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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、乾式紡糸によって繊維化し、全延伸倍率が20〜120倍の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、強度が高い炭素繊維束を製造できる炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】複数の単繊維からなり、該単繊維がアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維束であって、単繊維の断面の長径と短径との比(長径/短径)が、1.35〜1.5であり、単繊維の表面の最大高さ(Ry)が、0.42〜0.6μmであり、Ry/(長径/短径)が、0.31μm以上である。 (もっと読む)


【課題】 従来法と比べて高強度で高配向のポリアクリロニトリル系繊維を提供し、高強度炭素繊維前駆体を提供するものである。
【解決手段】 ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)法により測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量が300万〜1500万であるピーク面積比が全ピーク面積の30%以上であるポリアクリロニトリル系ポリマーを、紡糸溶液中にポリマー成分が12重量%以下となるように含有する紡糸溶液とし、該溶液を凝固浴中に吐出させて凝固糸にするとともに、この凝固糸を凝固浴中で2倍以上に延伸した後、さらに延伸工程を有することを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法であり、紡糸溶液に用いる溶媒がN,N−ジメチルホルムアミドであり、凝固浴溶媒が80重量%以上のエタノールを含有することを特徴とするポリアクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた機械特性を有し、特に航空機用途、産業用途といった高品質、高性能な繊維強化樹脂を得るための炭素繊維束を提供する。
【解決手段】単繊維の表面に繊維の長手方向に2μm以上延びる数本の表面凹凸構造を有し、単繊維の表面の最高部と最低部の高低差(Rp−v)が15〜50nm、平均凹凸度Raが2〜6nm、単繊維の繊維断面の長径と短径との比(長径/短径)が1.015〜1.10である炭素繊維の単繊維からなり、ストランド強度が5700MPa以上、ASTM法で測定されるストランド弾性率が245〜280GPa、結節強さが700N/mm以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、本発明は、前記した従来技術が有する問題を解決すること、すなわち、多孔数の紡糸口金を用いて、高粘度の凝固浴液中を高速で紡糸しようとしても、安定して炭素繊維前駆体繊維を製造でき、かつ、短時間の耐炎化においても毛羽の発生が少なく、安定して炭素繊維を製造する方法を提案することを目的とする。
【解決手段】
短径が75〜200mm、孔数3000〜30000個である紡糸口金を用い、凝固浴液の紡糸条件での凝固温度における粘度が7〜15mPa・sの条件で凝固浴液中を凝固糸が35〜100m/分の速度で走行するように乾湿式紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法であって、Z平均分子量(Mz(P))が80万〜600万で、多分散度(Mz(P)/Mw(P))(Mw(P)は、重量平均分子量を表す)が2.7〜10であるポリアクリロニトリル系重合体を含有する紡糸溶液を用い、紡糸ドラフトを5〜50とし、紡糸口金の最外孔からの吐出した紡糸溶液の紡糸口金面鉛直方向との角度を5〜15°とすることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】単糸繊度の小さいアクリル系繊維を用いてなる高強力で、加工通過性が良好で、品位に優れた紡績糸ならびにそれを用いた編地を提供する。
【解決手段】以下の要件を満たすアクリル系繊維を含む紡績糸。単糸繊度が0.3〜1.7dtex、引張強さが2.0cN/dtex以上、繊維断面における長軸の最大値Aと短軸の最大値Bで表される長方形の断面積をS、繊維自体の断面積をS1としたとき、面積比(S1/S)が0.20<(S1/S)<0.90を満足し、繊維長を繊維径で割り返したアスペクト比が2.5×10〜5.5×10であり、繊維表面の繊維軸と垂直方向に最大0.3〜3.0μmの凹凸を有するアクリル系繊維を含んだ紡績糸。 (もっと読む)


【課題】
乾湿式紡糸法で優れた可紡性を与える炭素繊維前駆体繊維を製造するに際して必要となる特定の分子量分布を有するポリアクリロニトリル系重合体溶液を高品質かつ低コストで得るための方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリルと0.001〜0.09mmol/Lの重合開始剤を含む溶液を加熱し、重合することで、重量平均分子量Mwが80万〜800万であるポリアクリロニトリルと未反応のアクリロニトリルを含む重合体溶液を得るA工程と、A工程と同一重合槽内で、前記A工程で得られた未反応のアクリロニトリルとポリアクリロニトリルを含む重合体溶液にA工程における重合開始剤の使用量とB工程における重合開始剤の使用量の比(A/B)が0.001〜0.2となる量の重合開始剤と、連鎖移動剤を添加し加熱することで、前記重合体溶液中のポリアクリロニトリルの重量平均分子量Mwを10万〜70万とするB工程の2工程で重合するポリアクリロニトリル系重合体溶液の製造方法であって、B工程終了時における重合槽内の残存重合開始剤量がA工程で加える重合開始剤量の0〜50%となるよう、B工程の加熱温度および/または加熱時間を調整するポリアクリロニトリル系重合体溶液の製造方法。 (もっと読む)


【課題】凝固浴中の糸条の広がりと、広がりが由来して起こるフィラメントの品質斑を改善したアクリル系繊維の製造方法、及び製造装置を提供すること。
【解決手段】凝固浴8中のノズル3から紡出された凝固糸4を、ノズル3と引き取りロール6間にセラミック製のベアリングガイドローラ5を配することによって、糸条を制御し、品質の斑、特に糸条を構成するフィラメントの繊度斑などを抑制することが可能なアクリル系繊維の製造方法、及び製造装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】2000ホールを越える孔密度が高い、さらには紡糸口金と凝固浴液との気相部が20mm未満の乾湿式紡糸において、紡糸口金に結露の発生をおさえ、後工程でのローラ巻き付き、延伸工程での毛羽、糸切れによる品質低下を改善して、全体として大幅に生産性を改善し品質に優れた炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】
アクリル系重合体溶液を凝固浴液上部に設けた紡糸口金から、一旦不活性雰囲気中に吐出させた後、凝固浴液中に導入する乾湿式紡糸によるアクリル系繊維の製造方法であって、凝固浴内の紡糸口金の吐出面と凝固浴液との間に形成される気相部の湿度を10〜40%rhにコントロールすることを特徴とするアクリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


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