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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】炭素繊維製造工程において特に耐炎化処理工程において、単糸同士の接着防止・単糸切れ防止などが少なく工程安定性が良好な炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】シリコーン系油剤を付与してなる炭素繊維製造用アクリル系前駆体繊維であって、前記前駆体繊維中の油剤付着量が0.01〜0.25質量%であり、前記前駆体繊維を25℃から20℃/分で昇温して100℃になるまでの間に発生する最大収縮応力が5.0mN/30dtex以下であり、且つ単糸切れ数が1.5ヶ/m未満である炭素繊維製造用前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】
糸条密度を高めやすい反面、製糸速度を高めにくいポリアクリロニトリル系前駆体繊維の湿式紡糸において、特定の分子量分布を有することにより製糸速度を高め、生産性およびプロセス性を損なうことなく、安定した高品質な炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液を臨界濃度を超える溶媒濃度でかつ凝固糸条を成形することが可能な溶媒濃度の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
製糸工程での単繊維間の融着と接着を効果的に抑制し、かつ炭素繊維を安定して操業性良く生産できる炭素繊維前駆体用油剤、および炭素繊維の高性能化と操業安定性と両立させることができる炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
末端に第1級アミンを有する構造のアミノアルキレン基を側鎖に有するアクリル系重合体(A)0.2〜20重量%、芳香族エステル、トリメチロールプロパンアルキルエステル、トリメリット酸アルキルエステルおよびジアルキルチオジプロピオネートからなる群から選ばれた化合物(B)60〜90重量%、および界面活性剤(C)10〜40重量%からなる炭素繊維前駆体繊維用油剤。
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【課題】引張強度、引張弾性率が低下することなく、繊維表面における孔の直径、孔の占有率、細孔容積が制御された表面多孔質炭素繊維を提供する。
【解決手段】繊維表面に孔を有する多孔質炭素繊維であって、窒素を用いたガス吸着量測定装置で測定される細孔容積が15〜100cm3/g、単繊維引張強度が3000〜4000MPa、孔の平均直径が0.05〜0.5μm、繊維表面上の孔の面積占有率が30〜60%、である表面多孔質炭素繊維。好ましくは、繊維長さが2mm以上である。更には、炭素繊維中の金属含有率が11〜50質量ppmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】再生可能な材料に由来する原料から炭素繊維を製造する方法と、この方法で得られる繊維とその使用。
【解決手段】(a)植物由来のグリセロールからアクロレインを合成し、(b)アクロレインをアンモ酸化してアクリロニトリルにし、(c)アクリロニトリルをアクリロニトリルのホモポリマーまたはコポリマー(PAN)に重合し、(d)PANをPAN繊維に加工し、(e)PAN繊維を部分酸化し、(f)部分酸化したPAN繊維を炭化する段階を含む。 (もっと読む)


【課題】焼成工程での単繊維間の融着を防止する効果を維持しつつ、炭素繊維前駆体アクリル繊維束の紡糸工程の操業安定性が高く、かつ得られる炭素繊維束の機械的特性を向上することができる油剤組成物を提供する。また、工程通過性が向上し、生産性を高めることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シアノ基を有するポリオルガノシロキサンを含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物を用い、その油剤組成物がミセルを形成している水系乳化溶液をアクリル繊維束に付与する。 (もっと読む)


【課題】乾燥・延伸工程を極力短縮化して生産性を向上しつつ、毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体が溶解してなる紡糸溶液を紡糸して得た膨潤糸を、温度110〜185℃の過熱水蒸気雰囲気中で延伸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】得られる炭素繊維前駆体アクリル繊維束の品質を低下させることなく、製造中のアクリル繊維束に帯電した静電気を効率良く除電して集束性を向上させることにより、優れた操業性及び生産性で炭素繊維前駆体アクリル繊維束を得ることができる製造方法及びその製造装置を目的とする。
【解決手段】アクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解して紡出させる溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束を、走行させつつ乾燥する乾燥工程を含み、前記乾燥工程で、前記アクリル繊維束に帯電した静電気を除電することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造方法。また、溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束Xを、走行させつつ乾燥する乾燥手段30と、乾燥手段30でのアクリル繊維束Xの静電気を除電する除電手段40とを少なくとも有する炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造装置1。 (もっと読む)


【課題】帯電防止効果付与しながらも油剤処理を阻害することがなく、現行の設備条件において炭素繊維前駆体アクリル系繊維束の集束性を向上し、その繊維束幅を小さくすることが可能な炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物と、該油剤組成物を用いて得られる炭素繊維前駆体アクリル系繊維束及びその製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物は、導電性を有する炭素系微粒子を含有することを特徴とする。また、本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維束は該炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物を用いて得られるものである。 (もっと読む)


【課題】衣料用途にあっては、腰があって柔らかく、ボアー用途、マイヤー毛布用途、カーペット用途にあっては、その製造過程におけるサバキ加工による分繊性、ポリッシャー加工による脱捲縮性に優れた、混紡紡績糸を提供する。
【解決手段】アクリル系繊維からなる収縮扁平繊維と、非収縮繊維とからなる混紡紡績糸であって、収縮扁平繊維と非収縮繊維とが収縮扁平繊維20〜70質量%、非収縮繊維80〜30質量%の構成比率で原綿或いはスライバーの段階で混合され、紡績されてなり、収縮扁平繊維が収縮したときに、糸に2層以上の多層の糸構造を形成させることができ、また、立毛製品のパイルではその根元にねじり解除によるばらけ易さを生じ、分繊性を良好なるものにする。 (もっと読む)


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