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国際特許分類[D01F6/38]の内容

国際特許分類[D01F6/38]に分類される特許

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【課題】生産性を損なうことなく、共有結合によるポリアクリロニトリル高次構造体の発生を抑制するポリアクリロニトリルの製造方法を提供すること。
【解決手段】アクリロニトリルを含む複数種のニトリル系化合物を重合原料とするポリアクリロニトリル共重合体の製造方法であって、アクリロニトリル以外の直鎖不飽和ニトリル系化合物濃度が、アクリロニトリル100質量部に対して0.05質量部以上であることを特徴とするポリアクリロニトリル共重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】結晶配向度が高い耐炎化糸を得ることを可能とするために、結晶配向度および結晶性がより向上した炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】広角X線回折測定にて観測される2θ=17°付近の回折強度プロファイルのピークをβ方向に測定することにより求まる結晶配向度が95.0%以上であり、かつ2θ=17°付近の該ピークの半値幅が0.50°以上であるアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維。2θ=17°付近において、六方晶由来のシングルピークを有すると共に、そのピークの両側のショルダー部に斜方晶由来の2つのピークを有する炭素繊維前駆体繊維。アクリロニトリル系重合体を含有する紡糸原液を紡糸、延伸して得られる繊維を、蒸気圧力300kPa以上、延伸倍率2倍以上でスチーム延伸し、その後、乾燥ロールの蒸気圧力500kPa以下で乾燥処理する、合計延伸倍率5倍以上の炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、耐熱性および耐油性が高く、絶縁性のあるアクリル繊維紙およびその製造方法に関するものである。
【解決手段】本発明の第1の要旨は、アクリロニトリル93質量%以上を重合して得たアクリロニトリル共重合体からなり、単繊維繊度が1dtex以下のアクリル繊維に、220℃以上270℃以下の温度で熱処理を施し、その後、抄造したアクリル繊維紙である。
また、第2の要旨は、アクリロニトリル93質量%以上を重合して得たアクリロニトリル共重合体からなり、単繊維繊度が1dtex以下のアクリル繊維に、220℃以上270℃以下の温度で熱処理を施し、その後、抄造したアクリル繊維紙の製造方法にある。 (もっと読む)


【課題】洗濯耐久性に優れた制電性能を有する細繊度アクリル系合成繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】アニオン性共重合成分を含むアクリル系共重合体を、溶媒濃度が60質量%以上の凝固浴中で紡糸ドラフト1.1〜2.2の条件で紡糸して得られる乾燥緻密化処理工程前の糸条に、末端がカチオン系官能基であるアクリル系ポリマーと、グリシジル基を含むアクリル酸エステル共重合物とからなる帯電防止剤を、付着率0.1〜2質量%で付与し、130℃以上180℃以下温度で20秒〜5分間乾燥緻密化処理を行うことにより、制電性と風合いが優れた細繊度アクリル系合成繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】アクリル繊維を用い、天然毛皮の風合いを有し、かつ洗濯耐久性に優れたパイル布帛を提供する。
【解決手段】長パイル部と短パイル部のある段差パイル布帛において、少なくとも短パイル部を、以下の要件イ、ロを満足するアクリル繊維(A)または以下の要件ハ、ニを満足するアクリル繊維(B)で構成し、パイル部全体ではアクリル繊維(A)またはアクリル繊維(B)を20〜80質量%含有させ、長パイル部のパイル長5〜30mm、長パイル部と短パイル部のパイル長差1〜10mmとする。イ.ハ.単繊維繊度が0.5〜40dtex、ロ.繊維断面が円形を円形の直径より短い短辺を有する長方形が貫いて長方形の両端部が円形外に位置した形状、ニ.繊維断面が三角形形状。 (もっと読む)


【課題】単糸繊度の小さいアクリル系繊維を用いてなる高強力で、加工通過性が良好で、品位に優れた紡績糸ならびにそれを用いた編地を提供する。
【解決手段】以下の要件を満たすアクリル系繊維を含む紡績糸。単糸繊度が0.3〜1.7dtex、引張強さが2.0cN/dtex以上、繊維断面における長軸の最大値Aと短軸の最大値Bで表される長方形の断面積をS、繊維自体の断面積をS1としたとき、面積比(S1/S)が0.20<(S1/S)<0.90を満足し、繊維長を繊維径で割り返したアスペクト比が2.5×10〜5.5×10であり、繊維表面の繊維軸と垂直方向に最大0.3〜3.0μmの凹凸を有するアクリル系繊維を含んだ紡績糸。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
糸条密度を高めやすい反面、製糸速度を高めにくいポリアクリロニトリル系前駆体繊維の湿式紡糸において、特定の分子量分布を有することにより製糸速度を高め、生産性およびプロセス性を損なうことなく、安定した高品質な炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液を臨界濃度を超える溶媒濃度でかつ凝固糸条を成形することが可能な溶媒濃度の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
製糸工程での単繊維間の融着と接着を効果的に抑制し、かつ炭素繊維を安定して操業性良く生産できる炭素繊維前駆体用油剤、および炭素繊維の高性能化と操業安定性と両立させることができる炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
末端に第1級アミンを有する構造のアミノアルキレン基を側鎖に有するアクリル系重合体(A)0.2〜20重量%、芳香族エステル、トリメチロールプロパンアルキルエステル、トリメリット酸アルキルエステルおよびジアルキルチオジプロピオネートからなる群から選ばれた化合物(B)60〜90重量%、および界面活性剤(C)10〜40重量%からなる炭素繊維前駆体繊維用油剤。
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【課題】優れた抗ピリング性とソフトな風合いを有する細繊度の抗ピリング性アクリル系繊維を提供し、また抗ピリング性アクリル系繊維を生産性が高く、かつ製糸安定性良好に得る製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル(AN)と共重合可能なエチレン性ビニルモノマー2〜4モル%、スルホン酸基含有ビニルモノマー0.1〜0.4モル%共重合のAN系重合体からなるアクリル系繊維であって、(1)単繊維繊度0.44〜0.99dtex、(2)引張強度1.4〜2.6cN/dtex、(3)引張伸度30%以下、(4)結節強度1.0〜1.65cN/dtex、(5)結節伸度20%以下の抗ピリング性アクリル系繊維、及びこの繊維を限定された製糸条件の湿式紡糸法。 (もっと読む)


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