説明

国際特許分類[D01F6/64]の内容

国際特許分類[D01F6/64]に分類される特許

1 - 5 / 5


【課題】高タフネスであって工業用に適したポリカーボネート繊維及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】単糸繊度が1〜20dtexであるポリカーボネート繊維であって、強度3.0cN/dtex以上、伸度22.5%以上、かつ強度と伸度の平方根との積であるタフネスが15以上であることを特徴とするポリカーボネート繊維。さらに、繊維がマルチフィラメントにより構成されたものであることや、総繊度が300〜3000dtexであることが好ましい。また製造方法は、ポリカーボネート成分を主成分とするポリマーを溶融紡糸する単糸繊度が1〜20dtexであるポリカーボネート繊維の製造方法であって、溶融紡糸後巻き取ることなく延伸処理する直接延伸法であり、紡糸口金直下に250〜450℃の加熱域があり、紡糸後の引き取り速度が300〜800m/分、延伸後の巻き取り速度が1000〜4000m/分であることを特徴とする。さらには、紡糸口金直下の加熱域の長さが100mm以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】剛性および耐衝撃性に優れた繊維補強樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】ポリカーボネート繊維と樹脂からなる繊維補強樹脂組成物であって、該ポリカーボネート繊維の単糸繊度が1〜20dtexであり、強度3.0cN/dtex以上かつ伸度22.5%以上であり、繊維補強樹脂組成物中のポリカーボネート繊維含有率が10〜70重量%の範囲である繊維補強樹脂組成物。さらには、ポリカーボネート繊維があらかじめ表面処理されたものであることや、ポリカーボネート繊維が織編物を構成していることが好ましい。 (もっと読む)


ポリマー骨格を含むポリマーに関する。ポリマー骨格は複数の炭素原子を有する。骨格の別個の炭素原子へ結合されている、繰り返し単位当たり2つの疎油性カルボキシレート基またはカルボン酸基が存在する。 (もっと読む)


【課題】繊度の小さいポリカーボネート繊維を得る。
【解決手段】数平均分子量が19000以下であり、分岐化度が0.1モル%〜0.8モル%の範囲内であるポリカーボネート樹脂を含む、溶融紡糸法により製造された単一繊維、および当該ポリカーボネート樹脂を含む樹脂を一成分とする、溶融紡糸法により製造された複合繊維は、紡直繊度が比較的小さい繊維として提供することができ、そのまま補強用繊維として、または各種繊維製品の原料として、好都合に使用できる。 (もっと読む)


【課題】細繊度のポリカーボネートを含む繊維を安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】本発明のポリカーボネート繊維の製造方法は、加熱溶融されたポリカーボネートを、ノズル吐出口から35℃以上前記ポリカーボネートのガラス転移点未満の雰囲気温度で、かつ気体雰囲気中に紡出し、フィラメントを得る。気体雰囲気は、風速1〜3m/minの範囲であることが好ましい。これにより、繊維形成された紡糸直後のポリマーの冷却を遅くし、冷却速度を緩和することにより、ポリカーボネート繊維特有の脆化現象が抑制される。 (もっと読む)


1 - 5 / 5