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国際特許分類[D01F9/12]の内容

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【課題】カーボンナノチューブを紡糸してなる、電気伝導性の高い凝集紡糸構造体を得る。
【解決手段】カーボンナノチューブを含む凝集紡糸構造体であって、共鳴ラマン散乱測定により得られるスペクトルで、1550〜1650cm−1の範囲内で最大のピーク強度をG、1300〜1400cm−1の範囲内で最大のピーク強度をDとしたとき、G/Dの比が10以上であり、電気伝導度が50S/cm以上であることを特徴とする凝集紡糸構造体である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を原料として、取扱い性に優れた再生炭素繊維を効率的且つ安価に製造する製造装置及び製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】再生炭素繊維の製造装置は、箱状の本体部105、CFRP40を収納する炭化乾留室102、バーナー104を備えた燃焼室103、及び本体部105と炭化乾留室102との間の空間に形成されている加熱室115を備えている炭化乾留炉101と、乾留後CFRP25を連続的に加熱して固定炭素の一部を除去する連続式炉26とを備えている。本発明の再生炭素繊維の製造装置は、炭化乾留炉101が蒸気発生器105を備えており、100℃以上700℃以下の水蒸気を炭化乾留室102に供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐炎化処理を安定して行え、高品質な炭素繊維を得ることができ、装置周囲への炉内ガスの漏れ出しを低減できる炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】熱風加熱手段で加熱された熱風を循環させて前駆体繊維束を耐炎化処理する耐炎化工程と、該耐炎化処理により得られた耐炎化繊維を炭素化処理する炭素化工程と、該炭素化工程で送出された排出ガスと外気とを熱交換させる熱交換工程と、該熱交換工程で加熱された加熱外気を前記耐炎化工程の熱風に給気する加熱外気給気工程と、を有する炭素繊維の製造方法であって、耐炎化工程の熱風に加熱外気を給気開始してから、定常運転に至るまでの間に給気される該加熱外気の1時間当たりの熱量を、該定常運転時に給気される加熱外気の1時間当たりの熱量の20〜50%ずつ増加させる。 (もっと読む)


【課題】導電性、分散性に優れた、蓄電デバイス導電助材に好適に用いられる極細の炭素繊維を提供すること。
【解決手段】繊維径が1μm以下、繊維径の変動係数が30%以下、アスペクト比が10〜100かつ結晶面間隔(d002)が0.343nm以上である炭素繊維により達成される。かかる炭素繊維は、ポリアクリロニトリルを電界紡糸する工程を有する製造方法により、好ましくは、その後、耐炎化、炭化処理、ないし粉砕する工程を有する製造方法により得られる。 (もっと読む)


【課題】従来存在しなかった構造を有し、導電性が高く、高温環境下で使用することが可能で、さらには、従来のカーボンナノ構造物含有シートとは異なる特性を有する糸状カーボンナノ構造物を製造可能な、糸状カーボンナノ構造物の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともカーボンナノ構造物の分散液と繊維とを混合して混合分散液を作製する第1工程と、混合分散液を用いて帯状のカーボンナノ構造物含有シートを作製する第2工程と、帯状のカーボンナノ構造物含有シートを撚り糸することによりカーボンナノ構造物含有糸を作製する第3工程と、カーボンナノ構造物含有糸を加熱して繊維を炭化又は除去することにより、カーボンナノ構造物を主体としてなる糸状カーボンナノ構造物を作製する第4工程とをこの順序で含む糸状カーボンナノ構造物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維を着色する方法およびその装置、着色された炭素繊維を提供する。
【解決手段】顔料を含んだシラン化合物を発生させ、炭素繊維3に触れさせて顔料を電気蒸着させることで、着色された炭素繊維4を生産する。特に航空旅客機の筐体や翼に使われる炭素繊維に着色を施して、従来の黒色を帯びた炭素繊維の下地塗装を無くして、機体の軽量化をはかりたい。車両の軽量化に炭素繊維が有望視されている、そうした下地塗装を省くことができる。 (もっと読む)


【課題】高い機械的特性を有する繊維強化樹脂を得るための炭素繊維を提供する。
【解決手段】炭素繊維の単繊維の表面を走査型プローブ顕微鏡によって測定した位相像が以下の条件を満たす炭素繊維。
前記位相像に炭素繊維の長手方向に延びる長さ600nm以上の溝が無い。
前記位相像に炭素繊維の長手方向に延びる長さ30nm〜200nmの溝が複数存在する。
ただし、上記位相像の溝は、繊維軸に垂直な方向に位相像の変化がない部分のことをいう。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維を着色する方法およびその装置、着色された炭素繊維を提供する。
【解決手段】二重構造を有するチャンバー042内において、顔料を含んだシラン化合物を発生させ、炭素繊維003に触れさせて顔料を蒸着させることで、着色された炭素繊維004を生産する。また漏れる気相ガスを活性炭フィルタ−034等で回収する。得られた炭素繊維は、カラーバリエーションに富んでおり、多くの製品に芸術性を持たせることができ、多彩な用途が見込まれる。特に航空旅客機の筐体や翼に使われる炭素繊維に着色を施して、下地塗装を省くと同時に、機体の軽量化がはかられる。 (もっと読む)


【課題】原料ガスの反応容器内への導入及び当該反応容器からのガス排出の構成に工夫を凝らし、反応容器内における原料ガスの流動や触媒との接触を良好に行うようにした微小コイルの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】反応容器20は、円筒状容器本体20aと、この容器本体20aの左右両側部から互いに逆方向に延出された原料ガス筒群20b〜29d及び排出ガス筒群20fと、容器本体20a内に挿入した円筒状基材30とを備えている。原料ガス筒群20b〜29dから容器本体20a内に導入された原料ガスは、所定の高温下にて、基材30に担持した触媒と反応して熱分解して、基材30から微小コイルを成長させる。 (もっと読む)


本発明は、酸化処理のための、特に、カーボンファイバーの製造のための酸化炉1であって、公知な方法において、ハウジング2内部に配置されたプロセスチャンバー6と、熱風のための吹出装置13と、プロセスチャンバー6の端部領域に配置された少なくとも1つの吸込装置14、15と、吹出装置13、プロセスチャンバー6及び吸込装置14、15を通して熱風を循環させる少なくとも1つの通風機21と、循環熱風の流体経路に配置された少なくとも1つの加熱装置18と、を具備する酸化炉1に関する。吸込装置14、15は、複数の鉛直に離間された吸込ボックス19で形成されている。そのボックスは、熱風のための少なくとも1つの出口と、プロセスチャンバー6と連通する熱風のための少なくとも1つの入口と、を有し、その入口は、プロセスチャンバーの中央から離間した側部である、吸込ボックス19の外方に面した側部に配置されている。この構成において、繊維が酸化工程を実施される区分の有効長さは、従来の構成と比較して拡張される。それによって、炉1は、特に低く構成され得る。
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