説明

国際特許分類[C23C22/27]の内容

国際特許分類[C23C22/27]に分類される特許

1 - 3 / 3


【課題】高温、高速回転下で使用されても水素脆性に起因する軸受転走面での剥離を効果的に抑制できるグリース封入転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪2および外輪3から選ばれた少なくとも一つの軌道輪に熱処理および表面処理を施し、グリース7を封入したグリース封入転がり軸受1であって、熱処理は所定の窒素富化層を形成する処理であり、表面処理は軌道輪を電解エッチングした後、所定の酸に浸漬し被膜を形成した後、軌道輪をクロム酸と、所定の酸と、マグネシウム、カルシウム、バリウムの炭酸塩または硫酸塩から選ばれた少なくとも一つの物質の過飽和量と、界面活性剤とを含む水溶液で電解する処理であり、グリースは、アルミニウム粉末およびアルミニウム化合物から選ばれた少なくとも一つのアルミニウム系添加剤を基油と増ちょう剤とからなるベースグリース 100 重量部に対して 0.05〜10 重量部配合してなる。 (もっと読む)


【課題】鋼材に特殊材料を用いることなく水素脆化に起因する早期剥離を効果的に抑制できるグリース封入転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪2および外輪3から選ばれた少なくとも一つの軌道輪に表面処理を施し、グリース7を封入した転がり軸受1であって、前記表面処理を施された軌道輪は、該軌道輪の転走面表面から 4 nm 以内の所定深さの層において、(クロムの原子数)/(鉄の原子数+クロムの原子数)で求められるクロム存在比が 0.50 以上であり、上記グリース7は、基油と増ちょう剤とからなるベースグリースに、アルミニウム粉末およびアルミニウム化合物から選ばれた少なくとも一つのアルミニウム系添加剤をベースグリース 100 重量部に対して 0.05〜10 重量部配合してなる。 (もっと読む)


【課題】従来の3価クロムクロメート液に比べて表面処理液に溶存する6価クロムイオン濃度を低濃度に抑え、表面処理皮膜から溶出する6価クロムイオン濃度を低減する。
【解決手段】金属系材料の表面に皮膜を形成する表面処理液であって、不純物として6価クロムイオンを含む3価クロム化合物と、支持塩とが含まれる表面処理液に、建浴段階で6価クロムイオンを3価クロムイオンに還元する還元剤を加える。 (もっと読む)


1 - 3 / 3