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国際特許分類[D01B7/04]の内容

国際特許分類[D01B7/04]に分類される特許

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【課題】手触りや風合いが軟らかく、嵩高性や弾力性に優れていると共に、水による洗濯が可能であり、幾重にも重ねる必要のないシルクわたの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の繭22から引き出した繭糸束を湿潤状態で繰糸して枠へ巻き取り、巻き取られた繭糸束を精練25してセリシンを除去し、乾燥した後、ドラフターで開繊27することによって製造するシルクわた28の製造方法。シルクわたは50cc/g以上の嵩高性を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】外来タンパク質の性質を損なうことなく、外来遺伝子を発現するカイコの繭を生糸とする方法を提供する。
【解決手段】通常繭を生糸とする際に行われているような100℃を越える条件下での繭の乾燥ではなく、低温(60℃以下)条件下で繭を乾燥させた。また煮繭においては、従来の100℃以上の高温処理や沸点近くの高温水処理ではなく、低温かつ真空浸透処理(減圧処理)を行った。またこれとは異なる煮繭方法として、アルカリによるセリシンの膨潤、界面活性剤、酵素等による繭層への湯水の浸透の組み合わせ処理を行った。さらに、従来よりも低温で繰糸を行った。その結果、外来遺伝子を発現するカイコの繭に含まれる外来タンパク質の性質を損なうことなく、外来遺伝子を発現するカイコの繭を生糸とすることが可能であることがわかった。 (もっと読む)


【課題】量産繭を使用して玉繭,古代種繭から繰製されるような太さ斑や節を有する生糸を得る。
また。繰糸工程と索緒・抄緒工程を同時に繰糸槽内で行なう事により索緒・抄緒工程のための装置部材等を必要としない繰糸法を得る。
【解決手段】整緒繭緒糸を集緒し繰り上げている繰糸槽内の繰糸湯を攪拌する手段を有する繰糸槽に、新繭,落緒繭等の未整緒繭を投入し、前記繰糸湯の攪拌による繭層への繰糸湯の衝撃、繭層同士接触,衝突を生じさせ、前記未整緒繭から粗緒或るいは正緒を生じさせ有緒繭とし、該緒を前記整緒繭緒糸に添緒し、前記攪拌による繭層の崩れにより節の発生等を生じた整緒繭と共に集緒し巻取ってなる索緒・接緒・繰糸を同時に行なう。 (もっと読む)


【課題】繰糸し捲き上げ中の糸条に、繰糸張力の存在を見ることがなく糸にストルスが加わらない太繊度糸の繰製を可能とする。
【解決手段】繰糸槽内で解舒された繭糸を集緒した繰糸糸条を捲取枠に巻取る繰糸装置において、集緒器から捲取枠に至る繰糸糸条の糸道に対峙して、繰糸糸条の進行方向に移動するニップ部材を有する繰糸糸条捕捉手段を配し、繰糸糸条捕捉手段と捲取枠との間の糸道には、弛み糸保持部材を設けることにより、集緒器を通過した繰糸糸条をニップし引出し、引き出した繰糸糸条を、繰糸張力を加えることなく巻き取るものである。そして、繰糸糸条捕捉手段は、揺動腕先端部に糸条ニップ部材を設けるか、繰糸糸条と平行に移動する部分を有する無端体に設けた複数の岐腕先端に、糸条ニップ部材を設けたものとする。 (もっと読む)


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