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国際特許分類[D01F4/02]の内容

国際特許分類[D01F4/02]に分類される特許

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【課題】エレクトロスピニングにより有用な水不溶化可能なセリシンナノファイバー、セリシン・フィブロイン複合ナノファイバー、およびそれらの製造方法を提供すると共に、これらのナノファイバーの水不溶化技術、ならびに水不溶化ナノファイバーからなる染色増強材、金属イオン吸着材および耐薬品性増強材を提供すること。
【解決手段】シルクセリシンからなるセリシンナノファイバーであって、シルクセリシンが、裸蛹(遺伝子記号Nd)、セリシン蚕(遺伝子記号Nd−s)もしくはセリシンホープの繭層由来のセリシン、またはこれらカイコの幼虫体内から取り出した絹糸腺内の液状セリシンもしくはこの液状セリシンを凝固させたセリシンである。得られた水溶解性ナノファイバーを水不溶化処理および化学加工処理し、この水不溶化ナノファイバーからなる染色増強材、金属イオン吸着材および耐薬品性増強材。シルクセリシンとシルクフィブロインとからなる複合ナノファイバー。 (もっと読む)


【課題】 微細な平均繊維径を持ち、繊維径が揃ったシルク複合ナノファイバー及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 カイコのシルクフィブロインと、ポリオキシ酸及び多糖類から選ばれた生分解性素材の少なくとも1種とを主成分とする。カイコのシルクフィブロインのドープと、ポリオキシ酸及び多糖類から選ばれた少なくとも1種の生分解性素材のドープとからなるシルク複合ドープを用いてエレクトロスピニングすることにより製造する。 (もっと読む)


【課題】 水生昆虫由来のシルクから製造された、極細の平均繊維径及びバラツキの少ない繊維径を有し、紡糸状態が良好なシルクナノファイバー及びシルク複合ナノファイバー並びにその製造方法を提供すること。
【解決手段】 水生昆虫由来のシルクから得られたフィブロインH鎖の画分からなるシルクナノファイバー、フィブロインH鎖の画分と、水溶性高分子及び/又は非イオン界面活性剤とからなるシルク複合ナノファイバー、フィブロインH鎖の画分を有するシルクドープを調製後、エレクトロスピニングすることからなる該ナノファイバーの製造、及びフィブロインH鎖の画分を有するシルクドープに、水溶性高分子及び/又は非イオン界面活性剤を添加してシルク複合ドープを調製後、エレクトロスピニングすることからなる該複合ナノファイバーの製造。 (もっと読む)


本発明は、egelシルクフィブロイン繊維を延伸するための組成物および方法に関する。得られた繊維は、光を伝送することができ、したがって光ファイバーとして使用することができる。シルクフィブロイン繊維は、可溶化シルクフィブロイン溶液に電場を印加してシルクフィブロインゲルを生成する工程;シルクフィブロインゲルを粘性のシルク液に変換する工程;および粘性のシルク液からシルク繊維を延伸する工程を含む方法により製造される。本発明のシルク繊維は、織物、医療用縫合材料および組織材料等の材料として、ならびにこれらの材料に光学特性を付与するのに使用することができる。

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【課題】エレクトロスピニング技術を利用して平均繊維径と繊維径分布の制御が可能となる絹タンパク質ナノナノファイバーを製造する方法を提供すること。
【解決手段】家蚕若しくは野蚕幼虫由来の絹タンパク質を水、蟻酸、ヘキサフルオロアセトン水和物、又はヘキサフルオロイソプロパノールに溶解して、絹タンパク質ドープを調製し、得られた絹タンパク質ドープを用いて、絹タンパク質ドープがゲル化しない温度でエレクトロスピニングすることにより絹タンパク質ナノファイバーを製造する。 (もっと読む)


【課題】家蚕又は野蚕由来の絹タンパク質ドープを用いるエレクトロスピニングにより絹タンパク質ナノファイバーを製造する方法及び得られた絹タンパク質ナノファイバー、並びに該ドープを用いるエレクトロスピニングにより絹タンパク質複合体ナノファイバーを製造する方法及び得られた絹タンパク質複合体ナノファイバーを提供すること。
【解決手段】家蚕又は野蚕由来の絹タンパク質水溶液を透析して純粋な絹タンパク質ドープを調製し、又はこの絹タンパク質ドープに非イオン界面活性剤及び水溶性高分子から選ばれた少なくとも1種を添加して絹タンパク質複合ドープを調製し、この絹タンパク質ドープ若しくは絹タンパク質複合ドープを用いてエレクトロスピニングにより絹タンパク質ナノファイバー又は絹タンパク質複合体ナノファイバーを製造する。 (もっと読む)


【課題】製造コストを抑え、環境負荷を低減できる絹フィブロイン繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る絹フィブロイン繊維の製造方法は、絹原料を溶解して絹フィブロイン溶液とする工程と、この絹フィブロイン溶液を濾過する工程と、濾過して得られた絹フィブロイン溶液を脱塩する脱塩工程と、脱塩した絹フィブロイン溶液を噴霧乾燥して粉末化し、水溶性の絹フィブロイン粉末に形成する工程と、上記工程で得られた水溶性の絹フィブロイン粉末を水を溶媒として溶かして所要濃度の絹フィブロイン水溶液とする工程と、該絹フィブロイン水溶液を用いて電界紡糸する工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】天然絹繊維と同等の強度と伸びを持ち、生体内での分解が早い絹繊維を得ることができる絹溶解液、及びそれを用いた新規な再生絹繊維の製造方法の提供。
【解決手段】絹フィブロインを塩化カルシウム水溶液に溶解し、次いで脱塩して得られる絹フィブロイン溶解物を、塩化カルシウムと共に有機溶媒に溶解してなる絹溶解液。 (もっと読む)


【課題】均一な繊維ウエブを得ることのできる静電紡糸装置を提供することである。また、ノズル交換にともなうトラブルを解消できる静電紡糸装置を提供することである。
【解決手段】互いに隣設のノズル孔の軸心方向を互いに斜向させた静電紡糸装置である。また、液溜め容器が円筒状の周壁を有して周壁の軸心のまわりに回転可能とされ、周壁にノズル孔が一巡して配置され、液溜め容器の回転にともない周壁の外周に面する静止領域に到達したノズル孔を清掃する清掃手段と、液溜め容器の回転駆動手段と、到達したノズル孔の導通を一時的に遮断する遮断手段とを備えた静電紡糸装置である。また、紡糸溶液が接着剤を含む静電紡糸方法である。さらに、紡糸溶液がポリエチレンテレフタレート及びヘキサフルオロイソプロパノールを含む静電紡糸方法であり、また、紡糸溶液がセリシンとフィブロインを含む静電紡糸方法である。
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【課題】 2種以上の高分子ファイバーを、簡便に混紡させることができ、血管新生、神経再生のための細胞接着、細胞増殖に適した足場材料として適用可能な、しかも多機能化をも可能な、新しい混紡型高分子ファイバーの製造方法を提供する。
【解決手段】 高分子溶液に電圧を印加し、高分子溶液のジェットを噴射して高分子ファイバーを形成させるエレクトロスピニング法を利用して高分子ファイバーを製造する方法において、複数種の高分子溶液の紡糸開始点が同一または近接するようにして、前記複数種の高分子溶液のジェットを噴射することで、複数種の高分子が含有された単一の高分子ファイバーを形成させる。 (もっと読む)


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