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国際特許分類[C23C22/62]の内容

国際特許分類[C23C22/62]に分類される特許

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【課題】耐食性および上塗り塗装性の諸性能に優れるのはいうまでもなく、クロム化合物を含有することなく耐食性、導通性および溶接性のバランスに優れる亜鉛系めっき鋼板を、該亜鉛系めっき鋼板を得るための製造方法および表面処理液とともに提供する。
【解決手段】グリシジル基を有するシランカップリング剤(a1)、テトラアルコキシシラン(a2)、およびキレート剤(a3)から得られ、加水分解性基を有するシラン化合物(A)と、炭酸ジルコニウム化合物(B)と、バナジン酸化合物(C)と、硝酸化合物(D)と、水とを特定の比率で混合した、pHが8〜10である表面処理液を亜鉛系めっき鋼板表面に塗布し、加熱乾燥して得た、片面当たりの付着量が100〜600mg/mの表面処理皮膜を有することを特徴とする亜鉛系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】溶融亜鉛めっき鋼板の表面にスプレー塗布法で塗布して表面処理皮膜を形成する場合に十分な耐食性および皮膜外観(仕上がり状態)を呈することが可能な、6価クロムを全く含まない環境適用型の表面処理用組成物を提供する。
【解決手段】本発明のスプレー塗布表面処理用組成物は、特定のチタン含有水性液(A)と、ニッケル化合物(B)と、弗素含有化合物(C)と、有機リン酸化合物(D)と、バナジン酸化合物(E)と、炭酸ジルコニウム化合物(F)と、をそれぞれ所定量含有し、pHが7〜10の範囲内に調整され、樹脂成分を含まない組成物であって、溶融亜鉛めっき鋼板の少なくとも片面にスプレー塗布法にて塗布して表面処理皮膜を形成するために用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】樹脂材料と金属鋼線との接着性に優れた樹脂−金属複合材料及びその製造方法、並びに前記樹脂−金属複合材料を備えたタイヤを提供する。
【解決手段】金属鋼線の表面に、少なくとも塩基を含みpH7を超える処理液を付与する表面処理工程と、表面処理された前記金属鋼線の表面にシランカップリング剤を付与した後、樹脂材料を付与する樹脂材料層形成工程と、を有する樹脂−金属複合材料の製造方法である。前記処理液は、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、及びアミンから選択される少なくとも1種の塩基を含む緩衝液であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ジルコニウムに代表される希少性金属や高価な希土類元素、クロムなど有害な重金属、リン、ハロゲン類を含まず、防錆力、耐食性、塗装密着性に優れた、表面処理技術を提供する。
【解決手段】(A)チタン化合物がチタニア換算で10ppm〜10%溶解しているアルカリ性溶液、および/または、(B)前記の(A)溶液組成物にケイ素化合物が10ppm〜30%溶解している溶液組成物を使用し、当該組成物中での電解処理することにより、あるいは、当該組成物を塗布または浸漬することにより、皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋼製の転がり軸受の表面に鋼素材強化のための熱処理により酸化皮膜が形成された際、このような酸化皮膜によって要所の機械的強度が弱められることのないようにすることである。
【解決手段】鋼素材からなる深溝玉軸受の外輪1および内輪の両部品の表面に、鋼素材強化のための熱処理により形成された熱酸化皮膜3が所要寸法化のための表面研削後にも部分的に残存する高強度転がり軸受であり、この残存する熱酸化皮膜3の内側の鋼素材上に、強塩基水溶液との反応により四酸化三鉄からなる化成酸化皮膜4を設ける。化成酸化皮膜4を主とする酸化皮膜は、負荷を受けても亀裂の生じにくいものであるため、外輪もしくは内輪または両部品は、鋼素材強化のための熱処理を経ても酸化皮膜を有する部分に強度低下のないものになる。 (もっと読む)


【課題】より腐食環境の厳しい環境における有機被覆鋼材の耐食性を安価に向上させ、十分な耐食性の得られる鋼材を提供する。
【解決手段】 鋼材の表面に、下記a)〜c)を含有する表面処理層を有することを特徴とする耐食性に優れた表面処理鋼材。
a)平均粒径が1000nm以下の気相シリカ
b)アミノ系またはエポキシ系のシランカップリング剤
c)モリブデン、バナジウム、ジルコニウム、タングステンの酸化物の中から選ばれる少なくとも1種の酸化物、および/または、モリブデン、バナジウム、ジルコニウム、タングステンの酸素酸塩の中から選ばれる少なくとも1種の酸素酸塩 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に窒化処理によって形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止する手段の提供。
【解決手段】鋼材に対し窒化処理後に形成される窒化物層上に当該窒化物を保護するための保護膜を形成するための処理液であって、Si、Ti、Zr、Hf、V、Ta、Ca、Ce、Sc、Nb、Cr、W、Al、Sr、Zn、Mg及びMoからなる群の中から選択される少なくとも1種を含有し、りん酸イオン、縮合りん酸イオン、亜りん酸イオン、フッ化物イオン、炭酸イオン及びケイ酸イオンからなる群の中から選択される少なくとも1種のアニオンを0.1〜60g/L含有し、その処理液のpHが4〜14であることを特徴とする化合物層保護皮膜形成処理液。 (もっと読む)


【課題】耐食性および密着性の諸性能を有し、低面圧での導通性に優れた亜鉛系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】水溶性ジルコニウム化合物とテトラアルコキシシランとエポキシ基を有する化合物とキレート剤とシランカップリング剤とバナジン酸と金属化合物を含み、これらを特定の比率で混合したpH8〜10である表面処理剤を用いて亜鉛系めっき鋼板表面上に塗布し、加熱乾燥し、50〜1200mg/mの表面処理皮膜を有する亜鉛系めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】沸騰水型原子炉の炉内構造物へのクラッドの付着を十分抑制することができる原子炉炉内構造物を提供するとともに、製造工程が簡易で、複雑形状部材または大型部材にも対応可能であり、クラッドの付着を十分抑制することができる原子炉炉内構造物を安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】沸騰水型原子炉を構成する原子炉炉内構造物11の表面の少なくとも一部に、酸化ニオブ、チタン酸ジルコニウムまたはチタン酸ニッケルからなるコーティング皮膜を形成する。また、沸騰水型原子炉を構成する原子炉炉内構造物11の表面の少なくとも一部にニオブ化合物を含む溶液を塗布する工程と、前記溶液を塗布した原子炉炉内構造物の表面を熱処理して酸化ニオブからなるコーティング皮膜を形成する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】鋼管、道路(ガードレールや支柱)、グレーチング、橋梁、鉄塔、鉄道公舎、継ぎ手など主には屋外で使用される建材に用いられる亜鉛めっき加工材の表面外観を損なわない皮膜処理外観を得て、耐食性や後工程での化成反応性を付与でき、かつクロムを含まない環境に優しい皮膜を形成させる為に用いる後処理剤並びにそれを用いて表面処理した亜鉛めっき加工材を提供する。
【解決手段】ジルコニウム、チタンからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含む化合物(A)と、バナジウム、モリブデン、タングステンから選ばれる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含む化合物(B)と、リンから選ばれる無機化合物(C)とを含有し、その配合比を限定した後処理剤および後処理剤によって皮膜処理した亜鉛めっき加工鋼材。 (もっと読む)


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