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国際特許分類[C23C4/08]の内容

国際特許分類[C23C4/08]に分類される特許

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【課題】塩酸,クロム酸,リン酸等の酸薬液飛散下での溶射皮膜の寿命を延長できる耐食性ロールおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の方法は耐食性ロールであり、ロール1の表面に形成された第1層として硬化肉盛の溶接被覆層2と、第2層としてNi系の超合金系による溶射被覆層3と、第3層としてWC―NiCr溶射被覆層4と、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成した封孔処理層とを備える。第2の方法は耐食性ロールの製造方法であり、ロール1の表面に第1層として硬化肉盛溶接加工を行い、次いで、機械加工、研磨加工をおこない、次いで、第2層としてNi系の超合金系による溶射加工を行い、次いで、第3層としてWC―NiCr溶射加工を行い、次いで、研磨加工をおこない、次いで、セラミック系流体を被覆表面に流し込んで焼成する封孔処理を行う。 (もっと読む)


【課題】溶射被覆層に亜鉛を使用することなく耐食性と外観性を両立させた溶射被覆部材を提供する。
【解決手段】鉄製または鋼製の基材の表面に金属溶射によって形成される溶射被覆層を、マグネシウムを含有するアルミニウム合金層とケイ素を含有するアルミニウム合金層とを混成した擬合金層とすることにより、アルミニウムで被覆層を形成したものと同等の優れた耐食性を有し、しかも表面に孔食が発生せず外観性に優れたものとなるようにしたのである。 (もっと読む)


【課題】締め付け前に、溶射ナットに錆が発生することを防止出来るとともに、従来よりも溶射ナットを締め付ける際の摩擦力が低減させる。
【解決手段】少なくともネジ部に溶射処理が施されて溶射被膜10が形成された溶射ボルト2と、被締結体100側の接触面3aと、被締結体100を挟んで溶射ボルト2のネジ部2cに締め付けられる内ネジ部3bと、接触面3a及び内ネジ部3b以外の面である外筐面3cとを有し、接触面3a及び外筐面3cに溶射処理が施されて溶射被膜20a,20cが形成された溶射ナット3とを備え、溶射ナット3は、接触面3aの溶射被膜20a及び内ネジ部3b上に、潤滑剤が塗布されて潤滑層21a,21bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】 割れや、バッキングプレートやバッキングチューブに対する剥がれが生じ難いスパッタリングターゲットおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のスパッタリングターゲットの製造方法は、CuGa合金粉末とCu粉末との混合粉末を、金属基体上に溶射してスパッタリングターゲットを形成する工程を有する。これによって作製されたターゲットは、互いに不定形なCuGa合金相と純Cu相とが、相互に食い込み合った組織を有している。 (もっと読む)


【課題】高温用途材の表面に耐熱性や耐高温摩耗性に優れ溶射皮膜を形成するのに有効に用いられる耐熱合金溶射粉末材料を得ること。
【解決手段】0.5〜10mass%のW、20mass%以下のCrを含有し、残部がNiであるNi−W−Cr耐熱合金、あるいはNi−W−Cr−(Pおよび/B)合金からなり、かつ粒径が6〜70μmの大きさである高温用途材被覆用の耐熱合金溶射粉末材料とそれを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】高温用途用部材表面に被覆形成する耐熱性、耐摩耗性、潤滑性、剥離性に優れた溶射皮膜被覆高温用途用部材を提案する。
【解決手段】高温に曝される基材の表面に直接、Wの含有量が0.5〜10mass%であるNi−W系耐熱合金の溶射皮膜を被覆してなる高温用途用部材、およびその部材を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】コールドスプレー法を用いてステンレス基材に金属皮膜を形成させた積層体を製造する場合に、ステンレス基材と金属皮膜との間の密着強度が高い積層体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の積層体10の製造方法は、ステンレス基材1を、金属皮膜2の材料の融点に対する比率が.40以上0.65以下の温度であって、かつステンレス基材1の融点に対する比率が0.5以下の温度に加熱し、加熱したステンレス基材1の表面に、金属皮膜2の材料である材料粉体を該材料粉体の融点より低い温度に加熱されたガスとともに固相状態のままで吹き付けて堆積させることによって金属皮膜2を形成する。 (もっと読む)


【課題】オープンラック式気化器(ORV)等に用いられた際に、耐食性、特に腐食環境下で長期にわたって使用可能な耐食性に優れる耐食性アルミニウム合金部材およびORVの伝熱管またはヘッダー管を提供する。
【解決手段】耐食性アルミニウム合金部材20は、アルミニウム合金からなる基材21と、基材の表面の少なくとも一部に被覆されたアルミニウム合金からなる厚さ250μm以上の犠牲陽極皮膜22とを備え、犠牲陽極皮膜22は、その最表面から深さ150μmまでの領域(表面側領域22B)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%以上15%以下、かつ、孔径5μm以上の粗大気孔23aの割合が70%以上であり、さらに、最表面から深さ150μmを超えて基材21との界面24までの領域(界面側領域22A)において、その厚さ方向の断面における気孔23の面積率が5%未満、かつ、粗大気孔23aの割合が60%以下である。 (もっと読む)


【課題】耐候性、耐水性、耐変色性および皮膜密着性のすべてに優れる化成処理皮膜を有する溶接めっき鋼管を提供すること。
【解決手段】Alを0.05〜60質量%含むAl含有Zn系合金めっき鋼板を原板として溶接めっき鋼管を作製した後に、溶接めっき鋼管の外側の表面に膜厚0.5〜10μmの化成処理皮膜を形成する。この化成処理皮膜は、カルボキシル基、スルホン酸基およびこれらの塩からなる群から選ばれる親水性官能基0.05〜5質量%とF原子7〜20質量%とを含有するフッ素含有樹脂と、前記フッ素含有樹脂に対して金属換算で0.1〜5質量%の4A族金属化合物とを含有する。 (もっと読む)


【課題】外面にZn−Al系擬合金の防食層を有する鋳鉄製または鋼製の外面溶射管の耐食性を一層向上させる。
【解決手段】管外面に金属溶射によって形成される防食層を、亜鉛層またはアルミニウムを含有する亜鉛合金層とケイ素を含有するアルミニウム合金層とを混成した擬合金層とすることにより、腐食性環境中で防食層表面に強固で剥離しにくい腐食生成物が発生するようにして、従来のZn−Al系擬合金の防食層を有するものよりも管の耐食性を向上させ、耐食寿命を延長できるようにしたのである。 (もっと読む)


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