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国際特許分類[D01F1/00]の内容

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【課題】多数の紡糸孔が穿設された紡糸口金より紡糸原液(ドープ)を一旦空気などの気体雰囲気中へ紡出し、凝固液を貯えた凝固浴へドープを導いて繊維化する乾湿式紡糸において、単繊維切れの発生頻度を少なくして生産性を向上させると共に、糸条を構成する単繊維群間での品質のバラツキが無い安定して優れた性能を有する繊維を紡糸するための乾湿式紡糸装置を提供する。
【解決手段】多数の紡糸孔が穿設された紡糸口金からエアギャップを介して紡出された紡糸原液を繊維化して凝固させる凝固液を充填する凝固浴と、
(1)その両端に開口を有し、(2)一方端側開口は漏斗形状を呈して前記凝固液の液面下に設けられ、(3)他方端側開口は前記一方端側開口の設置位置より下方に設けられて大気中に開放され、(4)前記一方端側開口より下方へ略鉛直に伸びた第1直管部と、前記第1直管部と10°から120°の角度を形成して設けられた第2直管部と、前記第1直管部と前記第2直管部を所定の曲率半径を有する曲管で接続する曲管部とが前記他方端側の開口へ向って形成され、(5)前記一方端側開口から内部へ流入した凝固液が前記第1直管部、前記曲管部、及び前記第2直管部を流通して前記他方端側開口から流出するように構成された流管と、
前記流管の曲管部及び/又は第2直管部に設けられて前記流管中へ濃度及び/又は温度の異なる凝固液を供給する凝固液供給手段とを少なくとも備えた乾湿式紡糸装置とする。 (もっと読む)


【課題】紡糸口金に穿設された吐出孔から吐出されたドープを凝固液中へ導入し、凝固させて繊維化した糸条の糸道変更を行うガイドまたはローラにおいて、ガイドまたはローラ上での走行糸条のスティックスリップを十分に抑制することができる凝固液中ローラとこれを用いた湿式または乾湿式紡糸方法を提供する。
【解決手段】多数の吐出孔が穿設された紡糸口金1の吐出孔から吐出された紡糸原液を凝固液中2に導入して紡糸原液を凝固させて繊維化させた糸条Y,Yの糸道変更を凝固液中で行うためのローラ3において、ローラは、強制駆動されて回転自在とされる強制駆動ローラとすると共に、走行糸条が接触する接糸面を通液性部材で形成し、通液性部材からローラ内部へ凝固液を吸引する液体吸引ローラとしたことを特徴とする凝固液中ローラとこれを用いた湿式または乾湿式紡糸方法。 (もっと読む)


【課題】多数の吐出孔が穿設された紡糸口金より紡糸ドープを一旦空気中に紡出し、凝固液を貯えた凝固浴へドープを導いて繊維化する乾湿式紡糸において、糸条を構成する単糸群の物性が高く、且つ単糸間群の品質のバラツキの無い安定した性能を有する繊維を得ることができる装置を提供する。
【解決手段】紡糸液を繊維状に紡出するための多数の紡糸孔が穿設された紡糸口金1と、紡糸口金との間でエアギャップを介して一定距離に維持された液面レベルを有する凝固液を充填する凝固浴と、凝固液中に浸漬され且つその上端部から流入した凝固液が内部を流下する流管2bと、流管内の下方に設けられ且つ強制駆動されるローラ3とを少なくとも備え、多数の紡糸孔から紡出された紡糸液を流管内を流下する凝固液と共に走行させて凝固・繊維化して糸条Y,Yとし、糸条をローラに巻き付けて引き取ることを特徴とした乾湿式紡糸装置。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性合成繊維の製造方法において、ゴデッドローラー表面の付着物の蓄積による紡糸糸切れを防ぐことにより生産性を向上させた熱可塑性合成繊維の製造方法の提供。
【解決手段】溶融紡糸した糸条に給油、交絡を付与した後、この糸条にゴデットロールを介して延伸、熱処理を施し巻き取ることからなる熱可塑性合成繊維の製造方法において、延伸直前もしくは延伸直後に配置した糸条規制ガイドが、ゴデットローラーの回転軸方向に往復運動し、その往復運動における糸条往復巾Yと糸条間距離[mm] XPとが、記式Y≦XPを満たしており、かつ、糸条トラバース1往復中の折り返し地点から1/10までの距離における糸条接糸時間を20%以下としたことを特徴とする熱可塑性合成繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】糸条長手方向の油剤付着を安定化させ、高品質に生産することが可能な熱可塑性繊維のローラ油剤付与装置および熱可塑性繊維の製造方法を提供する
【解決手段】熱可塑性樹脂の紡出糸条を冷却装置で冷却した後、この紡出糸条に対し給油ローラにて油剤を付与するローラ油剤付与装置において、前記給油ローラ4が、ローラ外周面の軸心方向に1mm以上の深さ、軸心平行方向に10mm〜80mmの幅を形成した溝部3を少なくとも1箇所以上有していることを特徴とするローラ油剤付与装置。 (もっと読む)


【課題】赤い可視光線と不可視光線の近赤外線を透過する繊維を提供する。
【解決手段】赤い可視光線と不可視光線の近赤外線を透過する繊維3を用いた衣類である。該衣類を着用すると体細胞に近赤外線が浸透して血流に刺激を与え続けるので血流の流れが潤滑となり、健康体の維持に優れた効果を発揮する。 (もっと読む)


【課題】溶媒を用いることなく、極めて細径でありながら径の均一性が高く、また物性的にも優れた極細繊維を提供する。
【解決手段】極細繊維製造方法は、原料繊維1である熱可塑性高分子に赤外線11を照射して溶融させ、熱可塑性高分子1とターゲット9の間に高電圧を印加し、高電圧の電場の引力により熱可塑性高分子をターゲット9上に曳いて細化する。 (もっと読む)


【課題】本発明の微細多孔質繊維は、繊維形成性高分子内に超臨界気体が導入されて、10個/cm以上の密度で微細多孔(セル)が形成されており、体積膨脹比率が1.2〜50で、微細多孔(セル)の直径に対する長さの比率が2以上で、且つ単繊維(Monofilament)の直径が5μm以上である。本発明の微細多孔繊維は、セル密度が高くて均一であり、その体積膨脹率とセル長さに対する直径の比率とが良好であるので、軽量性と触感などが非常に優れる。
【解決手段】本発明の微細多孔質繊維は、繊維形成性高分子を押出機で溶融・混練する時、該押出機内に超臨界流体を導入して均一な濃度の単相の高分子溶融液−気体の溶液を製造し、次いで、急激な圧力降下速度を与えながら、上記単相の高分子溶融液−気体の溶液を紡糸口金の吐出孔を通じて吐出(紡糸)して微細多孔質の吐出物(繊維)を製造し、該微細多孔質の吐出物を吐出直後に冷却媒体にて急冷して、紡糸ドラフトが2〜300になるように、10〜6,000m/分の巻き取り速度で巻き取る方法によって製造される。 (もっと読む)


従来のエレクトロスピニング方式によっては、連続状フィラメント(糸)を簡単で連続的な工程で製造することができない。本発明は、このような問題点を解決するために、高分子紡糸溶液をノズル(5)を通じてコレクター(7)にエレクトロスピニングして、リボン形態のナノ繊維ウエブ(17a)を製造し、次いで、上記ナノ繊維ウエブ(17a)をエア撚り糸装置(18)内に通過させて撚り糸することにより、連続状フィラメント形態のナノ繊維フィラメント(17b)を製造し、次いで、上記ナノ繊維フィラメント(17b)を延伸することを特徴とするナノ繊維からなる連続状フィラメントの製造方法を提供する。

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