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国際特許分類[C30B15/36]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 結晶成長 (9,714) | 単結晶成長;そのための装置 (9,714) | 融液からの引出しによる単結晶成長,例.チョクラルスキー法 (1,247) | 種結晶により特徴づけられたもの,例.その結晶方位 (35)

国際特許分類[C30B15/36]に分類される特許

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【課題】 偏光照明露光装置の偏光材料として要求される結晶性が良く、かつ、光を透過させる主軸方向が<100>方向であるMgF単結晶体からなる光学部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 チョクラルスキー法でMgF単結晶体を製造するに際し、種結晶体として、<100>軸が、鉛直方向から<001>方向に向かって7°乃至45°、好ましくは7°乃至15°傾いた種結晶体を用いる。傾けた種結晶体を用いることにより、育成される単結晶体の軸方向も同じ角度で傾いたものとなるが、このようにして育成された単結晶体の結晶性は、育成方向を<001>軸方向とした場合と遜色ない結晶性を示す。また育成方向を<001>軸方向とした場合に比べて、{100}面からなる平行2面を有する板状体の取得効率がよい。 (もっと読む)


【課題】光アイソレータ用ファラデー回転子として用いられるテルビウム・ガリウム・ガーネット(TGG)を主成分とする常磁性ガーネット結晶(組成式TbGa12)をチョクラルスキー法によって容易に製造できるTGG単結晶育成におけるシーディング方法を提供する。
【解決手段】Cz法(回転引き上げ法)により、原料融液に種結晶を接触させて成長結晶を引き上げるテルビウム・ガリウム・ガーネット(TGG)単結晶育成におけるシーディング方法において、種結晶として、TGGと同じガーネット構造の単結晶であり、融点が1750℃以上、かつTGGとの格子定数差が±3%以下である結晶を用いることを特徴とするTGG単結晶育成におけるシーディング方法により提供する。本発明によれば、Cz法によって結晶を引き上げる際に、融点及びTGGとの格子定数差が特定の種結晶を用いるので種結晶の溶解という問題が生じないので、シーディングの成功率が高くなり、高品質なTGG結晶が育成できる。 (もっと読む)


【課題】目的とする混晶単結晶と異なる格子定数の種結晶を出発原料として、混晶単結晶の育成のための種結晶を、より短い育成時間とより少ない加工工数により得る。
【解決手段】チョクラルスキー法による混晶単結晶育成用の種結晶を得る際に、目的とする混晶単結晶と異なる格子定数の種結晶を基部(12a)として、該基部(12a)の格子定数に対して格子定数の比が歪による育成不良を生じない範囲となるように融液を調整して、該基部の先端側に混晶層(12b)を育成し、必要に応じて、この混晶層(12b)の格子定数に対して格子定数の比が歪による育成不良が生じない範囲となるように融液を調整して、該混晶層(12b)の先端側にさらなる混晶層(12c)を育成することにより、多層の混晶層を備える混晶単結晶(13)育成用の種結晶(12)を得る。 (もっと読む)


【課題】ファイバーの側面に現れる上下ファセット1組に等しい大きさで反対向きの力を付与することが可能な、ファイバーの固定台を構成要素とするレーザー装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るファイバーの固定台(501)は、ファイバー(500)を設置するための溝(514)を備え、前記溝の形状は、長円を該長円の長軸で分割した形状であり、前記溝の深さは、前記ファイバーの断面に外接する正方形の1辺の長さを2で除した値から0μm〜20μmを引いた値であり、前記溝の幅は、該正方形の1辺の長さに0μm〜40μmを足した値であることを特徴とする。
また本発明では、ファイバー(500)の左右両脇且つ固定台(501)の上下のブロックの間に金属箔(505、506)を挟む。ファイバー(500)は、その長手方向に垂直な結晶軸が水平方向になるように、固定される。 (もっと読む)


【課題】種結晶表面へのガリウムの析出を防止し、それを原因とする多結晶部の発生を抑止した化合物半導体単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】原料及び液体封止剤を入れたるつぼを加熱して原料及び液体封止剤を融解し、融解した原料融液に接触させた種結晶を引き上げることにより、化合物半導体単結晶を成長させる液体封止チョクラルスキー法を用いた化合物半導体単結晶の製造方法において、表面に金属保護膜を形成した種結晶を用いるものである。 (もっと読む)


【課題】結晶成長過程における、結晶回転軸に垂直な方向の成長偏りを抑制し、高効率に単結晶を製造するための結晶成長方法を提供する。
【解決手段】炉内に設置されたるつぼ11内の原料溶融体に対して鉛直方向に上低下高の温度分布を形成し、種子結晶17を原料溶融体表面に接触させ、原料溶融体を冷却する事により、種子結晶17を核として結晶19を成長させる結晶成長方法であって、結晶回転軸に対する垂直面内で成長速度が異なる方位を有する結晶19を成長させる結晶成長方法において、種子結晶17の原料溶融体表面に接触している面は長方形であり、かつ、長方形の長辺を成長速度が早い方位と平行にすることを特徴とする結晶成長方法。 (もっと読む)


【課題】転位密度を低減した結晶成長用のサファイアシードの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、サファイア単結晶からなり、その(0001)面を結晶成長面としてサファイア単結晶を成長させるためのサファイアシードの製造方法であって、前記サファイアシードの側面が、{1-100}面±10°以内の結晶面となり、かつ前記サファイアシードの形状が、六角柱形状または三角柱形状を含むように加工されたサファイアシードを用意する工程と、該サファイアシードに対して所定の熱処理を施す工程と、を具えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 チョクラルスキー法やキロポーラス法でフッ化金属単結晶体を製造する際に、結晶成長炉内におけるトラブルにより、下端中心部が周縁部に比して陥没した状態になってしまった種結晶体を、結晶成長に適した形状に該結晶成長炉内で再生する方法を提供する。
【解決手段】 下端中心部が周縁部に比して陥没した状態になってしまった種結晶体116を10〜30rpmで回転させつつ降下させて、その下端部を融点より10〜100℃高い温度に加熱保持した原料溶融液104に浸漬させた後、その浸漬から120秒以内に種結晶体116を上昇させて原料溶融液104と非接触状態にする操作を繰り返す。これにより、種結晶体116の下端部を平坦形状に再生させることができる。その後、下端部を平坦形状になった種結晶体を用いて単結晶体の育成を開始する。 (もっと読む)


【課題】音速の温度依存性が改善された低コストのタンタル酸リチウム基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基板の状態に加工されたタンタル酸リチウム単結晶から成るタンタル酸リチウム基板であって、Ni(ニッケル)を0.05wt%以上1wt%以下の範囲で含有させることにより、結晶の音速温度依存性が改善される。前記タンタル酸リチウム単結晶は、種結晶のNi濃度(n1)に対する育成結晶のNi濃度(n2)の比(n2/n1)が1以上3以下となるように調製された種結晶を用い、原料融液の最高到達温度を1800℃以下としてチョクラルスキー法により製造される。 (もっと読む)


【課題】サファイア単結晶の結晶成長に用いられる種結晶の結晶歪みやクラックを低減し、サファイア単結晶の製造効率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】サファイアの単結晶からなる種結晶を加工する種結晶の加工工程S101を行う。次いで、加工工程S101を経た種結晶に対し、種結晶を所定の温度まで加熱する種結晶の加熱工程S102を行う。この種結晶の加熱工程S102において、種結晶における結晶歪みやクラックを除去する。こうすることで、後のサファイア単結晶の成長工程S103において、サファイアインゴットが融液に落下したり、サファイアインゴットに結晶歪みが生じたりしないようにする。そして、加熱工程S102を経た種結晶を用いて、サファイア単結晶を成長させる単結晶成長工程S103を行う。 (もっと読む)


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