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国際特許分類[D01D5/084]の内容

国際特許分類[D01D5/084]に分類される特許

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【課題】 高強度、高弾性率有する、溶融異方性芳香族ポリエステルからなる細物繊維(単糸繊度3dtex以下のマルチフィラメント)を安定的に製造することができる芳香族ポリエステル繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶融紡糸し、単糸繊度3dtex以下のマルチフィラメントを得る芳香族ポリエステル繊維の製造方法において、紡糸口金直下にヒーターを設けて、紡糸口金表面温度を融点−10℃から融点に保持し、更に、ヒーター下方部に保温筒を設けて、紡糸口金孔から吐出した繊維を徐冷することを特徴とする芳香族ポリエステル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐溶融滴下性(耐ドリップ性)と自己消火性とに優れた耐ドリップ性難燃ポリエステル繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】リン原子含有量が0.3〜1.5重量%、窒素原子含有量が0.01〜1.0重量%であるポリエステルポリマーを溶融し、紡糸口金から吐出し、延伸する耐ドリップ性難燃ポリエステル繊維の製造方法。さらには、紡糸口金から吐出した後に、加熱紡糸筒により遅延冷却を行うものであることや、ポリエステルポリマーが窒素化合物を添加したものであること、ポリエステルポリマーがホスファゼン化合物を添加したものであること、ポリエステルポリマーがリン化合物を共重合したものであること、ポリエステルポリマーがポリエチレンテレフタレートポリマーであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 高精密な電子基板印刷やグラフィック印刷に用いる際に、印刷欠点が発生しない、高強度かつ高強伸度積である繊径の均一性に優れた極めて細繊度のポリエステルモノフィラメントの製造方法を提供すること。
【解決手段】 スピンブロックに連続配設された加熱筒を有する装置で溶融紡糸するに際し、口金に配設した吐出孔の1つの吐出孔当たりの吐出量Qが0.9〜2.4g/分とし、加熱筒の内壁温度Tが270〜325℃、口金面から加熱筒下端までの距離L1および加熱筒の長さL2を吐出量Qと内壁温度Tより規定し、引取ロールの速度が300〜800m/分であることを特徴とする細繊度ポリエステルモノフィラメントの製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数の紡糸口金が一個の紡糸口金パックに装着される多錘用紡糸口金パックを使用して多錘のマルチフィラメント糸条群を紡出する際に、多錘用紡糸口金パックを装着するスピンブロック本体の熱分布斑を可能な限り抑制することによって、各口金から紡出される各マルチフィラメント糸条間の物性差を解消して、高品質の糸条が得られるスピンブロックを提供する。
【解決手段】熱可塑性合成繊維の溶融紡糸装置において、複数個の紡糸口金を備えた角型の多錘用紡糸口金パックを装着するパックドームの加熱壁面温度を均一に保つための手段として、パックドームが設けられるスピンブロック本体の下端面に設置する取付座の長辺部と短辺部の伝熱抵抗を変化させることにより、ゾーンヒーターの発熱量を一定に保ちながら、スピンブロック内部の液体状熱媒の熱伝導による熱移動を促進させることによりパックドームの加熱壁の温度を均一に保つことが可能な溶融紡糸装置とする。 (もっと読む)


【課題】紡糸パック交換、口金面の清掃などの作業時に加熱保温筒の取り外し、取り付け作業が不要となり、これら定常作業の作業性が改善された生産性の向上した溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】紡糸パックの下方に配置された、糸条を加熱および保温する加熱装置と、該加熱装置の下方に配置された、糸条を冷却する冷却装置と、上記加熱装置と該冷却装置を上下方向へ可動させる昇降手段と、上記加熱装置を退避方向へ可動させる搬送手段とを備えたことを特徴とする溶融紡糸装置。 (もっと読む)


【課題】産業用途に適した高強度・高タフネス繊維を提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維などの高タフネス繊維を製造するに際して、溶融紡糸した未延伸糸をガラス転移温度以上に加熱した液体槽を通過させた後、ポリマーがガラス転移温度以下に冷却される前に、ガラス転移温度未満の液体槽を通過させることによって、分子鎖の絡みあいが少ない構造の高タフネス未延伸糸を製造し、これに高倍率延伸を施すことによって高タフネスの繊維を得る。 (もっと読む)


【課題】産業資材用ポリエチレンナフタレート繊維、その製造方法、及びそれを用いた産業資材用ポリエチレンナフタレート繊維コードを提供する。
【解決手段】エチレン−2,6−ナフタレート単位を80%以上含むポリエチレンナフタレート繊維であって、強度が6cN/dtex以上かつ2次降伏点伸度が8%以下であることを特徴とする産業資材用ポリエチレンナフタレート繊維。引取ローラーと第1延伸ローラーとの間において、繊維温度が80℃〜120℃であり、プリストレッチ張力が0.05〜0.3N/dtexの条件を満たしたプリストレッチを行い、第1延伸時の第1延伸ローラーと第2延伸ローラー間において、繊維温度が130℃〜180℃であり、延伸張力がプリストレッチ張力以下である条件にて第1延伸し、その後の延伸も含めた総延伸倍率を5倍以上とし、最後にストレッチ率0〜2%の緊張熱処理を行うことを特徴とする製造方法。 (もっと読む)


【課題】極細のポリアミドマルチフィラメント糸を、ウースター斑の少ない均斉なポリアミドマルチフィラメント糸を製造することを可能にする合成繊維の溶融紡糸装置と合成繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】環状に配列した多数の吐出孔を有する紡糸口金、該紡糸口金の直下に該口金面に向けて蒸気を噴出する噴射口を有する蒸気噴出装置、該蒸気噴出装置の下方に配されて冷却風を前記環状にある吐出糸条群の外周側から該吐出糸条群の中心側に向けて冷却風を吹き出す環状冷却装置を有する合成繊維の溶融紡糸装置であり、また、該溶融紡糸装置を用いて、単繊維繊度1.3デシテックス以下のフィラメントの多数からなるマルチフイラメント糸として引取り速度3500m/分以上で引き取る合成繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高融点の合成樹脂を溶融紡糸する方法であって、長期間安定して紡糸を行う事ができる合成繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】融点が260〜300℃の合成樹脂を溶融紡糸する製造方法であって、紡糸口金の孔部長さLと孔径Dの比L/Dが4以上であり、紡糸剪断速度が500〜2000/sであると共に、口金面の温度を320〜350℃の範囲に制御することを特徴とする。さらに溶融温度Tが300〜330℃であり、口金面の温度が溶融温度の−10℃以上+40℃以下の範囲であることや、口金下に30〜500cmの加熱帯があり、該加熱帯温度が300〜420℃の範囲であること、口金の表面と合成樹脂との接触角が70〜90°であることが好ましい。また合成樹脂がポリエステル樹脂やポリエチレンナフタレート樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高強度のポリエステル繊維の製造方法、あるいは、1種類のポリマーで嵩高性に優れ、力学特性に優れたポリエステル混繊糸の製造方法を提供すること。
【解決手段】ポリエステルを紡糸口金より吐出し紡糸するに際して、紡出糸条を、雰囲気温度が(ポリエステルの融点−100℃)〜300℃である加熱装置を通過させた後、雰囲気温度が0〜50℃である冷却装置を通過させて高強度のポリエステル繊維を得る、さらには、このポリエステル繊維を紡糸混繊糸の1成分として用いて、ポリエステル繊維からなる紡糸混繊糸を得る。 (もっと読む)


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