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国際特許分類[D01D10/00]の内容

繊維;紙 (81,477) | 天然または人造の糸または繊維;紡績 (11,659) | 人造のフィラメント,より糸,繊維,剛毛,あるいはリボンの製造における機械的な方法または装置 (1,824) | 人造のフィラメントまたはその類似物の製造中,すなわちフィラメント引取り前の連続製造工程中の物理的処理 (45)

国際特許分類[D01D10/00]の下位に属する分類

熱処理 (2)
その処理中のフィラメントまたはその類似物の保持
洗浄または乾燥 (17)

国際特許分類[D01D10/00]に分類される特許

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【課題】製造に際して、隣接する糸条間同士の干渉、混繊が防止され、工程通過性に優れており、総繊度が大きく高品位で安価な炭素繊維が得られる炭素繊維前駆体であるアクリル系糸条を製造する方法とその製造装置とを提供する。
【解決手段】アクリル繊維の膨潤糸条の幅を規制する糸条幅規制部(FWR) を有している。この糸条幅規制部(FWR) に第1及び第2糸条幅規制部(WR1,WR2) を配し、第1糸条幅規制部(WR1) にて床面上を走行する糸条(T) の幅を規制すると共に、この糸条(T) に液体を付与する。第2糸条幅規制部(WR2) にて、液体が付与された前記糸条(T) の幅が糸条走行方向に沿って漸減するよう規制する。 (もっと読む)


【課題】ロール装置に付着した汚れ物に関して、従来からの手法である汚れ物を除去するという観点を変え、ロール装置に油剤などの付着物が付着しないようにするという観点で考えた繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ロールの接触面と水との接触角αが50°以上であるロール装置。ロール装置が加熱ロールであることが好ましい。これらより、安定して長期間繊維を得られる工程を提供する。また、前記ロール装置を用いるアクリル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】延伸装置において、手動介入後の自動運転復帰で、各セクションの速度到達時刻がバラツキ、製品の延伸率にバラツキがでるため、製品むらが大きくなっていた。
【解決手段】延伸装置において、複数の延伸ロールは各々が減速機を介して電動機によって駆動され、前記各電動機は駆動電流を検出する電流検出器と回転速度を検出する回転速度検出を備え、前記電流検出器および前記回転速度検出の検出信号はそれぞれ前記各電動機の駆動制御を行う駆動制御器に入力され、前記駆動制御器には延伸制御器から各延伸ロールの回転速度制御信号が入力されており、前記駆動制御器は前記回転速度制御信号に基づいて電動機の回転制御を行い、手動介入後の自動運転復帰時には、各延伸ロールの回転速度および加減速度は再計算され、設定速度到達時間の最も遅いものの設定速度到達時刻に、各延伸ロールが同時に設定速度に達するように設定されていることを特徴とする。
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【課題】ネッキングの位置を制御してネッキング延伸を行うことができ、かつネッキングの安定性を制御して直径のばらつきが小さい均質な糸が製造できる紡糸方法及び紡糸装置の提供。
【解決手段】糸状体に対し張力を付与し、張力が付与された該糸状体の一部を、糸状体の直径が実質的に変化しない温度から糸状体にネッキングが生ずる温度に昇温させることにより、前記糸状体をネッキング延伸して前記糸状体を紡糸する紡糸方法である。冷却手段によりネッキングが生じない温度にした後、加熱手段によりネッキングが生ずる温度に昇温させる態様が好ましい。 (もっと読む)


【課題】糸条送りローラにより送られる糸条を加熱するヒータの消費電力を低減する。
【解決手段】保温箱13には、ヒータ15をそれぞれ備えたゴデットローラ11及びセパレートローラ12が配置された保温空間21の上方に、壁23により保温空間21と仕切られた連通空間22が設けられている。紡糸機から紡出された糸条Yは、保温箱13の上壁13bのスリット25a、連通空間22、及び、壁23のスリット24aを通って保温空間21に入り、ローラ11、12の間を複数回送られた上で、壁23のスリット24b、連通空間22、及び、上壁13bのスリット25bを通って保温空間21から保温箱13の外に出る。このとき、走行する糸条Yの周囲に生じる随伴流によって、スリット24bを通って保温空間21から流れ出した空気の一部は、連通空間22及びスリット24aを通って保温空間21に戻る。 (もっと読む)


本発明は、多数の合成糸を引き出して、2つのグループにおいて鏡面対称的に形成された巻取り箇所のパッケージに巻き取る装置であって、巻取り箇所が、片持ち式に突出するように保持された巻取りスピンドルに沿って延在しており、該巻取りスピンドルが第2の巻取りスピンドルと共に、回転可能に支承された巻取りタレットに配置されており、巻取り箇所に引出し装置が配設されていて、該引出し装置が、鏡面対称的に配置された複数のゴデットを有していて、該ゴデットの軸線が巻取りスピンドルに対して垂直に方向付けられている形式のものに関する。このような形式の装置において、可能な限りコンパクトでかつ操作しやすい配置形式を得るために、本発明の構成では、前記複数のゴデットが一緒に1つのゴデット保持体に保持されており、該ゴデット保持体が巻取りタレットの間における対称平面において機械フレームに支持されている。 (もっと読む)


【課題】均一な直径のプラスチックロッドレンズを、多錘処理によって効率よく安定的に製造することができるプラスチックロッドレンズの製造方法及び製造装置を提供すること。
【解決手段】本発明のプラスチックロッドレンズの製造方法は、複数の吐出口を有する紡糸ヘッド2のそれぞれの吐出口から未硬化ストランドファイバ4を引き上げるステップと、それぞれの吐出口から引き上げられてきた複数本の未硬化ストラントファイバをさらに引き上げながら硬化処理8するステップとを備え、引き上げステップ開始から硬化処理ステップ完了までの間、複数本の未硬化ストラントファイバが、鉛直方向に対し0.3度以内の角度で引き上げられる、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
中空糸膜の乾燥に使用する加熱空気を特定の条件で制御することにより、中空糸膜の構造変化や膜性能の低下を著しく抑制しながら、中空糸膜を効率的に乾燥する。
【解決手段】
セルロースアセテート系ポリマーまたはポリスルホン系ポリマーを含む紡糸原液と、前記ポリマーに対して不活性な芯液とを二重管状ノズルから同時に吐出した後、凝固槽に浸漬し、凝固槽から引き上げた中空糸膜を洗浄し、グリセリン槽に浸漬し、ドライヤーで乾燥する工程を含む、膜厚10〜30μmの中空糸膜の製造方法において、前記乾燥工程が、特定の条件で40〜110℃の乾燥空気をドライヤー中へ送風し、ドライヤーの乾燥空気中に3〜30秒間中空糸膜を通過させることによって行われる。 (もっと読む)


本発明は、マルチフィラメントヤーンを溶融紡糸し延伸し巻き取りFDY糸を形成する方法ならびにこの方法を実施する装置に関する。先ず、熱可塑性の溶融物から多数のフィラメントが押し出され、熱可塑性材料のガラス転移温度を下回る温度に冷却され、最大で8%の水含有率を有する準備処理油が供給され、フィラメントがまとめられ、フィラメント束が形成される。次いで、被駆動のゴデットローラの選択的に加熱されるガイド被覆体においてフィラメント束を1重に部分的に巻き掛けることにより、フィラメント束は、1200m/minを上回る引取速度で引き取られる。延伸し次いで弛緩するために、フィラメント束は、3500m/minを上回る延伸速度で、被駆動のゴデットローラの加熱された別のガイド被覆体の周りに1重に部分的に巻き掛けてガイドされる。このために本発明による装置は、被駆動の複数のゴデットローラを有する2つのゴデット群を備え、第1のゴデット群は、フィラメント束を、引き取りかつ/または加熱するために1重に部分的に巻き掛けてガイドし、第2のゴデット群は、フィラメント束を、延伸するために1重に部分的に巻き掛けてガイドする。
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【課題】アクリル系重合体糸条を加圧スチーム延伸するに際し、同時に多数の糸条を加圧スチーム延伸装置に導糸しても安定な延伸を達成できる加圧スチーム延伸装置を提供する。
【解決手段】加圧スチームを用いてアクリル繊維を延伸するための加圧スチーム延伸装置であって、加圧スチーム延伸装置の入口近傍および出口近傍に、複数のピンガイドBを有する固定バーが設けられ、入口近傍のピンガイドBの間隔を、出口近傍のピンガイドBの間隔の0.5〜0.8倍とした加圧スチーム延伸装置。多数の糸条を同時に加圧スチーム延伸する際の延伸工程の安定性を向上させ、毛羽の発生を低減する事、特に、炭素繊維用アクリル系前駆体繊維においては、後の炭素繊維の毛羽低減にもつながり、炭素繊維製造工程を安定化できる。 (もっと読む)


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