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国際特許分類[C30B9/00]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 結晶成長 (9,714) | 単結晶成長;そのための装置 (9,714) | 溶融溶媒を用いる融液からの単結晶成長 (156)

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【課題】NaとGaのフラックス法において原料窒素ガスを十分に加熱する。
【解決手段】いずれも高温高圧に適応する反応容器100と外部容器200の開閉可能な二重密閉容器を用い、外部容器内に配置した加熱装置31a、31b及び31cで反応容器100を加熱する。反応容器100には窒素供給管10と排出管11とが接続されており、図示しない制御装置により反応容器100内部が例えば100気圧となるように調整しながら窒素の給排気が行われる。ここで、窒素供給管10から供給される窒素は、反応容器100外周を螺旋状に進む被加熱部10aを通過する際に十分な時間を経過するので、加熱装置31a、31b及び31cにより反応容器100と同程度の温度まで加熱されることとなる。こうして、反応容器100内部のNaとGaのフラックス表面に、十分に加熱されたのちに窒素を供給することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】フラックス法における外部容器の雰囲気の内部容器内への拡散防止。
【解決手段】高温に適応し、耐圧性を有しない反応容器100と、高温高圧に適応する外部容器200の開閉可能な二重容器を用い、外部容器内に配置した加熱装置31a、31b及び31cで反応容器100を加熱する。反応容器100には窒素供給管10と排出管11とが接続されている。窒素供給管10にはバルブ10vが接続され、その他端は高圧の窒素タンクに接続されている。排出管11にはトラップ11tが接続されており、任意の方法で冷却することにより、ナトリウム蒸気とガリウム蒸気を凝結させて排気から除去する。また、トラップ11tには2次供給管11’が接続されており、ナトリウム蒸気とガリウム蒸気を除去した排気は外部容器200に供給される。一方、外部容器200には排出管21が接続され、バルブ21vを介して図示しない排気ポンプに接続されている。 (もっと読む)


【課題】フラックス法において、高品質な半導体結晶を低コストで生産すること。
【解決手段】まず、MOVPE法に従う結晶成長によって、厚さ約400μmのシリコン基板11の上にAlGaNから成る膜厚約4μmのバッファ層12と、その後のフラックス法に基づく結晶成長の初期段階において消失されない程度の厚さのGaN層13を積層する。ヒータを加熱して混合フラックスの熱対流を発生させることにより、フラックスを攪拌混合させつつ所定の結晶成長条件を継続的に維持した。この時、混合フラックスと窒素ガスとの界面付近が、継続的に III族窒化物系化合物半導体の材料原子の過飽和状態となるので、所望の半導体結晶(n型GaN単結晶20)をテンプレート10の結晶成長面から順調に成長させることができ、これによって、低転位のn型の半導体結晶(n型GaN単結晶20)が得られる。 (もっと読む)


【課題】フラックス法による窒化物単結晶育成時において、溶液の酸化による単結晶の劣化を防止することである。
【解決手段】雰囲気制御用容器5の内側に外側容器4が設置され、外側容器4の内側に坩堝が設置されている。坩堝内の易酸化性物質を含む溶液の中に種結晶が浸漬されており、これから窒化物単結晶を育成する。窒化物単結晶を育成するときの雰囲気は窒素ボンベ19から供給される窒素および還元性気体のボンベ21から供給される還元性気体を含む。好ましくは、還元性気体が水素を含む。 (もっと読む)


【課題】パワー半導体基板として使用できるレベルの低欠陥密度のGaN基板でありかつトランジスタ等を形成するために必要なn型やp型の特性を制御された材料を得ることができるIII族窒化物結晶成長方法を提供する。
【解決手段】反応容器20内に少なくともIII族元素とアルカリ金属またはアルカリ土類金属からなるフラックスとを含む混合融液を形成し、この混合融液と少なくとも窒素を含む物質からIII族窒化物結晶を成長させる結晶成長法であって、混合融液を形成した反応容器20の上方に設置した複数枚の種結晶基板50を、混合融液中に投入して結晶成長したのち、混合融液の上方に引き出すことを特徴とするIII族窒化物結晶成長方法。 (もっと読む)


【課題】Naなどの易酸化性物質または易吸湿性物質を含む原料を用いてフラックス法により単結晶を育成するのに際して、単結晶育成時の窒化率を向上させ、単結晶の着色を防止することである。
【解決手段】
育成原料溶液の上層部7aに局在する不純物18を反応容器1から排出し、次いで原料溶液7中で単結晶8を育成する。 (もっと読む)


【課題】動作効率や静電耐圧性能の高い半導体光素子を提供する。
【解決手段】フラックス法により混合フラックスとIII族元素とを攪拌混合しながらIII族窒化物系化合物半導体結晶を結晶成長させて製造した光素子基板101はSiドープの厚さ約300μmのn型GaN結晶から成り、その上には、アンドープIn0.1Ga0.9N から成る層とアンドープGaN から成る層とを交互に20ペア積層することによって構成された膜厚90nmの多重層105が形成されており、その上には、アンドープGaNから成る障壁層とアンドープIn0.2Ga0.8N から成る井戸層とが順次積層された多重量子井戸層106が形成されている。また、Mgドープのp型Al0.2Ga0.8N から成るp型層107の上には、アンドープのAl0.02Ga0.98N から成る層108を形成した。p側の電極は、p型GaN層111の上に積層したITOからなるITO電極120で構成した。 (もっと読む)


【課題】SCAM(ScAlMgO4:スカンジウム・アルミニウム・マグネシウム・オキサイド)結晶基板の簡便かつ安価な製造方法を提供する。
【解決手段】サファイア(0001)の薄膜成膜用基板1を真空チャンバー内に導入し、導入後に、パルスドレーザー蒸着法によって、フラックスをターゲットとして、薄膜成膜用基板1上にフラックスの薄膜2を作製し、その後スカンジウム(S)、アルミニウム(A)及びマグネシウム(M)を含むSAM成分をターゲットとして、薄膜成膜用基板1をフラックスが溶融する温度で加熱しながら薄膜成膜用基板の薄膜上にSAM成分の薄膜3を積層して、SCAM単結晶膜4を有するSCAM薄膜基板を作製する。 (もっと読む)


【課題】光デバイスまたは電子デバイスに用いることができるIII族窒化物結晶を提供する。
【解決手段】ガス純化装置320は、10ppm以下の酸素および/または10ppm以下の水分を含むArガスをグローブボックス300の内部空間301との間でパイプ330,340を介して循環する。そして、グローブボックス300中で外部反応容器20の内部に設置された反応容器10Aを新しい反応用器10Bに交換し、新しい反応容器10Bに金属Naと金属Gaとを所定のモル比率で入れるとともに、新しい反応容器10Bと外部反応容器20との間に金属Naを入れる。その後、外部反応容器20の本体部21に蓋部22をメタルシールで接着し、反応容器10Bおよび外部反応容器20を800℃に加熱するとともに、反応容器10B内に窒素ガスを供給してGaN結晶を結晶成長させる。 (もっと読む)


【課題】フラックス法において、高品質な半導体結晶を低コストで生産すること。
【解決手段】結晶転位密度が成長させる半導体結晶よりも高いGaN基板10を用いて、フラックス法でGaN単結晶20を結晶成長させる。GaN基板10の結晶転位密度は、成長させる半導体結晶よりも高いので、その半導体結晶がフラックスに溶融するよりは、GaN基板10がフラックスに溶融する方が速い。N元素がGaN基板の溶解により供給され、結晶成長速度を高くすることができる。また、半導体単結晶の成長と同時にGaN基板10を溶融させて消滅させることができる。成長工程において、Ga元素とフラックスとの溶液では、Ga元素がGaN基板10から供給されるので、表面側成長に伴うフラックス中のGa濃度の低下を抑制でき、フラックス中のGa元素比を一定にすることができ、NaやLiなどのフラックス構成元素が結晶中に取り込まれるのを防止することができる。 (もっと読む)


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