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国際特許分類[C23C2/40]の内容

国際特許分類[C23C2/40]に分類される特許

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【課題】本発明は、加工性に格段に優れ、めっきムラもなく外観に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼板表面にNi、Co、Feのうち一種含む合金のいずれかを含む第一のプレめっきを施し、この鋼板を焼鈍した後、更にその表面にNi,Co,Cu,Snのうち一種以上を含む第二のプレめっきを施し、次いで無酸化または還元雰囲気でめっき浴温−20℃以上、500℃以下の板温まで30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱を行ったのち、Alを0.05〜0.25質量%含有するZnめっき浴中に浸漬して溶融めっきを行い、その後加熱合金化処理を行うことを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性及びめっき性に優れ、1180MPa以上のTSを有する高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.25%、Si:0.4%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、Ti:0.035%以下、V:0.6〜1.0%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相(F相)の面積率が95%以上で、F相にはVCが析出しているミクロ組織を有し、かつVCの全個数のうち大きさが10nm未満のVCの個数の割合が90%以上であり、鋼中の固溶V量が0.20質量%以下である高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板;ここで、VCの大きさとは、TEMによりマトリックスであるF相の[001]方位から観察される正方板状のVCにおいて、21/2×L(L:正方板の1辺の長さ)で表せるVCの大きさの平均値のことである。 (もっと読む)


【課題】引張強度が極めて高く曲げ性及び伸びフランジ性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板は、質量%で、C:0.07%超0.15%以下、Si:0.001%超0.80%以下、Mn:2.1%超3.5%以下、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.40%以下、Ti:0.030%以上0.25%以下、B:0.0015%超0.010%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、面積%で、フェライト:20%以上60%以下および残留オーステナイト:0.5%以上3.0%以下を含有し、未再結晶フェライトが0.5%未満である鋼組織を有し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張強度(TS)が980MPa以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】めっき浴内において表面欠陥発生に大きく影響する部位の特定に基づき、その位置の浴温を適正値に制御するとともに、めっき浴内の位置による浴温の差異を極力低減する。
【解決手段】鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分であって、鋼板の幅が仮にシンクロール幅とした場合における上記浸漬部分の上方位置である第1の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第1の温度測定手段と、第1の温度測定手段が測定した温度が第1浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記めっき浴に進入する前の上記鋼板1の温度を調整する板温調整手段と、鋼板1のうちのめっき浴に浸漬している浸漬部分よりも下側に位置する第2の領域に存在する溶融金属の温度を測定する第2の温度測定手段と、第2の温度測定手段が測定した温度が、予め設定した第2浴温目標値と一致若しくは近づくように、上記第2の領域の溶融金属を加熱する加熱手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する操業の変動に追随し、鋼板上に設けられためっき層の合金化を安定して制御すること。
【解決手段】本発明に係る合金化制御方法は、溶融亜鉛めっきラインを搬送される鋼板の保熱帯近傍での放射率を測定する放射率測定ステップと、放射率の測定結果に基づいて、互いに隣り合う測定位置間での放射率の差分を算出する差分算出ステップと、算出された放射率の差分に基づいてめっき層が合金化したかを判定し、当該めっき層が合金化した合金化領域を特定する合金化判定ステップと、特定された合金化領域の位置に応じて合金化炉の出力を制御する合金化炉制御ステップとを含む。合金化炉制御ステップでは、合金化領域が所定の測定位置間よりも前段に位置する場合には合金化炉の出力を低減させ、合金化領域が所定の測定位置間よりも後段に位置する場合には合金化炉の出力を増加させる。 (もっと読む)


【課題】鋼板を連続的に熱処理する定常操業を行うに先立ち、若しくは定常操業中に炉内雰囲気中の水分濃度及び/または酸素濃度が上昇した際に、炉内雰囲気の露点を定常操業に適したレベルまで速やかに低減できるようにする。
【解決手段】
連続溶融亜鉛メッキ装置(CGL)の炉内雰囲気の露点を低減させる際に、無酸化性ガスを炉内に供給して炉内雰囲気の置換を行うとともに、これと並行して、鋼板を600℃以上に加熱し、その際、指数Qが、Q>2を満たすようにして鋼板を通板して、鋼中炭素と炉内雰囲気中の水分及び/または酸素を反応させ、炉内雰囲気の露点を低減させる。但し、Q=35.36×(−0.000000244×Te+0.000707×Te−0.5823×Te+148.96)×C×Ti0.5、Te:炉内の最高到達鋼板温度(℃)、Ti:鋼板温度が600℃以上の温度域にある時間(分)、C:鋼中C濃度(質量%) (もっと読む)


【課題】焼鈍時に鋼中のSi、Mn等の易酸化性元素が鋼帯表面に濃化して易酸化性元素の酸化物が形成するのを防止する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯及び冷却帯を備え、炉内ガスの一部を炉外に設けたリファイナに導入して露点を低下し、露点を低下したガスを炉内に戻す縦型焼鈍炉を用い、均熱帯と冷却帯の連結部を炉上部に配置し、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯及び均熱帯上部にリファイナに導入する炉内ガスの吸引口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部及び均熱帯下部にリファイナから戻るがスの吐出口を設け、均熱帯と冷却帯の連結部近傍の冷却帯の吸引ガス量Qo1、均熱帯上部の吸引ガス量Qo2、均熱帯と冷却帯の連結部の吐出ガス量Qi1、均熱帯下部の吐出ガス量Qi2、冷却帯以降の雰囲気ガスの供給量Qf1、均熱帯の雰囲気ガスの供給量Qf2、均熱帯内容積Vs、均熱帯平均炉温Tsが0.3×Qf1<Qo1等の関係を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を下地鋼板とし、めっき外観、および耐食性に優れる溶融Al−Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Al−Zn系めっき層中のAl含有量が20〜95mass%である。そして、前記Al−Zn系めっき層中のCa含有量が0.01〜10mass%である。または、CaおよびMgの合計含有量が0.01〜10mass%である。さらに、Al−Zn系めっき層の直下の、下地鋼板表面から100μm以内の鋼板表層部は、Fe、Si、Mn、Al、P、B、Nb、Ti、Cr、Mo、Cu、Niのうちから選ばれる少なくとも1種以上の酸化物が合計で片面あたり0.060g/m未満である。 (もっと読む)


【課題】噴射ノズルからの噴流が金属板によって反射された後に該噴射ノズル方向に反転する液流を制御して、噴射ノズルから金属板へ向かう噴流に干渉することを抑え、浮遊ドロスが金属板方向に戻って付着することを防止すると共に、該浮遊ドロスを効率よく除去することができる手段を得る。
【解決手段】溶融金属めっき装置のスナウト2内における溶融金属中に設けられて、金属板3に溶融金属を吹付けてスナウト内の溶融金属浴面に浮遊するドロスを金属板から離す方向の液流を発生させる各噴射ノズル4,5に、その噴射目標位置11を上記スナウト2内における金属板3の溶融金属への侵入位置をとして溶融金属を噴射させる構成とする。 (もっと読む)


【課題】鋼帯およびガスワイピングノズルを包囲する箱状体を備えたガスワイピング装置にあって、鋼帯へのスプラッシュ付着を抑制することが可能なガスワイピング装置を提供する。
【解決手段】ガスワイピング装置100は、溶融金属11が貯留されているメッキ浴槽10と、メッキ浴槽10上部に載置された箱状体20とを備えている。箱状体20は、内部に、帯状体30の幅方向に沿って設けられた管状部材25a,25bと、管状部材25a,25bのそれぞれに帯状体30を挟むように対向して設けられたガスワイピングノズル26a,26bと、ガスワイピングノズル26aの両端においてガスワイピングノズル26b方向に向かって延設された延設部材28a,28bと、ガスワイピングノズル26bの両端においてガスワイピングノズル26a方向に向かって延設された延設部材29a、29bとを有する。 (もっと読む)


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