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国際特許分類[C22F1/12]の内容

国際特許分類[C22F1/12]に分類される特許

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【課題】圧延板の基板成型加工を容易にし、鉛蓄電池における正極の性能低下に起因する寿命性能が大幅に改善しえる鉛蓄電池用基板の製造方法を提供することを目的とすることを課題とする。
【解決手段】Pb−Ca−Sn系鉛合金の鋳塊を圧延し、この鉛合金圧延シートを280℃〜前記シートの融点の間の温度で15分以上加熱処理を施した後、168時間以内にエキスパンドまたは打ち抜き法により基板の成型加工を施し、その後に時効を行うことを特徴とする鉛蓄電池用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】Pb−Ca合金の鉛蓄電池正極エキスパンド用圧延鉛合金シート表面にPb−Sb−Ag合金の表面層を圧延一体化により形成する際に、Pb−Sb−Ag合金の微小な剥離が発生し、エキスパンド加工時における格子骨切断やクラック発生の要因となっていた。このようなシートを用いた鉛蓄電池用正極板を使用した鉛蓄電池は、正極の劣化によって、短寿命が発生していた。
【解決手段】Pb−Ca合金シート上にPb−Sb−Ag合金シートを重ね合わせて一体化する際に、Pb−Ca合金シート1の厚みをt1、Pb−Sb−Ag合金シートの厚みをt2とし、これら2種のシートを重ね合わせた直後に行なう圧延ローラによる圧延において、この圧延ローラを通過した直後の圧延鉛合金シートの厚みをTとしたときに、比率K(=T/(t1+t2))を0.55以上、0.83以下とする。 (もっと読む)


【課題】機械的強度、耐食性および耐グロス性に優れる鉛電池用鉛基合金基板の製造を目的とする。
【解決手段】カルシウムを0.06質量%以下含むPb−Ca−Sn系合金基板に熱処理を施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法において、前記熱処理前に、前記Pb−Ca系合金基板に2〜750時間の自然時効を施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法。本発明では、Pb−Ca−Sn系鉛基合金基板に、熱処理前に自然時効を所定時間施し熱処理前に析出物の核となる前駆体を生成させ、その後熱処理により前駆体を析出物に成長させるので析出が微細に且つ迅速に進み、Caの含有量が0.06質量%以下と低いにも係わらず、高強度の基板が得られ、活物質塗布時の変形が防止できる。また本発明で用いるPb−Ca系合金はCaの含有量が少ないため耐食性および耐グロス性に優れ、長寿命である。 (もっと読む)


【課題】機械的強度、耐食性、耐グロス性に優れる鉛電池用鉛基合金基板の製造方法を提供する。
【解決手段】カルシウムを0.06質量%以下含むPb−Ca系合金基板に熱処理を施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法において、前記熱処理を2段階に分けて施し、第1段階の熱処理は40℃以上110℃以下の温度で施し、第2段階の熱処理は90℃以上140℃以下の温度で施し、かつ第1段階の熱処理は第2段階の熱処理よりも低い温度で施す鉛電池用鉛基合金基板の製造方法。第1段階の低温熱処理で析出物の核となる前駆体を生成させ、第二段階の高温熱処理で前駆体を析出物に成長させるので析出が微細に且つ迅速に進み、Caの含有量が0.06質量%以下と低いにも係わらず、高強度の基板が得られ、活物質塗布時の変形が防止できる。また本発明で用いるPb−Ca系合金はCaの含有量が少ないため耐食性および耐グロス性に優れ、長寿命である。 (もっと読む)


本発明は、ジントル相としても知られる三成分相の熱分解によって、またはその酸化溶媒との反応によって、少なくとも1つの第14族元素を含有する材料を調製する方法に関する。本発明はまた、この方法によって得ることができる少なくとも1つの第14族元素を含有する材料、および該材料の主として電気化学分野における使用、特に電池のための使用にも関する。材料は、とりわけ、アルカリ金属および/またはアルカリ土類イオン型、より詳細にはリチウムイオン型の電池の分野に適している。 (もっと読む)


電池用の負極グリッドの製造方法であって、この方法が、電池のグリッド材料のストリップを準備するステップと、この電池グリッド材料に打ち抜き操作を行ってグリッドから材料を除去するステップとを含む。この打ち抜き操作は、フレームで囲まれた複数のグリッドワイヤを有する電池負極グリッドを製造する。電池グリッドは頂部フレーム部材を備える。第1の側部フレーム部材が第1の端で頂部フレーム部材と連結する。第2の側部フレーム部材が第2の端で頂部フレーム部材と連結する。底部フレーム部材が、頂部フレーム部材とは離間し、かつ第1の側部フレーム部材および第2の側部フレーム部材と連結する。負極グリッドは、高分子セパレータの中に設けられた場合に、高分子セパレータに穴をあける可能性のあるむき出しになったワイヤ端を含まない。
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【課題】蓄電池の格子状陽極に加工する前の強度が低くて加工しやすく、蓄電池の陽極格子に加工したのち所定時間経過後に一層高い最大強度を示す特性を有する蓄電池用Pb−Sn−Ca−Al系鉛合金シートを製造方法を提供する。
【解決手段】温度:40℃未満に冷却したSn:1.0〜2%、Ca:0.05〜0.07%、Al:0.002〜1%を含有し、残部がPbおよび不可避不純物からなる組成を有するPb−Sn−Ca−Al系鉛合金スラブを、単数または複数の圧延機の内の少なくとも最終仕上げ圧延機における出入り口のPb−Sn−Ca−Al系鉛合金圧延シートの温度上昇が5℃以下となるようにかつ最終仕上げ圧延後のPb−Sn−Ca−Al系鉛合金圧延シートの温度が40℃未満となるように圧延する。 (もっと読む)


【課題】最大強度の一層高い蓄電池用Pb−Sn−Ca−Al系鉛合金板を製造する方法を提供する。
【解決手段】Sn:1.0〜1.8%、Ca:0.05〜0.07%、Al:0.002〜0.01%を含有し、残部がPbおよび不可避不純物からなる組成を有するPb−Sn−Ca−Al系鉛合金を溶解し鋳造してスラブを作製し、得られたスラブを一次圧延して鉛合金圧延板を作製し、この鉛合金圧延板を温度:10℃以下、30〜80時間保持する低温時効処理を施したのち二次圧延する。 (もっと読む)


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