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国際特許分類[C23C22/80]の内容

国際特許分類[C23C22/80]に分類される特許

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本発明は鋼及び/又は亜鉛めっき鋼表面の耐腐食処理のための、少なくともニッケル、コバルト、モリブデン、鉄、又はスズの元素のイオンから選択される金属イオン(M)を含む酸性水性クロムフリー組成物(A)、並びに、鋼及び/又は亜鉛めっき鋼表面を有する金属部材の耐腐食前処理のための組成物(A)を適用する多段階法に関する。本発明は、さらに、本発明による方法で得ることができる、少なくとも30mg/mのニッケル、並びに少なくとも10mg/mのジルコン、チタン、及び/又はハフニウム、並びに硫黄を含み、ここで、ニッケルが、少なくとも30原子%までで金属の形態で存在する不動態層系を有する亜鉛又は鉄の金属表面にも関する。 (もっと読む)


【課題】局所的な低抵抗部の数が少ない化成皮膜を形成する化成処理剤が用いられる場合であっても、低電圧印加領域における被塗装物部分の電着塗装性を向上させることができる金属部材の表面処理方法を提供する。
【解決手段】化成皮膜形成処理工程の前工程において、車体Wの表面に電子放出関連物質(電子放出物質)としてのTiO2微粒子を吸着させ、そのTiO2微粒子を吸着した車体Wの表面に対して少なくとも化成皮膜形成処理を行い、最終的な化成皮膜全体のバンドギャップを、化成処理剤32のみを用いて形成される場合の化成皮膜のバンドギャップよりも小さくする。これにより、電着塗装工程における電圧印加時に、化成皮膜21表面に向けて供給できる電子(自由電子)の数を増加させ、陰極での還元反応を促進する。 (もっと読む)


【課題】耐食性および電着塗装付き廻り性のいずれにも優れる表面処理金属材料およびそれを製造する金属表面処理方法の提供。
【解決手段】金属材料を表面処理して得られる表面処理金属材料であって、
前記金属材料の表面に、アモルファス皮膜および最大平均粒径が5〜300nmの半導体粒子を含有する表面処理皮膜を有し、
前記表面処理皮膜における前記半導体粒子の表面被覆率が10〜90%であり、
前記半導体粒子が前記表面処理皮膜の表面から露出しており、
前記半導体粒子の密度が5〜10000個/μm2である表面処理金属材料。 (もっと読む)


本発明は、金属表面の燐酸塩処理法に関するが、その際金属表面を燐酸塩処理前に燐酸塩及びチタンをベースとする水性コロイド状活性化剤で処理し、その際活性化剤は少なくとも1個の有機基を有する少なくとも1種の水溶性珪素化合物を含有する。本発明は、相応する活性化剤にも関する。 (もっと読む)


【課題】塗装前処理としてクロムフリーの化成処理を適用することによって製造可能な、テンパーカラーの生じていない耐熱非粘着クリア塗装ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】BA仕上げステンレス鋼板のBA皮膜を、最表層にBA皮膜成分、例えば少なくともSiを取り込んだクロムフリー化成処理皮膜が存在するように皮膜中間の深さまで改質して、それより深い領域には元のBA皮膜の状態が残る「改質層+残存BA皮膜層」からなる複層構造の改質BA皮膜とし、その改質BA皮膜の上に耐熱非粘着クリア塗膜を形成してなるテンパーカラーが生じていない耐熱非粘着クリア塗装ステンレス鋼板。改質BA皮膜は、フッ化水素チタン酸(H2TiF6)を配合するpH1.7以下の化成処理液によりBA皮膜の中間の深さ領域までを改質することによって調製される。 (もっと読む)


【課題】焼き付けや熱交換器作製時の加熱によって変質することなく、優れた親水性及び抗菌性を発揮する熱交換器用アルミニウムフィン材及びそれを用いた熱交換器を提供すること。
【解決手段】アルミニウムよりなる基板2と、基板2の表面に形成した親水性塗膜3とからなる熱交換器用アルミニウムフィン材1である。親水性塗膜3は、抗菌性を有する物質(以下、抗菌剤31という)を含有すると共に、膜厚が0.5〜2μmである。抗菌剤31の含有量は、親水性塗膜3全体の重量を100重量部とすると、1〜15重量部である。抗菌剤31は、銀を含有すると共に、平均粒径が上記親水性塗膜3の膜厚以下である。抗菌剤31は、銀イオンもしくは銀化合物を含有するアパタイト系担持体を主成分とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の表面調整用組成物に比して、より一層優れた表面調整機能を有する表面調整用組成物を提供する。
【解決手段】リン酸塩系化成処理を施す前の金属の表面調整に用いられる表面調整用組成物であって、3以上12以下のpHを有するとともに、平均粒径が0.05μm以上3μm以下である略球状のリン酸亜鉛粒子を含有し、このリン酸亜鉛粒子は、pHが7未満の酸性水溶液中で、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、及び、塩基性炭酸亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種の亜鉛化合物粒子と、リン酸及び/又は縮合リン酸と、を混合して反応させることにより生成されるとともに、分散手段により分散安定化されたものであることを特徴とする表面調整用組成物。 (もっと読む)


【課題】リン酸チタン化合物が分散液中で安定に存在して長期間分散液で保存でき、浴中の安定性も良好であるうえ、高張力鋼板等の難化成性金属材料に適用した場合においても充分な皮膜量の化成皮膜を形成できる表面調整用組成物を提供する。
【解決手段】リン酸チタン化合物を含有し、特定のpHを有する表面調整用組成物において、特定の構造を有するアミン化合物、芳香族有機酸、フェノール化合物、フェノール樹脂等を配合することにより、分散性が良好であり、且つ、充分な皮膜量の化成皮膜を形成できる。 (もっと読む)


【課題】耐白錆性に優れた化成処理用亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法、並びに耐白錆性に優れた化成処理鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面より深さ50nm以内の亜鉛めっき層に、Co,Ni,Mn、Mg、Al、Ce、In、Si,Ti,V,Mo、Zrの酸化物からなる1種又は2種以上を合計で2〜100mg/m含有し、鋼板表面より深さ50nm超えの亜鉛めっき層はZn及びの不可避的不純物からなる化成処理用亜鉛系めっき鋼板。この鋼板を製造するにあたっては、亜鉛めっき鋼板を、Co,Ni,Mn、Mg、Al、Ce、In、Si,Ti,V,Mo、Zrの1種又は2種以上と、硝酸イオン及び硫酸イオンを含み、pH0.5以上pH3.5以下である酸性溶液に、鋼板と酸性溶液との相対流速が0.5m/秒以上で、接触時間が0.5〜20秒間、接触させた後、水洗することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 電気亜鉛系めっき鋼板表面にリン酸、第一リン酸塩のうち一種または両者を含んだ酸性水溶液を塗布乾燥して非晶質皮膜を形成する際に、耐食性を損なうことなく、外観色調に優れた表面処理鋼板を製造できるようにする。
【解決手段】 電気亜鉛系めっき鋼板表面にリン酸、第一リン酸塩のうち一種または両者を含んだ酸性水溶液を塗布乾燥して非晶質皮膜を形成するに当たって、前記リン酸、第一リン酸塩のうち一種または両者を含んだ酸性水溶液を塗布する前に、縮合リン酸塩を含みかつ、固体粒子濃度を1.0g/L未満とした水溶液にて表面調整する。 (もっと読む)


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