良好にろう付けすることが可能となる。また、ろう付け後のアルミ製品材料は、優れた耐食性を有するため、より高品質のろう付け製品が得られる。 (もっと読む)


【課題】高強度と優れた破壊靱性値を有するAl-Zn-Mg-Cu系合金を提供する。
【解決手段】Zn:5.0〜7.0%,Mg:1.0〜3.0%,Cu:1.0〜3.0%を含有し、Cr,Zr,Scの1種又は2種以上を合計で0.05〜0.5%を含有するAl-Zn-Mg-Cu系合金鋳塊に、495℃以上でマトリックスの溶融開始温度−10℃以下の温度で1〜24時間の均質化処理を施し、断面減少率で50%以上の熱間加工により所定の厚さまで加工を施し、溶体化処理を施し、整直のためのスキンパスあるいはストレッチ矯正を施した後、人工時効処理を施すことにより、金属間化合物の総面積率を0.8%以下、かつ面積が円相当径で5μmを超える金属間化合物の割合が金属間化合物全体の20%未満とする。 (もっと読む)


【課題】Al−Si系ろう材がクラッドされた、ろう付け加熱後のフィン材の一般部の表面に残存したろう材の凝固組織中のSiが微細化されているフィン材用ブレージングシートを提供すること。
【解決手段】芯材の両面にろう材がクラッドされ、該芯材がMnを0.6〜2.0質量%、Siを0〜1.3質量%、Znを0〜6.0質量%含有するアルミニウム合金であり、該ろう材がSiを5〜15質量%含有するアルミニウム合金であり、該芯材及び該ろう材のいずれか一方又は両方がSrを含有し、該芯材中のSr含有量が0.6質量%以下であり、且つ、該ろう材中のSr含有量が0.6質量以下であり、該芯材中のSr含有量Cx(質量%)、該ろう材中のSr含有量Rx(質量%)、該ろう材の厚さDx(μm)が、Cx+0.025×Rx×Dx≧0.005を満たすこと、を特徴とする熱交換器のフィン材用ブレージングシート。 (もっと読む)


【課題】ろう材をクラッドした面においてろう付け処理後にも高い耐食性が維持され、良好なろう付け性が得られるアルミニウム合金製ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ブレージングシート10Aは、心材11と、心材の一方の面に設けられた第1ろう材12aとを備えている。心材11は0.2〜1.0質量%のCuを含有すると共に、1.5質量%以下(0質量%を含む)のSiと、1.8質量%以下(0質量%を含む)のMnと、0.35質量%以下(0質量%を含む)のTiと、0.5質量%以下(0質量%を含む)のMgの少なくとも1種を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる。第1ろう材12aのろう付け温度における液相率X(%)とし、ろう材厚さY(μm)としたときに、(1)30≦X≦80、(2)Y≧25、(3)1000≦X×Y≦24000の関係が満たされるようにする。 (もっと読む)


【課題】高比重で高剛性であると共に耐摩耗性にも優れた連続鋳造用アルミニウム合金を提供する。
【解決手段】この発明に係る連続鋳造用アルミニウム合金は、Si:13〜16質量%、Cu:10〜18質量%、Fe:0.2〜1質量%を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度な割に高延性であり、構造用部品や部材としての信頼性に優れた7000系アルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特に鋳造厚みが10mm以下の薄鋳片から得られるアルミニウム合金板であって、Zn含有量が特に高い7000系アルミニウム合金板の鋳片冷却速度を速くして、合金元素の強制固溶量を増し、人工時効処理により、組織(図1の灰色の素地)中に析出させる晶析出物(図1の黒い不定形の小さな模様)を微細化させるとともに、これら晶析出物の平均面積分率を一定以下として、高強度な割に高延性なアルミニウム合金板とする。 (もっと読む)


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