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国際特許分類[C23C2/36]の内容

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国際特許分類[C23C2/36]に分類される特許

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【課題】塗装後耐食性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.5〜2.7%、Al:1.00%以下、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Cr:0〜0.8%以下を含有し、かつ、下記式を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。さらに、鋼板の表面に片面あたりのめっき付着量が20〜120g/mの亜鉛めっき層を有し、該亜鉛めっき層表面の金属亜鉛露出率が20%以上80%未満であり、前記鋼板表面から5μm以内における鋼中内部酸化量が0.02g/m2以上0.1g/m2以下である。
Si≦0.68%の場合:Cr≦−1.25Si+0.85
Si>0.68%の場合:Cr=0
ただし、Si、Crは含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】伸びと局所変形能の両方を改善した加工性に優れた高強度鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、P、Sを含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼板であり、該鋼板の金属組織は、ポリゴナルフェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイト、および残留オーステナイトを含み、(1)金属組織を走査型電子顕微鏡で観察したときに、(1a)前記ポリゴナルフェライトの面積率aが金属組織全体に対して50%超であり、(1b)前記ベイナイトは、隣接する残留オーステナイトおよび/または炭化物の平均間隔が1μm以上である高温域生成ベイナイトと、隣接する残留オーステナイトおよび/または炭化物の平均間隔が1μm未満である低温域生成ベイナイトとの複合組織で構成されており、前記高温域生成ベイナイトの面積率bが金属組織全体に対して5〜40%、前記低温域生成ベイナイトと前記焼戻しマルテンサイトとの合計面積率cが金属組織全体に対して5〜40%を満足し、(2)飽和磁化法で測定した前記残留オーステナイトの体積率が金属組織全体に対して5%以上とする。 (もっと読む)


【課題】溶融金属めっき鋼板を製造するに際して、スナウト部の異物を排出するポンプの排出能力を高く保ち、スナウト部の浴面に異物の浮遊が無い状態を保持することによって、表面外観性の優れた溶融金属めっき鋼板を容易に製造することを可能にする、表面外観性の優れた溶融金属めっき鋼板の製造方法および装置を提供する。
【解決手段】スナウト部5内の浴面に浮遊する異物16を異物排出ポンプ6で吸引してスナウト部5の外に排出することとし、溶融亜鉛1に対して不溶性の塊状物(例えば、セラミック塊)15を溶融亜鉛1の浴面11から押し込んでおき、液面レベル測定装置10の測定結果に基づいて、塊状物15の押し込み量を調節して、溶融亜鉛1の浴面レベルを一定に保つようにする。 (もっと読む)


【課題】溶融亜鉛めっき時、長尺な鋼材や亜鉛浴の周囲の空気を遮断し白煙の拡散を防止する、空気遮断システム。
【解決手段】対向して立設する2枚の壁体と、前記2枚の壁体の上部に、前記壁体の長さ方向に沿って設けた噴出口と、を有し、前記噴出口は、対向する前記壁体方向から前記壁体の一方の端部方向に所定の角度をもって高圧空気を噴出するように構成して、前記高圧空気により遮断膜を形成し、前記2枚の壁体と、前記遮断膜とによって、遮断空間を形成し、前記遮断空間の、前記壁体の一方の端部側の開口部に吸込口を設け、前記遮断膜を形成する高圧空気と、遮断空間内部の空気とを、前記吸込口から吸い込むことを特徴とする、空気遮断システム。 (もっと読む)


【課題】安価で、780MPa以上のTSを有し、かつ、鋼帯内における材質のバラツキが小さい成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼帯およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.5〜2.5%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.001〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.1%、N:0.0005〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、フェライト相とマルテンサイト相とを含有し、組織全体に占める前記フェライト相の面積率が50%以上で、前記マルテンサイト相の面積率が30〜50%であるミクロ組織を有し、かつ、鋼帯内における最大引張強度と最小引張強度の差が60MPa以下であることを特徴とする鋼帯内における材質のバラツキが小さい成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼帯。 (もっと読む)


【課題】熱歪による品質低下を招いたりすることなく溶融金属めっき鋼帯を製造することのできる溶融金属めっき鋼帯製造装置を提供する。
【解決手段】シンクロール及びサポートロールを支持する下部架台と、下部架台の上側に配置された上部架台18と、上部架台18により溶融金属貯溜槽の上方位置に相対向して支持された一対のガスワイピングノズル19とを備えた溶融金属めっき鋼帯製造装置において、鋼帯14の幅方向一端部に対向して開口する開口部20を上部架台18に設けるとともに、開口部20の相対向する二つの壁面部20a,20bを切離し可能に連結する連結機構21を上部架台18に設けた。 (もっと読む)


【課題】スナウトの熱膨張による取付け時の傾斜角度の変化を防止しスナウト先端部の位置の把握が可能なスナウトの支持装置を提供する。
【解決手段】上端部が連続焼鈍炉11の出側に連結したスナウト12をスナウト12の下部側が溶融金属めっき浴13に所定の傾斜角度θで浸漬するようにスナウト12の上部側を保持するスナウトの支持装置10において、上部がスナウト12の上部にピン支持され、水平面となす角度が傾斜角度θとなるように支持されたガイドフレーム14と、ガイドフレーム14にスナウト12をスナウト12の温度変動に応じてその長手方向に自由に伸縮させながら取付けるスナウト取付け手段15とを有する。 (もっと読む)


【課題】スプラッシュの発生を低減し、表面外観に優れる溶融金属めっき鋼帯を安定して製造できる溶融金属めっき鋼帯製造設備及び溶融金属めっき鋼帯の製造方法を提供する
【解決手段】溶融金属めっき槽8から連続的に引き上げられる鋼帯2に対し、溶融金属めっき槽8上方で鋼帯2を挟んでその両面に対向配置したワイピングノズル3からガスを吹き付けて付着金属の厚さを制御する溶融金属めっき鋼帯の製造装置において、浴内サポートロール5上方の浴面下の鋼帯2の両側に、浴内サポートロール5の外周面の浴面側1/4以上を覆うように形成されたロール被覆部分と、その上方に配置され鋼帯に対向するように形成された鋼帯対向部分とを備える整流板1が鋼帯2及び浴内サポートロール5に非接触に設けられ、該整流板1の鋼帯対向部分はロール被覆部分の鋼帯側端部に接続されている。 (もっと読む)


【課題】金属帯に連続的に溶融めっきを形成する際にめっき付着量の変動を抑制することができるとともに、縞模様状の外観欠陥が生じ難くすることができる金属帯の制振装置を提供する。
【解決手段】金属帯の製造ラインまたは処理ラインに設置された金属帯の制振装置は、振動を金属帯1の表裏両側に設けられ、その金属帯1の面外方向への運動が完全拘束されていない状態で金属帯1を挟み込む一対のロール21と、ロール21の一方または両方に設けられ、金属帯の面外方向の運動に減衰を付与するダンパ25とを有する。 (もっと読む)


【課題】めっきポットと溶解ポットと備えた連続溶融金属めっき装置を用い、溶解ポット内のドロス発生を抑制できる鋼板の溶融金属めっき方法を提供する。
【解決手段】めっき用溶融金属が収容され、鋼板を浸漬してめっきを施すためのめっきポットと、めっきポットにめっき用溶融金属を供給するためのめっき用金属のインゴットを溶解する溶解ポットと、めっきポットと溶解ポットを接続する連結部とを備え、めっきポットと溶解ポットと連結部におけるめっき用溶融金属の液面が一致するように接続された連続溶融金属めっき装置を用い、めっきポットの平均温度をT1(K)、溶解ポットの平均温度をT2(K)、溶融金属の体積膨張率をβ(K-1)としたとき、下記の式(1)を満足するように鋼板にめっきを施すことを特徴とする鋼板の溶融金属めっき方法;|T1-T2|×β≦7×10-4・・・(1)。 (もっと読む)


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